2021-01-15

日経平均及びダウ平均の目先予想(1/15)

◎相場概況

・相場概況
 日経平均  28519.18 -179.08
 TOPIX     1856.61 -16.67
 出来高     12.4億株 
 売買代金  2.83兆円 
  
・RSI (9) 日経平均 74.33
      TOPIX    73.14
・RSI(14) 日経平均 79.33
     TOPIX    75.30

・騰落レシオ    103.87


・裁定取引株数
 (2営業日前・単位:百万株)
      売り512-買い141

◎先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 
  ※ 当ブログでは前日夜間+当日日中の手口を一日分として集計しています。

・先物手口の集計・考察

注目のゴールドマンは-2,674枚と比較的大きめの売り越しにより、買い建て玉が1万枚を割れ、7,800枚に縮小。今後、引き続き縮小を強めるか注目している。

Cスイスも-1,192枚を売り越しているが、日経平均の下落幅相当であり、相場追従の範囲か?



ソシエテは629枚と小幅買い越しも、ラージ買い・ミニ売り。

野村は2,328枚を買い越しており、足元の相場では売り建玉の圧縮を前提としているか?


・ABNアムロのオプション手口の集計・考察

プット売り・コール買いの傾向。目先は上目線?



◎日米市場の現況と今後の予想

昨夜のダウ平均は主要3指数ともに序盤から堅調に推移していたが、終盤に小幅安に転じ、ダウは続落0.2%安。S&P500は0.4%安。ナスダック0.1%安とさえない展開となった。。

このことから、日経平均は直近の上昇に対する警戒感が漂い、一時は-200円を超える下落となり、終値は-179円安・28,519と5営業日ぶりの下落となった。

ただ、ダウ平均・ボリンジャーバンドは+1σを上回っており、今のところは利益確定売りの範疇を出るものではないと見ている。


仮に今晩以降も利絵確定売りに押される展開となったとしても、上図に付記した30,600ドル、30,440ドルでは下げ止まりからの反発を見せると予想している。

そのことから、日経平均についても目先は28,400円、28,000円~28,200円で下げ止まりからの反発となり、再度29,000円を目指す展開になると見ている。

(おそらくは28,200円~28,400円が目先の下値目途と見ており、仮に28,000円を割れたら上目線は警戒となる)

想定どおり反発となった場合、29,000円から上については、29,000円を一気に上抜けてくるのなら29,200円~29,400円が想定されるが、さらなる上値追いとなるか、大幅反落となるかは現時点では判断が分かれるところである。

なお、29,000円手前で失速する可能性もあると見ており、この辺りは今後の先物手口やダウ平均のチャートから予想したいと思っている。

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