2020-07-12

今週及び今後の日経平均予想

今後の予想

タイトルとは逆になるが、まずは今後の日経平均予想から記していく。

先週末・金曜の日経平均は-238円安・22,290円と久しぶりに下げた感触があったが、当日の夜に "素直な下落にはならない可能性?(7/10)" と記したとおり、ダウ平均が369ドル高と大きく切り返し、CME日経平均も約400円高で引けており、金曜の下げ幅を取り戻している。


ただ、かねてから記しているとおり足元は22,000円~22,650円のもみ合いレンジの動きと見ており、レンジ上方ブレイクのタイミングではないと予想している。


日々観測している先物手口(建玉残高)においても、ゴールドマンやCスイスは建玉の方向性を見せておらず、乱高下の値幅取りを行いながら投資家を惑わせ、彼らが企図する本来の方向とは逆に動くと見せかけ、その後、急激に巻き戻していく相場になると見ている。

日経平均の日足・一目均衡表を見ていく。



直近で上昇していた厚い雲が来週前半にも価格に追いつくと同時に、ヨコヨコに変化していく様が見て取れる。

このように、広がっていた乖離が狭まる中で雲の上限に支えられて価格が維持できるか(雲上限にサポートされるか否か?)が目先の焦点となる。


雲上限(先行スパン1)は7月末~8月初めにはヨコヨコから再度上昇を始め、雲下限(先行スパン2)は上昇からヨコヨコに転じるタイミングとなる変化日となるため、価格が雲上限でサポートされヨコヨコで推移した場合、再上昇のきっかけになると見ている。


一方、仮に雲上限にサポートされず、雲の中に入り込んだ場合は雲下限にてサポートされ、反転のタイミングとなると見ている。


どちらのパターンになるかは、昨日記したナスダック総合指数の動向次第となり、仮にナスダックがポリンジャーバンドの基準線まで調整した場合(チャートは昨日の記事参照 こちら )の下落率は約5%となるため、日経平均では約1,000円~1,400円の下落が想定され、雲下限の21,000円近くまで下落することが見込まれる。


なお、可能性は小さくなりつつあるが(詳細攻略)、雲下限を割り込んだ場合は、3月下旬からの上昇幅に対する調整(日経平均2万円割れの調整)に発展する可能性がある。

一方、ナスダックが基準線まで下押しすることなく日柄調整となった場合は、上述の値幅の半分の500円程度の下押しにとどまると見ており、日経平均は雲上限の21,900円付近にサポートされる可能性が高い。

個人的には、足元の日経平均の膠着感や打たれ強さ(日経平均は3月以降のダウの上昇幅に比して劣後しているため下落幅が小さい)を考えた場合、深押しせずに日柄調整となり、後者の21,800円~21,900円付近で再上昇するとの感触を持っているが、今後の価格推移や先物手口等から絞り込んでいくこととしている。

なお、MACDがゼロラインを割り込むことなく、もみ合うことができれば日柄調整との感触が得られる。


また、週足チャートにおいても、上向きの52週線・21,800円がサポートされるか、いったん52週線を割り込み26週線・21,200円まで届くかにも注目している。


なお、少し先の話となるが、3月下旬からの上昇幅に対する調整(日経平均2万円割れの調整)が先延ばしとなり、秋に向けて高値追いとなる場合(どうやら、そのようになる可能性が高い?)、10月以降の相場には最大限の警戒が必要と考えられる(想定される悪材料は、解散総選挙、東京オリンピック中止、米大統領選接近による不透明感、朝鮮半島情勢等々)


今週の予想

上述のとおり、足元のレンジは22,000円~22,650円のもみ合いと見ており、週初は週末の米国株高に反応して強い展開になると思われるが、既に時間外にて上限近くまで上昇しているため、ここからの値幅は乏しいと見ている。

また、米国市場については、既に短期弱気相場に入っていると見ていることから、週初に続伸したとしても、週末のマイナーSQを控え、週半ば、または週末には一波乱が想定される。

ただ、海外勢の主眼は市場参加者の動揺を誘うことであるため、空売りが入れば踏み上げる動きにつながりやすいため、売り買いともに高値波乱には留意したいところである。


これらのことから、今週の日経平均のレンジについては高値目処22,750円~22,850円、安値目処は22,200円~22,300円(先週末の終値水準)を予想している。


なお、今週が比較的に堅調であった場合は、米国SQ通過後の来週7/20週にいったん下に振ってくると見ている。 


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