2020-12-14

レンジでのもみ合い?(12/14)

・相場概況

 日経平均  26732.44 +79.92
 TOPIX     1790.52 +8.51
 出来高     11.5億株 
 売買代金   2.33兆円
  
・RSI (9) 日経平均 47.13
      TOPIX    67.62
・RSI(14) 日経平均 64.14
      TOPIX    60.65

・騰落レシオ    112.01


・先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 

  ※ 当ブログでは前日夜間+当日日中の手口を一日分として集計しています。
  (本日は週に1回の残高報告に基づき、先週末の建玉残の一部修正を行っています)

◎先物手口の集計・考察
 
注目のゴールドマンは-3,310枚売り越しと、先週末に続く大口売り越し、先週の筆者記述の展開となっている。

Cスイスは1,513枚の買い越し。(建玉は引き続きニュートラルであり、方向感は見えない)

ソシエテも1,106枚の買い越しながら、本日の指数変動の範囲内取引となっている。

野村は456枚売り越しと様子見となっている。


なお、ソシエテは日経先物は売り買い交錯、topix買い。




◎ABNアムロのオプション手口の集計・考察

傾きとしてはコール売り・プット買い。




・今後の日経平均予想

本日の日経平均は朝方は先週末の後場及び時間外での売りに対する買戻しが優勢となり、一時は200円超の上昇となったが、午後二時ころから利益確定売りが嵩み、大引けは+79円高まで値を縮めた。

終値は26,732円と、筆者が今週の上値目途として挙げた26,700円水準となっている。

(大きくは下図に付記したライン間のもみ合いであり、方向感は出ていない)



本日のtopixは直近のもみ合いレンジ上限を試すも、上値を抑えられる想定内の動きとなった。

MACDはシグナル線との絡み合いを始めており、目先はもみ合いが想定される。


なお、18:30現在、ダウ先物が30,200ドル台に乗せており、想定よりもやや強い。

足元の時間帯の強さは欧州株が堅調に推移しているためであり、今夜の現物市場では上値を抑えられる動きになると見ているが、仮に30,200ドル台を終日維持して引けた場合には、想定していた目先の30,000ドル割れは先週の弱含みにより短期的に遠のいた可能性があるかもしれない。

※22:30追記
この時刻、日経平均は22,800円を前に足踏みが続く。ダウ先物も30,200ドルからの上値が重く、現物市場で決着がつくかどうかは微妙? FOMC通過までは気を揉む展開か? いずれにせよ、今後、放れた方向に大きく値が動く可能性がある。

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