・相場概況
昨日、日経平均は「巻き戻しの売りが加速しやすい環境」と記したとおり、本日の日経先物は、寄り付きこそダウ平均の大幅高を好感して23,980円高値をつけたものの、利益確定売りにより500円近く急落した。・本日の先物手口考察
データの集計方法の詳細 → こちら注目のゴールドマンは-1,173枚売り買い越しとそれほど多くはないが利益確定売りを出しており、建玉もほぼニュートラルであり、下がれば買いに、上がれば売りになりやすいと見ている。
買い方のソシエテは-720枚売り越しと売り買い拮抗。
昨日売り越したバークレイズは1,161枚買い越しとなっている。
なお、野村証券は-3,019枚と引き続き大口売り越しとなっており、依然として売り攻勢をかけている。
ABNアムロのオプション手口
オプション手口・データ画像(ページが長くなるため別途掲載) → こちら
引き続きコールオプションを爆買いしており、どこまでこの動きが続くのかが注目される。
・今後の日経平均予想
昨夜の米国市場はダウ平均が527ドル高・2.05%高に対し、S&P500は1.36%高、ナスダック総合指数は0.78%高にとどまっており、特定銘柄がダウ平均を吊り上げた感が強く、市場全体の体温はダウ指数ほど強くないと見られる。本日、日経先物が寄り天から-500円近く下落したのは、(直近の過剰とも思える買い戻しの反動があるものの)米国株の一服感が根底にあると思われる。
昨夜のダウ大幅上昇はADP雇用統計が市場予想を上回っていたことを好感したものであったが、S&P500やナスダック総合指の伸びにダウ平均ほどの強さが欠けていたことから、おそらく目先は調整含みになると見ている。
ただ、依然として踏まれ続けた売り方の買戻し余地は残っていると見られることから、調整はスピード調整を予想している。
仮に、今夜の米国株が昨日上昇の前値戻しか、それ以上の反落となれば、明日の米雇用統計で切り返す動きになると思われる。
一方、本日の米国株がもみ合いまたは続伸した場合は、明日の米雇用統計で材料出尽くしとなり、目先下値を試す動きになる可能性が高いと見ている。