2020-11-04

大統領選の混乱に乗じた下落が押し目となるか?(11/4)

・相場概況

・日経平均   23695.23 +399.75
・TOPIX       1627.25 +19.30
・出来高      13.0億株 
・売買代金    2.56兆円 円 
   
・RSI (9)日経平均 51.90
TOPIX    46.00

・RSI(14)日経平均 51.62
       TOPIX    45.83

・騰落レシオ 80.93


・本日の先物手口考察

データの集計方法の詳細 → こちら
先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら  


注目のゴールドマンは266枚買い越しと引き続き様子見姿勢となっている。ただ、本日の日経平均急騰においても利益確定売りを出していない点は注目か?


Cスイスは1,882枚と比較的大きめの買戻しを入れており、上昇幅に見合った損失回避の買戻しと思えるが、売り乗せに来ていない点は、目先の高値更新を警戒しているように思える。

ただ、ソシエテは812枚買い越しと、指数の上昇幅に見合った買い越しにとどまっており、買いには慎重姿勢か?

なお、野村は-1,655枚売り越しと、高値での売り乗せとなっている。


・ABNアムロのオプション手口

23,500円~23,750円のコール買いとなっているが、24,000円のショートコールが重い?


・今後の日経平均予想

昨夜のダウ平均は+554ドルの大幅高となったが、大幅続伸も75日線に頭を抑えられるとともに、10/29に空けた窓埋めの27,500ドルを達成したことから、目先は一服となる可能性が考えられる。

また、二日続伸の値幅が1,000ドル近くに達していることも反落要因となり得る。


ただ、急騰による売り方の買戻し余力も大きいと推測され、大統領選の開票結果も接戦となっていることから、目先は高値もみ合いが相当と見ている。


日経平均については、休場前に割っていた5日線・25日線を本日ギャップアップにて回復した。また、日中足では25日線タッチまで下落したものの下ヒゲで返しており、下げにくさを感じる。


一方、TOPIXはギャップアップにて直近レンジ上限を超えるも、25日移動平均線に上値を抑えられての大引けとなっていることに加え、5日線が25日線の下方に位置しているなど、すんなりと上昇するようには思えず、直近の下落トレンドを抜け出すには、もうしばらく時間を要すると見ている。




ただ、米国主要3指数の戻りが大きい点は素直に評価すべきものと見ており、大統領選の混乱に乗じたダウ平均のテクニカル的な下落後は買い直される可能性が生じている。

ダウ平均における直近上昇の窓埋め26,925ドル、26,639ドルの節目価格での底堅さが出てくるかが焦点になると見ている。

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