前引けは利益確定売りに押されたものの、後場は押し目買いも入り+724円高・19,389での大引けとなった。
3月期末の見映えを良くしたい年金や投信等のドレッシング買いなどが入ったと思われる。
先物手口分析
データの集計方法の詳細 → こちら直近の暴落を先導したと思われるゴールドマンは17,805枚の超大口の買い戻しを入れ、建玉残を一気に縮小した点が注目される。
また、買い方のソシエテは売り買い交錯ながら買い建玉を若干拡大しているほか、同じく買い方のバークレイズも本日の上昇局面で押し目買いを広げている。
野村證券は-3,743枚売り越しと昨日に続き逆張りの売りとなっている。
なお、ゴールドマンの買い手口17,805枚のうち、6,309枚が立会外での取引となっており、相手方が野村證券であることも興味深い。
今後の日経平均予想
まずは昨夜のダウ平均の検証から行う。筆者は前日の十字足から5日線の攻防となるのではないかと予想したが、大きな陽線を立ててきたことは想定以上に強いと言わざるを得ない。
この上昇により、5日線が角度をつけた上向きに転化しており、短期上昇トレンドの継続が濃厚となった。
ただ、昨晩は出来高が直近3週間で最も低く、株価位置も5日線と25日線の中間に位置していることから、足元ではもみ合いとなりやすく、売り買い交錯から停滞し、5日線の上昇を待つことになると見ている。
今夜のダウは大幅上昇後の週末となることから、直近上昇に対する利益確定売りが入ることはやむを得ず、昨夜の上昇幅の半値押しとなる-650ドル安程度までは許容範囲と見ている。
なお、昨夜時点の5日線は2,107ドル下方にあるが、今夜は1,400ドル程度までせり上がり、(今夜の結果次第ではあるが)月曜には650ドル程度まで差が詰まることになる。
その意味でも、仮に下落したとしても-650ドル程度であれば、月曜には5日線タッチからの反発が期待できる。
日経平均については、本日の引け際の上昇が実質期末の明らかなドレッシング買いであったと思われることから、月曜は、これらの剥落に加えて期末権利落ち-180円程度が下落すると見ている。
チャート上は、下値は5日線にサポートされ、上値は25日線に抑えられているが、3営業日連続で下値を切り上げており、三角保ち合いの決着はやや上有利と見られる。
また、TOPIXでは5日線を明確に上抜けており、日経平均も早晩TOPIXに当て追いすると見ている。
加えて、本日の先物手口に見るとおり、海外投資家の買い越しに対して本邦個人投資家のベア型ETFの買いに伴うと思われる先物売り越しの構図が見えることからも、定石どおり海外投資家の買いに軍配が上がると見ている。
日経平均の戻りの目処は3/13の下落始点となる20,360円が今回の暴落の半値戻しと重なっていることから、20,000円~20,360円で4月SQの4/10近辺が高値になると見ている。
なお、東京都の感染者数の増加から首都圏封鎖の現実味が増しているが、緊急事態宣言が出された場合の外出自粛要請などを行う期間は21日間とされている。
このことから、日本は4月末からGWが始まるため、経済活動に対する影響を最小限に収めるため、GWを絡めた期間となる4月第3週のどこかとなるのではないかと考えられることからも、大衆心理の弱気ポジションが巻き戻されるのではないかと見ている根拠である。
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