日経平均終値は-42円安・20,552円。
本日の先物・オプション手口考察
データの集計方法の詳細 → こちら(本日より建玉残高に日経平均・TOPIX先物の内訳を記載することにしました)
昨日2,312枚を買い戻し、本日の手口が注目されたゴールドマンは、差し引き243枚買い越しと再度様子見姿勢にもとっている。なお、建玉は日経先物を小幅買い越し、TOPIX先物を比較的まとまった売り越しとしているが、2~3日あれば買戻しができる建玉残ではある。
買い方のソシエテは1,475枚買い越し、建玉を9.7万枚と10万枚に近づけている。なお、ソシエテの買い玉の主力はTOPIX先物となっている。
なお、野村証券は本日も-2,191枚を売り越し、売り建玉を-10万枚に乗せた。
ABNアムロのオプション手口については、昨日買い建てた21,500円コールを1,168枚を本日、急転直下923枚を売り越したほか、21,000円コールを-790枚売り越し、同20,750円-317枚売り越しとコール売りが目立っている。
また、プットオプションについては、20,500円プット買い283枚、同20,000円305枚とプット買いも再開しており、風雲急を告げる展開の端緒のようにも感じる。
明日以降もこの傾向が続くかどうか注視していきたい。
今後の日経平均予想
昨夜のダウ平均は筆者予想のとおり鯨幕相場となった。ただ、前日の下落幅-390ドル安に対して+369ドル高とやや割り引かれており、上値の重さを感じさせる。
やはり75日線や3/9に開けた窓とその後のもみ合いが節目となっていると感じる。
ただ、ダウ平均・日足ボリンジャーバンドでは直近の価格は+1σ~+2σで推移しており、このまま+1σを維持するか、いったん+1σを割れたとしても早期に戻すことができれば+2σのバンドウォークに発展する可能性があり、昨夜の切り返しにより、その可能性は高まったと見ている。
なお、足元の米国株高をけん引しているナスダック指数は既に+2σのバンドウォークとなっており、ダウ平均についても早晩ナスダック指数に同調するものと見ている。
ただし、4月上旬からのもみ合い継続により膠着を抜け出しにくい環境が続いており、個人的には75日線に押し返させられる形で基準線または-1σまでの下落はあり得るとの見方を継続している。
日経平均の日足・ボリンジャーバンドもほぼダウ平均と同様の形状となっている。
ただ、足元のバンドがダウ平均が上方に位置しているのに対し、日経平均は下方に位置しており、仮にリスクオンの流れが鮮明になった場合には日経平均の上昇幅が大きくなることが予想される。
目先は、価格が+2σに沿う位置にあるが、ダウ平均同様に直近に開けた窓の大きさが気になり、この窓埋めとなる2万円前半または下値サポートラインが位置する2万円処までの短期調整が生じる可能性を感じるとともに、自然な成り行きであると見ている。
また、可能性は少なくなったと感じるが、ダウ平均が-1σまで下落した場合には日経平均も連れ安となり、19,500円処までの調整もあり得ると見ている点が、筆者が記している安値19,500円~19,600円の根拠である。
いずれにしても昨日も記したとおり乱高下しやすい環境にあることに加え、本日のABNアムロがオプションを下方向に振ってきたため、明日以降の海外勢の全般的な手口が追随してくるかどうかが来週の展開を左右するポイントになると見ている。
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