2020-06-09

日経平均の下値目途は…(6/9)

・相場概況

本日の日経平均は、日曜日にアップした「今週及び今後の日経平均予想」に記したとおり、6/9~10の重要変化日にこれまでの上値追いとは異なる動きとなり、-87円反落となった。

その後、欧州時間に入り日経先物が急落、17:44に22,700円安値をつけ、本日の現物終値から-400円近い下落となった。
 

 

・本日の先物手口考察

データの集計方法の詳細 → こちら
 

注目のゴールドマンは8,556枚の超大口での買い戻しとなった。建玉は+1,500枚とほぼニュートラルであり、明日以降、どちらの方向に動くのか注目される。
 
買い方のソシエテ・バークレイズは、各々-3,219枚売り越し、-4,318枚売り越しと利益確定売りを入れている。
 


なお、上記の内訳表のとおり、各社ともにロールクロスを多数入れているが、ゴールドマンは9月限買い越し、ソシエテ・バークレイズは6月限売り越しとロールオーバーに絡んだ仕掛けを入れている。
 
ソシエテは未ロールはTOPIX先物6月限48,976枚、先物ミニ151,310枚と計63,000枚程度の6月限を買い建てており、明日以降、上下どちらに動かしてくるかに注目している。
 
(GSの各月建玉状況は記述省略。表のとおり)
 
 

ABNアムロのオプション手口

 ・今後の日経平均予想  

冒頭に記したとおり、日経平均は筆者が記してきた本日6/9-10が変化日として機能した。

ただ、6/9-10の変化日(一目均衡表の雲のネジレ)は、日経平均CFDチャートでのサインであり、立会日や取引時間・価格形成が微妙に異なる日経平均チャートでは「先行スパン」の変化日にとどまっており(現物225の重要変化日は来週)、このまま調整(スピード調整)に移行するかどうかの判断は難しい。

しかしながら、ダウ平均CFD・一目均衡表では日経平均CFD同様に本日が重要変化日となっており、ダウ平均(現物)の一目均衡表においては6/11-12が重要変化日となっていることから、この2~3日の動きは重要である。
ここからの展開については、日曜にアップした筆者「週間予想」に次の2通りの想定を記した。(現時点でも概ね同様の予想を維持している)

  1. 下げても週央22,800円付近までの反落で再上昇開始となり、SQ値は23,200円~23,400円
  2.  週初に出遅れ組の買いを誘い、その後に振るい落としの下げを入れ、6/3の窓埋め22,325円~22,400円を試し、ここを割ってくればSQ・22,000円付近まで下落。

22,800円付近までの反落にとどまる場合は、明日22,800円付近で下げ止まり、再上昇すると見られ、6/3の窓埋め22,325円を試すパターンでは、明日、一気に下値到達から反転するパターンと、週末まで続落となり6/12のメジャーSQ通過通過が反転サインとなるパターンの2通りを想定している。

なお、メジャーSQに下圧力が持ち込まれた場合には22,000円付近または22,000円割れが想定される。

個人的には、240分足チャートMACDが直近2回の下押し局面ではゼロラインを下回ることなく推移し、価格も20EMAを守っていたのに対し、今回においてはMACDのゼロライン割れ、20EMA割れを示現しており、下値模索の可能性が強く「2」のパターンになるのではないかと見ている。

ただし、ABNアムロの大量のコールオプション買いや本日のゴールドマンの超大口買いなど、メジャーSQ特有のチャートの示唆では予測できない力学が生じると思われ、チャートの過信も禁物と見ている。

やはりABNアムロのコール買いの行方次第(コール買いが守られるならば足元~下げても22,500円の節目で反発)、コール買いが破られれば22,000円割れもあり得る展開となり、現時点での判断は難しい。

明日以降の先物・オプション手口を注視していく。

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