概況
昨日アップした"日中足の乱高下は乱調の前触れ?(6/23)" については、前場は高値から400円を超える急落となり予想的中となったが、その後は売り崩しが攻せず、全値戻し~踏み上げ相場となった。
乱調という意味では当たらずとも遠からずであるが、22,000円を割る下落は少し遠のいたと見ている。(詳細後述)
・本日の先物手口考察
データの集計方法の詳細 → こちら主要な海外筋は売り買い拮抗で動いておらず。
・ABNアムロのオプション手口
オプション手口データ → こちら・今後の日経平均予想
本日の日経平均は、午前10時頃にナバロ大統領補佐官の「対中貿易合意の打ち切りを決定」とのニュースにより一時400円を超える急落となったが、その後、トランプ大統領によるナバロ発言の否定により急落前の水準に戻した。こういったニュースに反応して値幅を伴って急落するケースは、きっかけ待ちの売り需要が高まっていたことを示している。
また、その後、誤報や撤回と伝えられて戻った場合(今回は誤報ではないが)、売り需要の強さが意識され、転換点となる場合が多い。
ただ、今回のケースでは日経指数は場中に全値戻しから高値更新を果たしており、先物ナイトセッションでは現物終値から200円を超えるギャップアップ・スタートとなっており、本日の400円急落により想定していた弱気筋の売り仕掛けが成功したかに見えたが、その後の急激な戻りにより、売り方の焦りが踏み上げにつながったと見ている。
したがって、目先は新たな空売りを遅れてやってきた買い方が吸収し、堅調な地合いが続く可能性があるが来週の米雇用統計を前に、大口の買い方による利益確定売りによりが上値の頭を抑えると想定している。
理由としては、昨日及び本日の先物手口からは、主要な海外筋は売り買い拮抗で動いておらず、ここからは買いを積むよりは、いったんの利益確定売りにより株価を下げ、安いところで再度の仕込みに入ると見るのが妥当と思われるからだ。
日経平均CFD240分足からも、22,200円~22,700円のレンジ内の行き来にとどまっており、見た目の派手さとは裏腹なボラ取り相場となっており、週間予想に記した22,850円、または22,950円辺りが高値目途と見ている。
なお、冒頭に記したとおり昨日、乱調の前触れ?と予想したが、本日の売り方による売り崩しが未達に終わったため、目先下落はあっても大きくは崩れにくく、本日の安値22,200円台が目先の下値目途となると思われる。
また、22,200円台は上向きの25日移動平均線が位置する価格帯であり、仮に下げてもいったんはサポートされると見ることから本格的な調整があるとしても、雇用統計を通過した再来週以降に25日線の攻防を繰り広げた後と予想している。