ただ、下げ一巡では底堅さもあり、-150円安・20,100円台前半での売り買い交錯での前場引けとなったものの、後場の日銀ETF買いへの反応が乏しかったことから、後場高を期待して買いを入れた筋の見切り売りが加速し、20,000円の大台をあっさり割れた後は雪崩打つように売られた。
日経平均の終値は3日続落で-352円安の19,914円。
本日の先物手口分析
データの集計方法の詳細 → こちら注目のゴールドマンは差し引き-327枚売り越しと売り買い交錯となっているが、本日の20000円大台割れでも買戻しが入っていない点に着目している。
買い方のソシエテは+1,004枚買い越しと売り買い交錯ながらもやや買いに傾いており、買い建玉を9万枚に乗せた。なお、内訳では先物ミニに利益確定売りを出しながらTOPIX先物を買い建てており、先物買い建玉の主体はTOPIX先物の7.4万枚となっている。
なお、野村證券は-3,578枚を売り越し、売り建玉を11万枚に乗せた。同じく、本日の内訳は日経先物のラージ及びミニを大きく売り越し、売り建玉の主体であるTOPIX先物は435枚の買戻しと限定的となっている。
また、海外投資家の先物手口については概ね売り越し基調となっている。
今後の日経平均予想
まず、昨夜の米国市場で着目したのは、順調にバンドウォークを進めていたナスダック総合指数が-1σを割れた点にある。ローソク足は下ヒゲとなってはいるが、-2σは下降を始めており、目先は続落警戒となっている。
直近のバンドウォークの開始以来、-1σ割れを2回示現しているが、2回とも翌日または翌々日には-1σを回復しているが、上昇期間の長さを考慮すれば、いったんは基準線の8,611ポイントタッチがあり得ると見ている
なお、基準線は概ね-2.8%下方にあり、ダウ平均の昨夜の終値に-2.8%を乗じれば22,600ドルとなることから、概ね22,500ドル~22,800ドル、値幅にして約400ドル~600ドル下方が下値目途と目される。
さて、日経平均については、昨日の記事にて「日経平均についてもいったん2万円を割れる展開になる可能性がある」と記したが、さっそく2万円割れとなった。
ややペースが速い動きであるが、左図の240分チャートに見る5/8の急騰帯(両矢印)に入り込んだため、急騰の始点まで急落したものと見える。
足元は、4月下旬から5月初めにかけて何回かもみあった価格帯が支持帯となっていることから、いったんはもみ合う可能性がある。
ただ、ダウ平均は2日で約1,000ドルの下落となっており、負のスパイラルの発生が高まれば続落の可能性があり、どちらとも予想しがたいが、昨夜の米国市場は出来高が多かったことから、切り返しの反転は出尽くしの売りが生じた後になると見ている。
なお、観測している240分足MACDは足元で-100付近に位置しており、5/4の安値位置である-150近辺まで下落した時点が価格の転換になると予想しているが、底練りとなる可能性もある。
トレンドラインから見た下値サポートは19,500円~19,600円、チャート上の節目は19,300円~19,400円処となっており、これらの位置が今回の下値目途と見ている。
なお、週末の米国市場がオーバーシュートした場合は19,000円近くまでの下落も視野に入る可能性があると見ており、このあたりは今晩及び明晩の米国市場の展開次第となる。
転換日柄については、現時点では来週初めと予想している。