2020-03-25

目先の波乱(急落)は買い?(3/25)

本日の日経平均は、昨日の東京市場を皮切りとしたリスクオンの流れが欧州・米国に引き継がれ、再度東京市場に戻ってきたことから、1,453円高・19,546円と2日連続での4桁上昇での引けとなった。

ただ、2兆ドルの経済対策を組む米国と違い、日本の取組の遅さや企業収益の減退は致命的であり、日銀とGPIFの買いによる株価維持にも限界がある。

本日の先物手口考察

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昨日大幅売り越しであったゴールドマンが本日は5,836枚を買い戻したが、建玉残は-4.8万枚と依然として高水準にある。



買い方のソシエテは2,569枚を買い越しているものの、先物ミニを売り越しており、目先波乱を呼ぶ可能性がある。

なお、売り方の野村證券は2,297枚の買い戻しとなった。

 

今夜のダウ平均予想

昨夜のダウ平均はアジア欧州株の全面高を受けてギヤップアップスタートとなり、窓開け陽線、しかも丸坊主の強い形状のローソク足で取引を終えた。

また、5日線がサポートとなっており、一定の安心感はある。

ただし、足元の価格帯では高水準の出来高から、21,000ドルを超えたあたりからは利益確定のヤレヤレ売りが出やすい状態と見ている。

また、上方の丸で囲んだ3月初めも5日線回復やMACDの陽転等の買いサイン点灯にもにもかかわらず、その後、下落に転じており、MACDの陽転は2営業日にとどまり3営業日目からは再度反落となっている。

このことから、早ければ2営業日目の今夜から、前回の例と同じであれば明日の3営業日目から反落の可能性があると見ている。

ただし、この場合も直近上昇の半値押し、または窓埋め水準では反発の可能性がある。

 

今後の日経平均予想


本日の日経平均は+8.04%・1,454.28円高の4桁・突飛高となったものの、TOPIXは+6.87%・91.52ポイント高にとどまり、引き続き指数先行の先物先行の買い戻しと思われる。

また、出来高も22.8億株・3.7兆円と上昇値幅に釣り合ったボリュームとなっておらず張りぼての上昇であることを示唆している。

加えて、裁定売り残と買い残の比率に改善が見られず、大幅な売り長であることを考慮すると、依然として売り圧力は強いと言わざるを得ない。


やはり、市場筋で囁かれている日銀とGPIFの期末収支の見映えをよくするために両者が買い上げているとの噂にも真実味が出てくる。折りしも、本日の日経平均終値は19,546円と日銀ETF買いの損益分岐点に達した。

直近ではダウ平均と日経平均の比率となるND倍率も縮小傾向にあり、日経平均のダウ離れの声も聞こえるが、ダウとの相関性はそう簡単には離れず、今回の暴落の発源地であるダウ平均の動向が日経平均を大きく左右することに変わりなく、上述のとおりダウ平均に上値の重さが見られた場合は、いったん正の連鎖が断たれるかもしれない。

20:00現在、日経平均CFDが本日終値比で1,000円ほど売られているが、仮に明日以降18,000円水準まで売られる波乱があるとしたら、日銀ETF買いや期末権利取りの資金流入と上述のダウの押し目が重なり、引き続き短期的な上昇が演出されることが考えられる。

その場合、期末通過とともに日銀やGPIFの買いが止まるというあからさまなことはしないと思われることや、直近の大幅上昇に対するテクニカルなガス抜きとなり、チャート上からは3/13の下落始点となる20,360円、または日経平均2万円の象徴的な水準までの戻しが4月初旬~中旬の日柄で発生する可能性もある。

ただし、これらの達成後は徐々に売られる展開を予想している。

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