2020-12-11

一段安後に綾戻し?(12//11)

・相場概況

 日経平均  26652.52 -103.72
 TOPIX     1782.01 +5.80
 出来高     12.8億株 
 売買代金  2.88兆円  
   
・RSI (9) 日経平均 58.87
       TOPIX    69.99
・RSI(14) 日経平均 71.95
       TOPIX    67.23
・騰落レシオ    112.33

・先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 
  ※ 当ブログでは前日夜間+当日日中の手口を一日分として集計しています。

◎先物手口の集計・考察

注目のゴールドマンは-4,696枚の大口売り越しとなっており、筆者記述のとおりの展開。

Cスイスは-145枚の小口売り越し。(建玉は引き続きニュートラル)

ソシエテも-948枚の小幅買い越しと、本日の下落に対しては指数変動の範囲内取引となっている。

野村は売り長ながら56枚買い越しにとどまっている。
 



◎ABNアムロのオプション手口の集計・考察

(本日はx月限オプション手口の公表初日のため、手口のみの紹介となります)

様子見ながら、やや買い優勢。



・日米市場の現況と今後の予想

 ◎ダウ平均(S&P500・ナスダックを含む)

ダウ平均・ボリンジャーバンド+1σ割れ。+1σもやや下方に傾いている。

引き続き、下降中の+2σと指数との交点での動向がカギになっている。



ナスダック総合指数・ボリンジャーバンドについては、昨日記したとおり+1σの攻防(もみ合い)となっている。

MACDが下方傾斜を強めており、ゼロラインまでの下降と基準線到達が起きる?



ダウ先物1時間足チャート。

先日、先物が一時的に割った29,900ドルを昨夜割り込んでおり、陰転が濃厚となっている。

本日19:00現在、ダウ先物が29,900ドルを割り込んでおり、今夜の現物市場でも同価格帯を割り込むと、短期的に29,600ドル程度までの下落が想定される。

※チャートは本日15:15現在。



 ◎日経平均

本日の日経平均は、先日から記していたとおり12/7高値26,894円が今年の最高値となり、3月中旬以降の上昇に対する転機の訪れが濃厚となった。

この見方が正しければ、向こう2ヶ月程度の調整となることが想定される。
 

ただ、来週末は米国市場のメジャーSQが控えているため、短期的には基準線26,064円にサポートされると見ており、本格調整の入り口は年末または年始以降と想定され、二番天井に向けての反発を予想している。

なお、来週以降の見通しとしては、基準線が急角度でせり上がっており、来週前半には26,200円付近まで上昇することが想定されることから、外部環境に大きな変化がない限り、基準線+100円(26,200円~26,300円)が来週の下値目途と見られ、下押し後は綾戻しのテクニカルリバウンドが生じると見ている。

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