2021-01-13

目先、日経平均は29,000円を目指す?(1/13)

◎相場概況

 日経平均  28456.59 +292.25
 TOPIX     1864.40 +6.46
 出来高     12.4億株 
 売買代金  2.73兆円 
  
・RSI (9) 日経平均 80.50 *
      TOPIX    30.64
・RSI(14) 日経平均 76.03
      TOPIX    70.13


・騰落レシオ    104.47


・裁定取引株数
 (2営業日前・単位:百万株)
      売り482-買い143


◎先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 
  ※ 当ブログでは前日夜間+当日日中の手口を一日分として集計しています。

・先物手口の集計・考察
 
注目のゴールドマンは1,354枚買い越しにより、買い建て玉を1.1万枚に乗せてきた。

Cスイスは392枚買い越しと様子見か?


ソシエテは1,444枚の買い越し。昨日、先物売り越した先物ミニ3月限の買戻しが買いの比重を高めている。

なお、ソシエテと同じく買い方のバークレイズが大きく利益確定売りを出している。

野村は2,094枚の買戻し。




・ABNアムロのオプション手口の集計・考察

手口としては買い優勢にがら、ショートプット28250の買い戻しがの比重が高く、実質は売りか?




◎日米市場の現況と今後の予想

日曜日にアップした筆者の今週のレンジは28,000円~28,600円と予想したとおり、週初の火曜に28,000円割れの安値を付けた後、すかさず値を戻し、本日は一時300円を超える上昇となった。

本日の日経平均高値は28,503円と筆者が予想した高値28,600円まで100円足らずまで上昇した。

日経ダブルインパースの買い方がかなり苦戦しており、週内においても、もう少しの高値となる可能性があると見ている。

なお、相場概況に記した9日RSIが買われすぎ圏の80%超に入っているものの、年末年始の下落の影響でRSIは上がりにくくなっているとと、14日RSIは9日ほど上げていないことも高需給を生む可能性がある。

また、米国市場はダウ平均ボリンジャーバンドが+2σとそれほど大きな過熱感を帯びておらず、仮に+2σを割れても;1σタッチで再度+2σまでの反発が見込まれることから、日経平均も大きく下げずらく、上がりやすい基調が続くと見ている。


ナスダック総合指数もボリンジャーバンド+1σ~+2σのバンドウォークとなっており、全体のバンドの方向性も上向きを維持していることから、目先的には下げても戻る相場が続きやすいと見ている。



目先の注目点は、先々週から記しているとおり、1/20の大統領就任式通過での出尽くし感が出るか否かであると見ている。

経平均RSIも、日経平均に大きな波乱がない限り、1/20には9日RSIが100%、14日RSIが80%に到達いることが試算されることから転機を迎える可能性がある。

ただ、米国主要3指数のボリンジャーバンドが上向きから下向きに転化するためには、〇〇ショックのような、投資家のセンチメントを冷やす何らかの大きな材料が必要と思われ、1/20~2月初めの間は悪材料待ちのレンジ相場が続くと見ている。

なお、今週の日経平均については引き続き高値目途28,600円を維持しており、来週の日経平均は28,800円~29,000円を目指す可能性があると予想している。

※19:20追記 今週の下値目途は28,250円~28,300円と予想。

その後については、想定されていない悪材料が現出しない限り、もみ合い(保ち合い)ながらも徐々に水準を切り上げていくか、または1/20~2月初旬にいったん控えめな押しを入れてRSIを冷ました後に再上昇すると見ている。 

スポンサーリンク