2020-06-12

想定どおり反発も株高シナリオ修正か?(6/11)

・相場概況

本日の日経平均は、昨日筆者が記したとおり「SQ値の下振れ」及び「安値から一転して反発に向かう」スピード調整の展開となった。

ただ、やや違和感を感じる点もあり、このまま来週末の米国メジャーSQ(トリプルウィッチング)まで強気が続くかどうかは微妙となっている。(詳細後述)

・本日の先物手口考察

データの集計方法の詳細 → こちら

 
 
注目のゴールドマンは-3,655枚の売り越し(利益確定)となった。
 
また、昨日記したとおり、6月限売り越しをSQ決済する一方で、9月限は買い越しており、建て玉は昨日段階の1,943枚買い越しから50,889枚買い越しと一転して買い方への転身となった。
 
なお、本日は上述のとおり-3,655枚の売り越し(利益確定)となっており、安値局面で利益確定している点には注目しておきたい。
 
(ただし、建て玉についてはSQがらみで玉操作が行われている可能性があり、週明けの残高報告を見ないことには正確な数量の把握ができないため、現段階ではあくまで参考程度に見ておきたい)
 
買い方のソシエテも-1,442枚の売り越しとなっており、本日の安値局面でゴールドマン同様に買い越していない点は注意したい。
 
なお、ソシエテについては買い建玉の約半数をSQ決済に回しており、買い建玉が半減しているにもかかわらず減少数を買い建てず、逆に売り越してきた点は(残高報告を確認するまで断定はできないが)、一応留意しておく必要があると思われる。
 

ABNアムロのオプション手口

(本日は6月限オプション手口の公表初日のため、手口のみの紹介となります)


・今後の日経平均予想

本日の日経平均は、SQ値を上回っての大引けやローソク足の陽線引けと、冒頭に記したとおり、昨日の筆者記事どおりと展開となったが、やや気になる点がある。

米国市場の弱さである。

昨日での筆者記事では、直近に空けた窓入りで寄りついたとしても、200日線は割り込まないか、割り込んでも一時的と想定した。

昨夜のダウ平均は、直近に空けた窓を通り越して、200日線の下で寄り付き、25日線サポートでタイムアウトとなり、値幅は-1,861ドル安の暴落となった。

対して、本日の日経平均は200日線でサポートされ、昨日の下落幅と合わせても850円程度下落とダウ平均の半値しか下落しておらず、ダウの下落に見合った値幅を達成していない。

日本株(日経平均)の潜在的強さと評すべきかもしれないが、やや違和感を感じている。

もう1点、昨夜のダウ平均が-1,861ドル安と大暴落となった要因として、来週末のメジャーSQを前に買いポジションを取っていた買い方が寄り付きからの200日線割れを見て、一斉に手じまい売りに出たのではないかと推測している。

-1,861ドル安は現物のみで達成できる値幅ではなく、先物・オプション市場での五月雨的な一斉売りが出たことを意味していると解される。

この解釈が正しければ、目先反発してもテクニカルリバウンドに過ぎず、上がったところでは売り直しが出てくると思われ、週半ばにはメジャーSQに向けた再度の下落が待ち受けている可能性がある。

また、値幅の大きさから需給のが乱れが生じていると思われ、目先は乱高下となる可能性もある。

日経平均(東京市場)の先物・オプション手口においても利益確定に傾いている感があり、これまでの予想である来週の米国市場メジャーSQ+1週間は強調展開の予想については見直す必要が生じてくるかもしれない。

(7月以降の弱含みの可能性は高まっており、24,000円達成は夏場の下押し後になることはほぼ確定したと思われる)

短期予想については、現時点では目先もたつく展開となり、その後、二番天井に向けて上昇するパターン(高値目途は23,000円か?)が想定される。

今夜の米国市場については、昨夜の下落幅がおおきかった分、さすがに買戻しの動きが明確になると思われるが、今夜の米国市場動向や各指標を週末に時間をかけて再度点検し、再考察することとしている。


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