2020-05-20

日米ともに乱高下が起きやすい環境は継続?(5/20)

本日の日経平均は、昨夜のダウ平均は前日の911ドル高の反動から-390ドル安と大幅反落したものの、日本時間のダウ先物が+100ドル高で推移していたことから買い優勢で始まった。
 
一時200円を超える上げ幅となったが後場中ごろから利益確定売りが入り、上げ幅を+161円に縮めての大引けとなった。
 
昨夜のダウ平均は前日の911ドル高の反動から-390ドル安と大幅反落したものの、日経平均については、ダウ先物が朝から+100ドル高で推移していたことから買い優勢で始まり、一時200円を超える上げ幅となった。
 
後場に入り、やや利益確定売りに押されたが、前日比+161円高としっかりでの大引けとなった。
市場筋からは、週末に開催される臨時日銀会合の思惑から海外投資家の買いが入っているとの声が聞かれた。
 

本日の先物手口考察

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注目のゴールドマンは2,312枚買い越しと4営業日連続の買い越しとなり、売り建玉は-1.3万枚に縮小した。
 
買い方のソシエテは321枚買い越しと引き続き様子見となっている。
 
同じく買い方のバークレイズは-2,047枚売り越しと利益確定売りを出している。
 
なお、野村証券は-6,567枚売り越しと、この上昇に対して真っ向から売り向かっている。
 
また、ABNアムロのオプション手口は、21,500円コールを1,168枚買い越す一方で、20,500円から下方のプットには断続的に200枚~300枚のプット買いを計900枚程度建てているほか、20,000円コール売りも維持していることから、引き続き急落・急騰の荒い値動きが想定される。
 

今後の日経平均予想

 
昨夜のダウ平均については筆者予想のとおり-390ドル安と大幅反落となったものの、日経平均については東京市場の寄り付き前からダウ先物に買い仕掛けが入り、予想していた反落とはならず逆に+161円高での20,500円乗せの上昇となった。
 
今週の日経平均にはかなり恣意的な買い仕掛けが連続して入っており、下げさせない迫力を感じる。
 
円安を伴っていることから、やはり市場筋で囁かれている週末に開催される臨時日銀会合の思惑からの買いであると見ている。
 
ただ、今回の臨時日銀会合は「中小企業の資金繰りを支援する新たな制度の導入」のための開催と発表されており、追加金融緩和の発動は行われないと思われることから過剰反応と推測される。
 
まあ、それ故に(それを承知で)本邦勢の裏をかく買い仕掛けともいえるかもしれない。
 
昨日の記事にてダウ平均については一昨日に空けたギャップに入り込まない限り強気維持と記したが、左図のダウ平均の1時間足チャートのとおり、昨夜の-390ドル安においてもギャップ上限まで200ドル程度を残しており、今夜以降のダウ平均の結果次第と見ている。
 
ただ、19:00現在のダウ先物は330ドル高と買戻し基調で推移しており、今夜については昨夜の-390ドル安との鯨幕相場になりそうである。
 
なお、ダウ平均については足元のダウ先物推移から日足・ボリンジャーバンドの+2σのバンドウォークを開始する可能性が生じている。

 
仮にバンドウォークに移行するにしても、足元は初動であるため+1σ~+2σ間のもみ合い、または基準線までの下落(一昨日の窓埋め)もあり得ると見ており、+2σに沿った上昇までは一波乱あると見ている。
 
日経平均については、本日75日線を上抜き上昇波動入りしたとの見方もできるが、75日線は依然として下向きを維持していることから、このまますんなりと高値追いには至らないと考えている。
 
道筋としては、上述したダウ平均のもみ合いに合わせた乱高下の洗礼を経た上で本格的な上昇波動に移ると見ており、5日線・20,222円や直近窓埋め20,160円までの急落があってもおかしくないと見ている。
 
また、今週の日経平均の上昇が意図的な買い仕掛けによる分、突発的な悪材料が出れば急激な巻き戻しが起きることは想定内であり、この場合、25日線・19,800円までの急落は起こり得ると予想している。
 
ただ、日曜にアップした週間予想にも記しているとおり、週足チャートは強気維持を示唆しており、足元の押し目は買い優位であると見ている。

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