2020-07-10

素直な下落にはならない可能性?(7/10)

・相場概況

本日の日経平均は、昨夜のダウ平均-361ドルの大幅安にもかかわらず、ほぼ前日比変わらずで寄りついた。

昨日記したSQ要因による「無理にでも値を保つ」ためであり、SQ値算出後は弱含みとなり、午後1時過ぎからは東京都の感染者数発表を前に徐々に売られ始め、結果が伝えられた後は一気に-150円幅で売られた。

日経平均終値は-nn円安・ss,sss円。

なお、一昨日アップした "目先反発、その後は調整?(7/8)" 、昨日の "ここからの展開には要警戒?(7/9)" が的中となった。

・本日の先物手口考察

データの集計方法の詳細 → こちら




注目のゴールドマンは差し引き524枚買い越しと引き続き様子見状態。

ソシエテ・バークレイズの買い方は-1,055売り越し・-1,986枚売り越しと利益確定売り。バークレイズは直近での買い越しが多かった分、多めの売りを出している。

また、SQ前に大口の買い手口を見せたCスイスは、以降は売り越しに転じ、本日も-1,778枚売り越しと大きめの売りを出している。

筆者の日々集計では、建玉は-2,884枚売り越しとなっているが、依然として方向感は見えず、今後、引き続き売りを積んでくるかどうかに注目している。



・ABNアムロのオプション手口


  → こちら 



・今後の日経平均予想

 昨夜のダウ平均は、直近で持ちこたえていた下値抵抗ライン25,800ドルを割り込み、その後は25,800ドルが上値抵抗ラインとして機能する典型的な下落パターンとなった。

引き続き1時間足チャートで解析する。




MACDがゼロラインを明確に割り込んでおり、目先は戻りがあったとしても25,800ドルで頭を抑えられ、早晩、次の下値抵抗ラインとなる25,300ドル近辺までの下落が想定される。

現時点ではナスダック指数が強い展開となっているため下げ幅も限定的であるが、ナスダック指数についても、小回りの日柄的にいったん押しが入ってしかるべき位置に来ていると推測され、近日中にナスダック指数の下落が先導する米国株の利益確定が始まる可能性は否定できない。

仮に25,300ドルを割れた場合には、直近一ヶ月で2点底を形成している25,000ドルで下げ止まることができるかどうかが次の焦点になると見ている。

なお、25,000ドルは日足ベースでも節目の価格となっており、仮にここを割れた場合は24,500ドルが次の節目となる。


日経平均については、昨日いったん回復した5日線・25日線を再び割り込むとともに、7/6の407円高・大陽線の起点となった22,341円をも終値で割り込んだ。

ただ、6月中旬からのもみ合いレンジである22,000円~22,650円の範囲に収まっていることから、米国株 (特にナスダック) に明確な下落トレンドが示現しない限りは、米国株の値動きに一喜一憂する方向感のない上下動が続く可能性がある。

なお、相場の転換点を測る指標の一つとして見ている6週移動平均線は、本日、22,459円と終値が下回っているが、来週の6週移動平均線は22,364円と射程圏内に低下してくるため、いったんは反発となる可能性があり、素直な下落にはならない可能性がある。

ただし、6週移動平均線は7/6の日経平均22,714.54円高値の際の22,530円に対し、現時点で170円下降しており、週足ベースでみた場合、7/6ピークアウトが鮮明であり、週足ベースでの下降トレンドに移行した可能性があることから、戻りは綾戻しに過ぎないと見るのが賢明か。

目先、来週の日経平均については、節目の22,000円や200日線・21,910円が下値目途になると予想しているが、その後については、押し目買いが増えれば値幅調整となり、逆に空売りが増えれば日柄調整となる難しいというか、面倒な相場付きが予想される。


引き続き、今後の予想については、今夜の米国市場の結果を踏まえ、週末に他の指標を考慮して再考することとしている。

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