2020-12-15

引き続きレンジ内のもみ合いを想定(12/15)

・相場概況


 日経平均  26687.84 -44.60
 TOPIX     1782.05 -8.47
 出来高    11.1億株 
 売買代金  2.22兆円 
  
・RSI (9) 日経平均 44.29
      TOPIX    56.15
・RSI(14) 日経平均 60.19
      TOPIX    55.32

・騰落レシオ    107.89


・先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 
  ※ 当ブログでは前日夜間+当日日中の手口を一日分として集計しています。

◎先物手口の集計・考察
 
買いが目立っているがポジション調整程度か?






◎ABNアムロのオプション手口の集計・考察

全体的に小口の手口。

コール27750大口買いは、下方のコール売りとの兼ね合いか?




・日米市場の現況と今後の予想

 ◎ダウ平均(S&P500・ナスダックを含む)

ダウ平均のボリンジャーバンドは収縮が進みつつあり、上下いずれかの方向に放れることが想定される。

ただ、直近のもみ合いに日柄がかかっていることや時節的な材料難から、緩やかな動きにとどまる可能性もある。

特に下落方向については、目先-2σでは売り方の買戻しにより下げ渋ると見ている。



当面は基準線から+1σの往来か?




 ◎日経平均

昨夜のダウ平均は、欧州時間のダウ先物が強く、ダウ平均は高寄りから値を伸ばす展開もあるかと思われたが、結果は当面の上値目途と見ていた30,300ドルからの上値が重く、徐々に利益確定売りに押され、-184ドル安・29,861ドルと節目の30,000ドルを割っての大引けとなった。

この流れを受けた本日の日経平均は前日終値付近で寄り付いた後も上値を買う力は弱く、-44円安の小幅安で引けた。

昨夜のダウ平均が目先の高値と見ている30,300ドルで上値を抑えられたことや、(ダウ平均が直近高値をザラバで更新したのに対し) S&P500が直近高値を超えることができていないことから、今週末の米国メジャーSQを以って米国市場も一服の流れに入ると思われる。


また、東京市場の先物・オプション手口も急速に細っており市場参加者の低下が見て取れる。

このようなことから、今後の日経平均については、足元のもみ合いレンジとなる26,300円~27,000円の範囲内での先物筋の値幅取り相場になると見ている。 特に今週末の米国メジャーSQ通過からは方向感のない相場展開になるのではないか?

※明日の更新については休載。以降についても適宜休みとさせていただく可能性があります。ご了承のほどお願いします。

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