・相場概況
・日経平均 24905.59 +65.75
・TOPIX 1700.80 +18.90
・出来高 20.6億株
・売買代金 4.07兆円
・RSI (9)日経平均 79.13
TOPIX 76.08
・RSI(14)日経平均 74.36
TOPIX 67.48
・騰落レシオ 95.43
・本日の先物手口考察
データの集計方法の詳細 → こちら先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら
※初出時は暫定版をアップしておりましたが、現在は正式版に差換え済みです。
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注目のゴールドマンは-478枚の小幅売り越しと売り買い交錯。
Cスイスは引き続き買戻しを入れており、本日は1,010枚の買い越し。
昨日の上昇には参加していないと見られるソシエテは、-1,770枚売り越しと利益確定売りを進めている。
野村は-5,904枚と大口売り越し。
・ABNアムロのオプション手口
足元の25,000円付近では買い優勢も、全体的な手口ではやや売り優勢であり、目先戻りを想定も、その後は売りか?・今後の日経平均予想
昨夜の時間外市場ではコロナワクチンのポジティブニュースにより、ダウ平均が急騰し、連れて日経平均CFDも25,892円の高値と、26,000円手前まで上値を伸ばしたものの、ナスダック総合指数が思うように伸びずに失速した。
そのため、日経平均の寄付きも24,568円と昨夜の高値からは値引きされて始まり、その後も売りに押されて失速し、65円高・24,905円と25,000円割れでの大引けとなった。
なお、昨夜、"四年前の東京市場の1,000円急落・急騰の逆再現にはならないとは思うが、(売り方の踏み上げ後の高値を誰が買うのだろうか) 注意は必要か?" と追記したとおり、ダウ平均先物は昨夜の30,000達成から本日の日中に29,000ドルを割れており、1,000ドルの行って来いとなった。
(日経平均も時間外の25,892円から本日の24,833円安値と1,000円の行って来いとなった)
ダウ平均については、直近の大幅上昇に25日線が追い付いておらず、この下落は理にかなったものであり、目先は過熱感を冷ます作業が必要になると見ている。
ただ、需給の空白帯での調整となることから上下に大きく揺さぶられる展開が想定される。
本日の日経平均については、セオリーどおり昨夜の上昇始点となる25,880円付近での反発となったが、25,200円付近は直近の抵抗線となっており、上値は重いと見ている。
現時刻の60分足チャートではMACDがゼロライン付近まで回復しているものの、+250付近からのMACDの下降であり、すんなりと再上昇するとは思えず、再度下降を始めると見ている。
ただし、ゼロライン付近で相応のもみ合いとなれば、いったん回復する可能性は残している。
筆者の予想では、ここから一週間~二週間程度の調整期間に入ると見ており、予想どおり下落した場合の下値目途としては、240分足チャートの解析からは下図に付記した価格が節目になると見ている。
最も押しが浅い場合で24,800円、ここを割れば24,450円が節目になると思われ、可能性は少ないと見ているが24,450円を割れた場合は24,000円安値では下げ止まりから反発に転じると見ている。
なお、本日の東京市場の物色としては、これまで売られ続けて弱かったバリュー株が買われており、正常な形の循環物色の兆しが見えている。
日経平均の上昇幅に対してTOPIXの上昇幅が高かったことからも、同様の検証が可能である。
やはり、これはコロナワクチンが現実的にものになってきたことから、売られ続けた業態への見直しが進むことを予感させるもりであり、想定される押し目も浅いものになる可能性がある。
焦点は105円台に回復したドル円にかかっていると見ている。
ドル円は、再度、103円台への押しがあると見ているが、円高ドル安方向に押し戻されるためには、それなりの材料が必要と思われるが、今年最大のイベントである大統領選を通過した後であり、果たして円高ドル安に傾く材料があるのか、さりとて突然何かがやってくるのかを見通せない。
そのため、案外、日経平均は押しが浅いまま反発する可能性もあるかもしれず、日々の手口や動きの中から検証・考察していく。