2020-12-09

上昇転機が近づく?(12/9)

・相場概況

 日経平均  26817.94 +350.86
 TOPIX     1779.42 +20.61
 出来高    10.9億株 
 売買代金  2.33兆円  

  
・RSI (9) 日経平均 60.11
       TOPIX    50.59
・RSI(14) 日経平均 70.97
      TOPIX    68.81
・騰落レシオ    120.38 *


・先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 

  ※ 当ブログでは前日夜間+当日日中の手口を一日分として集計しています。

     ◎先物手口の集計・考察

注目のゴールドマンは3,007枚の大口買い越しも、手口としては前日及び前々日の売り越し分の買戻し。

Cスイスは2,347枚り買い越し。

ソシエテは-5,336枚の大口利益確定売りと前日に続く売り越しとなっている。なお、先物のロールは順調にこなしているものの、全体的には買いポジション圧縮に動いており警戒が必要か?


また、ゴールドマンも総量としては週末SQに向けて順調にロールをこなしているが、TOPIX先物12月限の売り越しを解消しておらず、波乱の種となるかもしれない。

野村は4,0230枚を買い戻しており、本日の寄付きからの大幅上昇を主導か?




◎ABNアムロのオプション手口の集計・考察

買い越しに転じるも、日経平均の大幅上昇相応の買い越し?


・日米市場の現況と今後の予想

 ◎ダウ平均(S&P500・ナスダックを含む)

ボリンジャーバンド+2σの下降が迫っている。



昨日、" ダウ平均は29,960ドル及び29,900ドルが支持帯となっており、仮に30,000ドルを割れても29,900ドルにて下げ渋る可能性が高い" と記したとおり、21:00の29,900ドル割れを底に進展となった。



MACDの上値が重く、目先の上値は限定的となる可能性があり、足元の20,300ドル~20,500ドルが高値をメインシナリオと見ている。



 ◎日経平均

日経平均についてはSQ安の可能性を感じていたが、上述のとおり、昨夜の21:00にダウ先物が目先の安値目途である29,900ドルに達し(同時刻の日経先物26,360円安値示現)から下押しすることなく、上昇して東京市場に返ってきたことからSQ安は遠のいた。

また、寄り付き前に発表された10月の機械受注が前月比+17.1%と2005年4月以降で最大の伸びとなったことから売り方の買い戻しを誘い、+350円の大幅高となり12/7の高値26,894円に肉薄することとなった。



ただ、TOPIXに勢いが乏しいことから指数買いの域を出ておらず、先物勢のTOPIX売りも気になるところである。



なお、今後の予想として、昨日記した "日経平均が26,400円を守り切れば来週の米SQまでに再度26,900円~27,000円までの高値があり得る" については、明日のSQ前日にも達成する可能性がある。

また、ダウ平均の高値目標も達成間近であり、上値が重く感じることから、早ければ明日または明後日にも今年の上昇が転機を迎える可能性がある。 

スポンサーリンク