・相場概況
本日の日経平均はギャップダウンでの安寄りとなったが、先物は既に安値圏でのヨコヨコもみ合いから上昇に転じており、現物市場の寄り後はスルスルと上昇し、前日終値を奪還し、小幅プラスでの大引けとなった。この戻りを主導したのはダウ先物高であり、かなり恣意的な戻りとなった。
日経平均終値は+33円高・23,124.95。
・本日の先物手口考察
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注目のゴールドマンは1,696枚買い越しと前日の8,556枚買い戻しには及ばないものの、そこそこの買い越しとなった。
ただし、限月別内訳では日経平均・TOPIX先物ともに6月限売り越し・9月限買い越しとなっており、週末SQに向けて警戒が必要な手口となっている。
買い方のソシエテ・バークレイズは、ともに271枚・269枚買い越しと売り買い交錯。
ソシエテは6月限TOPIXは純粋なロールオーバーであるが、日経先物はミニ買いを含めても売り越しとなっており、明日以降の手口が注目される。
ABNアムロのオプション手口
引き続き23,000円から上のコールオプションの買いを積み続ける強気手口となっている。ただ、先物は売り越しと多少のヘッジはかけている。
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・今後の日経平均予想
本日は為替市場が円高に振れながらも日経平均は買戻しを進めるちぐはぐな相場となった。日経平均CFD240分足チャートでは、昨日夜間では40EMAにサポートされる形で反転し、MACDも-50で底打ち反転し、シグナル線とのゴールデンクロスを示現したが、本日の引け後、欧州時間に再度の下振れとなり、GCは現時点でダマシとなっている。
もともと、先週金曜からの高値保ち合いの時間が長かった割に本日の反転が速すぎであり、もみ合い不足の感があると思っており、この動きについては自然の成り行きであると見ている。
なお、直近の上昇局面において、MACDは+150での天井圏から価格とともに下落しているが、先週末の高値は前2回のMACDの高値圏には到達しておらず、既に調整は6/4の20EMA割れの長い陰線から始まっていると推測している。
今後、MACDは先週来の+150高値に対する反転下落として-150程度まで低下するのが妥当
と見られ、この点からも足元での-50からの反転はあや戻しの可能性が高いと思われる。
したがって、今週後半の日経平均は昨日記したパターン「2」の可能性が高くなったと見ており、6/3の窓埋め22,325円~22,400円を試し、ここを割ってくればSQ・22,000円付近まで下落する可能性があると予想している。
為替も昨日から一気に円高方向に動いており、今夜のFOMCにて余程のサプライズがない限り、さらに円高・ドル安が進むと見ており、株価指数に対して利益確定売りの口実を与えると見ている。
なお、昨日も記したとおり、明晩にダウ平均・一目均衡表の重要変化日(上図)を迎えることから、反転警戒日でもある。