2020-12-25

目先ジリ高も1月相場には警戒?(12/25)

◎相場概況

 日経平均  26656.61 -11.74
 TOPIX     1778.41 +4.14
 出来高    6.9億株 
 売買代金  1.25兆円 
  
・RSI (9) 日経平均 45.12
     TOPIX    41.23
・RSI(14) 日経平均 53.75
     TOPIX    58.09

・騰落レシオ    105.59

・裁定取引株数
 (2営業日前・単位:百万株)
      売り524-買い132

◎先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 
  ※ 当ブログでは前日夜間+当日日中の手口を一日分として集計しています。

・先物手口の集計・考察
 
注目のゴールドマンは166枚の小口買い越しと、引き続き積極的な市場参加を控えていると見られる。

Cスイスも-85枚売り越しと様子見姿勢をとっている。


ソシエテは-979枚の売り越しと利益確定売りを進めており、ラージ・ミニともに売り越している。

野村は65枚の買い越しと、市場の閑散を象徴した手口となっている。



・ABNアムロのオプション手口の集計・考察

27375-27500コール売りに入っており、目先の上値は見ていない?




◎日米市場の現況と今後の予想

昨夜のダウ平均は前日終値を一時割り込んだものの、引け際に買い戻され+70ドル高での大引けとなった。

年内は30,000ドル~30,300ドルのもみ合いか?



本日の経平均は先物手口に象徴されるとおり、動意の乏しい一日となった。

日経平均終値は-11円の小幅安ながら5日線を守っており、MACDはゼロラインでのもみ合いとなっている。


TOPIXについても、ほぼ同様のチャートとなっているが、5日線の傾斜角度が強く、25日線とのデッドクロスの兆しが出ている。

ただ、昨日も記したとおり、経験則から一回目の(デッドクロスの)危機は回避されることが多いことから、いったん上を目指し、安堵の気配が漂う中、急降下するのではないかと見ている。


1/6の連邦議会での大統領選当選者の正式決定に向けて、トランプ大統領から何らかのアナウンスが行われる可能性があり、楽観視はできないものの目先は引き続きジリ高を想定している。

なお、筆者想定どおりジリ高となった場合にあっても、日経平均27,000円~27,200円で頭を抑えられ、2月中旬から3月中旬に想定される安値に向けて本格調整の動きになると予想している。

※20:10追記
単なる山勘ですが、1/6については日柄が乏しく翌日1/7は東京市場SQが控えているため(警戒は必要ながら)序章程度の可能性があり、次のイベントとなる1/20・大統領就任式に向けた東京市場SQ通過後が本格的な警戒となる可能性が濃いと見ている。

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