※1/22(金)18:15:末尾に記事を追加しました。
※1/21(木)18:20:末尾に記事を追加しました。
◎相場概況
日経平均 28523.26 -110.20
TOPIX 1849.58 -6.26
出来高 11.5億株
売買代金 2.38兆円
・RSI (9) 日経平均 78.22
TOPIX 71.98
・RSI(14) 日経平均 71.81
TOPIX 66.58
・騰落レシオ 98.45
◎先物・オプション手口集計・考察
※ 当ブログでは前日夜間+当日日中の手口を一日分として集計しています。
・先物手口の集計・考察
注目のゴールドマンは-879枚を売り越し、買い建て玉は1万枚割れ。ただ、本日の日経平均の下落幅相応であり、極端に売りに傾いているわけではないと見ている。
Cスイスは-406枚の売り越し、建玉は小幅売り越しており、明日以降の手口に注目している。
ソシエテは-504枚と小幅売り越しながら、ラージ買い・ミニ売りとなっており、目先の波乱も想定される?
野村は1,569枚の買戻しと、本日の下落で売り玉の買戻しを図っている。
・ABNアムロのオプション手口の集計・考察
29000コールの大口買い、28750ショートコールの大口買戻し。
2月限先物も買い越しと目先は上目線?
◎日米市場の現況と今後の予想
今週の日経平均は、月曜に安値28,111円安値をつける大幅下落となった後、本日は高値28,800円の急伸となったものの、再度28,402円まで約400円の下落となった。
ここまで動きは、日曜にアップした週間予想に記した「下値目処は28,400円及び28,400円を割れた場合28,000円~28,200円」「今週については週初の下落を受けて大きめに反発した場合は翌日以降、下方向の動きとなりやすい」「週央が高ければ週末は下押しとなる可能性」の想定どおりの展開となっている。
日経平均の動向を探る上での重要な要素となる休場明けのダウ平均の動きは以下の通り、5日線を割れて返ってきている。
なお、ダウ平均は5日線と25日線に挟まれた位置にあり、目先、両移動平均線の間を行き来しやすく、本日以降、5日線を上回ることができなかった場合は25日線近くまで下値を試す可能性がある。
これらのことから、今晩のダウ平均が昨夜の上ヒゲ高値31,077ドルを超える上昇とならない限り、目先の日経平均は引き続き不安定な値動きになると想定している。
ただ、目先の不安定さは高値を呼び込むためであり、下落後はいったん昨年来高値である29,000円近接、または29,000円を上回る可能性があると見ている。
具体的な想定としては、今週末または来週前半に28,320円±100円の安値示現となった後に再上昇を開始し、29,100円~29,300円高値をつけ、昨年3月からの株高がいったんの終息を見ると予想している。
なお、本日の安値・28,400円はそれなりに良いところまで押した感があるため、明日以降、下押しせずに続伸する可能性も残しているが、上値の目途は上記想定と変わらず29,100円~29,300円と見ている。
※1/21 18:20追記
アムロのショートコール29750に相対するUBSのロングコールは先物売り-1,783枚(残高-2,395枚の売り転)のヘッジか?
なお、本日の日経平均の上昇により、下記ブログに記した下値目途は120円ほど上昇し、28,440円±100円(28320円~28,560円)?
また、1月第2週投資主体別売買動向で海外投資家が先物-3,846億円売り(現物は2,614億円買い)と先物売り姿勢が見え始めており、上値の重さが意識された場合、日経平均は来週のどこかで29,000円手前での失速も考えられる。…このあたりは週末に再考。
※1/22 18:15追記
本日の日経平均は-125円安・28361円。また、時間外に入り、欧州株安から日経平均CFDが旧セクとなり、18:10現在、安値28,448円まで下げた後、もみ合いとなっている。
この価格は、昨日記した"下値目途28,440円±100円(28320円~28,540円)" どおりであり、下げ止まるべき価格で下げ止まったと言え、いったんは反発すると見ている。
ただ、下値目途28,440円は240分足ベースの価格であり、仮に日足ベースの下落に発展した場合には、さらなる下落もあり得ると見ている。
なお、本日の先物手口ではコールドマン・野村が売り越しており、アムロも売り越しに回っている。
また、ソシエテは昨日夜間で売り、本日日中は買いに回っているが、本日夜間で売りに回っている可能性もあり、米国市場動向によっては週前半に注意が必裕か?
なお、先物手口については本日より「昨日夜間」と「本日日中」の内訳を記載することとした。アムロは前日夜間は買い越しも、本日日中は売り越していることがわかる。