2020-07-02

先物主導による仕掛けに警戒(7/2)

・相場概況

本日の日経平均は、昨夜のダウ平均が下押しとなったものの、S&P500やナスタックス総合指数が堅調に推移したことから、筆者想定のとおり前場は144円高の三桁上昇となった。

しかしながら、後場に入り東京都の感染者数が100人を超えることが伝えられると一気に上げ幅を縮め、日経平均終値は24円高と伸び悩んだ。(後段に続く)

・本日の先物手口考察

データの集計方法の詳細 → こちら
 
 

注目のゴールドマンは1,101枚買い越しと押し目買いを入れ、買い建玉を1.2万枚に乗せている。


ただ、昼夜間別取引高(下表)を見るとおり、夜間での買い越しが851枚、日中取引の買い越しは250枚(ミニはラージ換算)と、昨日夜間での22,000円割れでの仕込みが多く、日中取引では様子見となっており、買い姿勢に転換したと見るには早いと思われる。

ソシエテは売り買い交錯、バークレイズは利益確定売りとなっている。




・ABNアムロのオプション手口

 こちら 


・今後の日経平均予想  

本日の日経平均は、東京都の感染者数増加に水を差されたものの、時間外に入ってすかさず切り返し、18:30現在のダウ先物+200ドル高、日経平均は+150円高・22.294円と、筆者想定どおり、今夜の米雇用統計への期待感から上げてきている。

明晩の米国市場は休場となるため、今夜が週内取引の最終日となる。

ダウ平均の1時間足チャートは左図のとおり、下降トレンド形成ながら、保ち合いが続いており、昨夜高値付近の上値抵抗線を上抜いた場合は26,250ドルまで上昇余地があり、メインシナリオと見ている雇用統計が期待どおりの結果となった場合は週の高値圏で取引を終えることになると思われる。

一方、雇用統計が思わぬ結果となった場合は、一昨日の上昇を取り消す25,600ドル近辺までの下押しがあると見ている。

いずれにしても、昨夜のS&P500やナスタックス総合指数が堅調に推移しているものの、米国株は夏~秋の再上昇開始に向けた調整の入り口に立っていると思われ、明晩の休場がきっかけとなって利益確定売り優勢になると見ている。

明日及び週明けの日経平均については、米国市場休場による手掛かり難から先物主導による仕掛けが予想される。

メインシナリオどおり、雇用統計が強い数字となり、米株反発となった場合は週明けまで高い可能性がある。

しかし、高値圏でのもみあいは、海外勢による先物への断続的な利益確定売りが出ている可能性が高く、週末・週初の追随買いや浅い押し目買いは慎重に判断したい。

なお、明日の東京市場はセオリーどおりであれば、東京都の感染者増の週末リスクから引けにかけては売られる展開となり、月曜も続落と見ている。

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