2020-09-09

目先は反発も持続力に課題(9/9)

・相場概況

本日の日経平均は、先週から筆者が予想していたとおり23,000円割れ・22,900円割れとなった。

・本日の先物手口考察

データの集計方法の詳細 → こちら
 

注目のゴールドマンは引き続き小商い継続。9月限売り・12月限買いとなっており、9月限売り越しのままSQに突入するかが焦点

ソシエテは1,176枚を買い越し。当然ながら日経先物12月限を買い増しも、9月限先物ミニは売り越し。 なお、本日にて9月限建玉の3分の2のローリングを完了。



・ABNアムロのオプション手口

先物・オプション手口集計(先行更新)  → こちら  

昨日、アムロの手口に変化が見られると記したとおりの結果となった。

本日は引き続きプット買いの比率を高めているが、ブルポジションを崩すまでには至っておらず、明日の手口が注目される。


・今後の日経平均予想

引き続き、ダウ平均の昨日の動きを一時間足チャートで見ていく。

一昨日の安値にてW底をつくると見ていたが、昨日、明確に割り込んだことで調整が本格化する可能性が出てきた。

ただ、目先は下落幅が大きかった分、自律反発を試すと見ている。



自律反発がどの程度の値幅・日柄で起きるかが焦点となるが、昨日はギャップダウン下落しており、開けた窓を埋めることができるかどうかは微妙と言える。

雰囲気的には窓埋めを果たすことなく下落していくと見ているが、安値更新には日柄も必要なことから昨夜の値幅でのもみ合いが相当と見ており、もみ合い後は下放れに動くのではないかと予想している。


日経平均については本日も下げ幅は限定的となったが、今週末のSQの思惑から下げにくくなっていると見ており、SQ通過後の来週は警戒が必要と見ている。

日経平均ボリンジャーバンドも上下のバンド幅が狭まってきており、来週は戻り一巡からの急落に警戒する局面になる可能性がある。

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