・相場概況
・日経平均 23410.63 -96.60
・TOPIX 1617.69 -14.10
・出来高 9.1億株
・売買代金 1.85兆円
・RSI (9)日経平均 60.56
TOPIX 35.51
・RSI(14)日経平均 57.05
TOPIX 45.30
・騰落レシオ 100.23
※TOPIX・RSI(9)が35.51に低下。
また、騰落レシオは10/7の125.78から100.23に低下。
・本日の先物手口考察
データの集計方法の詳細 → こちら先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら
注目のゴールドマンは、-639枚の売り越しと本日はポジション調整の動き。
一方、Cスイスは-1,220枚売り越しと引き続き大きめの売りを出し、売り建玉を-25,768枚に拡大している。
ソシエテは411枚の買い越しと様子見となっているが、本日は先物ミニの利益確定・先物ラージ買いを展開しており、経験則的には買いを狙っているとも見える。
・ABNアムロのオプション手口
引き続きコール売りに傾いている一方、プット売りも入っており、下値も限定的と見ているか?
・今後の日経平均予想
本日の日経平均は前日終値から小幅安で始まった後、一時はプラス圏となるが、後場寄りに先物の売り仕掛けが入り、-96円安での大引け値なった。
昨日の筆者予想ではダウ平均が安値もみ合いで引けることを想定していたが、寄り付きから大幅ギャップダウンで始まったため買い戻し優勢となり、前日終値水準まで戻したため、半日ほど前ズレした形となった。
なお、日足ベースで見た場合、ダウ平均は昨日記した筆者予想のとおり、ポリンジャーバンド+1σのもみ合いに移ってきた。
MACDはシグナル線を突き抜けており、下方転換が色濃くなっているものの、ここからは再度上方反転し、シグナル線と絡み合う展開もありがちなパターンであり、下方転換と見るためには明確なデッドクロス・シグナルを待ちたいところである。
仮にMACDが、いったん持ち直した後に再下落または続落したとしても、ゼロライン到達で下げ止まる可能性を感じる。
なお、ナスダック総合指数は直近の窓埋め完了及び+1σタッチにより反発した。
ただ、直近高値でアイランドリバーサルが生じており、昨夜の窓明けを埋めることができるかが次の焦点となる。
日経平均については、上述したとおり小幅反落で引けたものの、寄り付きは昨夜の時間外安値からいったん戻しての下押しとなっており、下値の堅さを示していると見ることもできる難しい局面となっている。
なお、TOPIXについては75日線に接近し、赤丸で図示したとおり直近の下押し局面と同等の押し目ポイントに達しており、短期的にはここからの下押しは限定的となる可能性がある。
また、上述したとおりTOPIXのRSI(9)は売られすぎ圏となる30%に近づいていることも目先の下げ止まりが近いことを示唆している。
TOPIX・75日線までは16ポイントであり、日経平均では150円ほど下方となる。
このことからも、やはり昨日記した日経平均23,200円~23,300円が目先の下値水準となり、いったんの反発となる可能性があると見ている。