・相場概況
昨夜の米国株(ダウ平均)は-710ドル安の大幅安となったが、日経平均については昨日記したとおり25日線がサポートとなった。・本日の先物手口考察
データの集計方法の詳細 → こちら表に含まれていない海外勢を含めれば、全体的に売り優勢となっているが、注目しているゴールドマンが買い越しているほか、ソシエテ・バークレイズの買い方も小幅買い越しとなっている。
・ABNアムロのオプション手口
オプション手口・データ → こちら・今後の日経平均予想
昨夜のダウ平均については下げても300ドル程度で25日線は割らないだろうと予想していたが、-710ドル安の大幅安となり、一気に25日線を割ってきた。ただ、日経平均については筆者予想のとおり25日線がサポートされ、下げ幅はダウ平均の半分以下と限定的となった。
昨夜のダウ平均は-700ドルを超える下落となり、25日線を約400ドル下抜いた。
もっとも米国では25日線は日本ほど重要視しておらず、50日線・100日線を指標として見ていく傾向があることに加えて25日線は上向きを維持していることから、需給的には買い方優位が続いていると見ている。
今後、25日線と5日線とのデッドクロスが生じるか、または下向きに転換するするか、または50日線となる昨夜のダウ終値から約600ドル下方を割れるかの、いずれかのサインが出るまでは急反転もあり得ると見ており、下落幅を見ての安易な空売りには注意したい。
ナスダック総合指数については、今晩以降、陰のはらみ足または25日線タッチとなれば、直近の例に倣い、急反転の可能性もあると思われる。
東京市場の先物手口は、本日の一時300円を超える大幅安の中、ゴールドマンが買い越しているほか、ソシエテ・バークレイズの買い方も小幅買い越しており、先物手口からは目先の動向が読みにくい現況となっている。
筆者予想としては、昨夜の米国市場の桁外れの大幅安は売り仕掛けが入っていると見ており、今夜または明晩、仕上げの下押しが入ってもおかしくない。
また、本日の東京市場はSBI証券の売買ランキングから、1570日経レバなどに個人と見られる押し目を拾う動きが出ており、ふるい落としの下げが来る可能性も感じられる。
米国市場については、前述のチャート分析のとおり、可能性の一つとしてここから一段、二段の下げがあってもおかしくないことを合わせ考えれば、日経平均にも一波乱が生じる可能性がある。
ダウの下値サポートは前述のとおり、昨日の終値から約600ドル下方の24,850ドルと計算されるが、実務的には25,000ドルの大台が目途になると思われ、昨日の終値ベースでは約450ドル下方となる。
したがって、日経平均では300円~500円下方の21,750円~21,950円(平たく言って22,000円割れ)が目先の下値目途と見られ、下値到達からは5日線付近まで急速に回復すると予想している。
(あくまで今晩または明晩の米国市場に仕上げの下落があった場合である)
なお、基本的には、引き続き米雇用統計通過までは手堅い相場(下げても戻るという意味で)が続くと見ている。
「米雇用統計通過まで…」というのは便宜的な言い方であり、実質的には東京都知事選が開ける7/6(月)以降は、コロナ関係で警戒が必要と予想している。