2020-08-27

来週は波乱の週か?(8/27)

・昨夜の米国株概況

昨夜の米国市場はダウ平均は83.48ドル高(+0.30%)上昇し、前日の陰線を上回った。また、S&P500とナスダック総合指数はともに5日続伸し、史上最高値更新となった。

S&P500及びナスダック総合指数はボリンジャーバンド+2σに達しており、RSIは9日平均・14日平均ともに79.33 、77.07と買われすぎ圏の80に近づいており、 そろそろ一服しても良い日柄となっている。



筆者想定どおり一服となった場合、+1σで下げ止まるか、基準線までの反落となるかが焦点となる。


・本日の先物手口考察

データの集計方法の詳細 → こちら
 

注目のゴールドマンは1,712枚買い越しと押し目買いも、Cスイスは-1,737枚売り越しと売り建玉を拡大。

ソシエテは引き続き買い越し姿勢を継続中であるが、日経先物12月限の買いが目立っており、既に12月限へのローリングに入っている模様?



なお、先物ミニ9月限も小幅売り越し継続しており、9月SQ前に売りが解消されるかどうか今後の推移が注目される。

・ABNアムロのオプション手口

データ(先物含む)の参考アップ → こちら 



・今後の日経平均予想

本日の日経平均は筆者想定どおり、米国株高に追随できず小幅続落となった。

目先のメインシナリオは、来週(前半が警戒か?)の急落から一転反発態勢に入ると見ている。

ただし、23,200円~23,300円でのもみ合いが思った以上に長く、半面、米国株高が続いているため、米国株が一転して利益確定売りに押される場面では日経平均も換金売りの対象になる可能性があり、反発もテクニカルリバウンドの範疇で終わる可能性が生じている。

目先は、昨日追記したとおり、ソシエテの先物ミニ売りがどこまで継続するかに注目している。

引き続き、現時点での想定下値は22,800円~22,950円。

なお、本日現在の6週線(暫定)は22,763円(25日線とほぼ同じ)であり、この価格帯では下げ渋りからいったんの反発に入ると見ている。 

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