その後は、買い一巡後から20,400円台前半まで押される場面はあったが、朝方の売り方による買戻しによって下げ渋り、20,500円前半でのもみあいとなったが、大引けが近づくに連れ高値警戒感からジリ安となった。
日経平均終値は299円高・ 20,433円。
本日の先物・オプション手口考察
データの集計方法の詳細 → こちら注目のゴールドマンは2,487枚と大口での買戻しを入れ、売り建玉を約1.5万枚に縮小した。この動きが明日以降も継続するかどうか注視している。
買い方のソシエテは380枚の小幅買い越しと様子見、バークレイズは-1,044枚売り越しと比較的大きな利益確定売りを出し、買い建玉を縮小している。
なお、ABNアムロのオプション手口は21,250円コールを1,062枚買い建てる一方で、19,500円プット売りを618枚買い戻しており、明確な方向感は出ていない。
今後の日経平均予想
まず、昨夜のダウ平均については240分足の上値抵抗線は抜けないと見ていたが、あっさりと上抜け、911ドル高という桁外れの上昇となり、筆者予想は大きく外れた。
日経平均についても4/30高値20,365円を超えるのは難しいと見ていたが、ダウ平均の意外高により、こちらもあっさりと上回った。
これにより日米株価は短期的にも上昇局面に移行したように見えるが、昨夜のダウ平均で言われている「ワクチン開発への期待」にしては上昇幅があまりに大きく、仕掛け的な売買への懐疑から慎重スタンスを維持する。
また、昨夜のダウ平均の寄付きは24,335ドルと+650ドル程度の窓空け上昇となっていることから、今夜以降、窓開け部分に指数が入り込んだ場合は、窓埋めが起きやすい脆弱な需給状態となっている。
加えて、ダウ平均の一目均衡表に見る直近の変化日では、天井圏 → 底値圏 と順に示唆していることから、今晩~明後日の変化日では天井圏示唆となりやすいことも警戒要因と考えている。
また、本日のローソク足はギャップアップでの上ヒゲの短いコマと,4/30と5/11の戻り高値となった際のローソク足と同じ構成となっていることから、仮に本日または明晩のダウ平均が下押しとなった場合は、ギャップダウンから短期調整となることが想定される。
今後の見通しについては、ダウ平均が昨夜空けたギャップに入り込まない限り強気維持となるが、240分足MACDはダウ・日経平均ともに高値圏でデッククロスを示現しており、目先は下押しか、下押さない場合は相応のもみ合いが必要と見ており上値を試す動きにはなりにくいと見ている。
現状においては、日経平均の上値の重さから、ダウ平均の下値が限定的であった場合で20,100円~20,200円程度の下押し、ダウが昨夜の窓埋めとなった場合は19,500円~19,800円処への短期調整の見方を維持している。
※19:55追記
ただし、ダウ平均一目均衡表(上図)に見るとおり6/9の東京市場メジャーSQ週、6/18の米国メジャーSQ前日が変化日となっていることから、6月中旬までは押してもスピード調整となり、強い展開が続くと予想している。
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