2021-01-28

今後の日経平均予想 (1/28)

◎相場概況

 日経平均  28197.42 -437.79
 TOPIX      1838.85 -21.22
 出来高    21.3億株 
 売買代金  4.83兆円  
  
・RSI (9) 日経平均 42.45
       TOPIX    40.70
・RSI(14) 日経平均 60.05
     TOPIX    53.94

・騰落レシオ   102.21
・裁定取引株数
 (2営業日前・単位:百万株)
      売り490-買い168


◎先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 

・先物手口の集計・考察
 
注目のゴールドマンは-4,778枚の大口売り越しとなっているが、買い建玉1.2万枚。

Cスイスは1,289の売り越しであるが、日経平均の-400円を超える下げの中では相応の売り越し幅か?



買い方のソシエテは前日夜間は売り買い交錯ながら、本日日中に2,885枚の買い越しとなっており、押し目買い。

ただ、同じく買い方のバークレイズは-2,174枚の売り越しとCスイス同様に相場追従の売り越しとなっている。

野村は前日夜間に買い越し、本日日中に売り越し。




・ABNアムロのオプション手口の集計・考察

プット売り・コール買い?




◎日米市場の現況と今後の予想

昨夜のダウ平均は-633ドル安・30,303ドルと昨日記した目先の下値目途30,300ドルに達した。

本日、18:30現在、引き続き欧州株安により-200ドル安・30,098ドル付近まで売られており、次の下値目途の-2σ・30,000ドル手前ではいったん下げ止まると見ている。


また、MACDもゼロラインを割り込んでおり、目先、テクニカル反発が起こりやすい時間帯に突入していると見ている。


本日の経平均は世界的な株安を受けて一時28,000円を割り込んだものの、大引けは-437円安・28,197円まで値を戻して引けた。

ただ、昨日の記事にて、DAX75日線接近で日経平均は27,800円~28,000円と記したが、現時刻にて、DAXは75日線が指呼の位置まで下がり、日経先物は27,840円まで下落している。

日経平均25日線は本日の終値時点にて27,840円に位置しており、足元の水準は28,000円に次いで下げ止まりやすい価格帯と見ている。 


なお、TOPIXは本日、25日線にほぼタッチしており、25日線割れは日経平均同様に下げ止まりやすい価格帯と見ている。
 

また、先物手口においてもソシエテが押し目買いを入れている点も注目される。

なお、東証一部の個別銘柄の動向は大型バリュー株である配当利回り4%~6%の銀行・証券株が25日線で底堅い動きをしており、早くも3月期末に向けた配当権利取りが始まっているようにも思える。

これらのことから、目先の日経平均の予想レンジは、昨日同様に下値目途は27,800円~28,000円と見ており、近くテクニカルリバウンドに移る可能性が高いと見ている。

なお、テクニカルリバウンドの目途は28,400円~28,500円で、しばらくは28,100円~28,600円でのもみ合いが続くと予想しているが、このあたりは明日の日経平均及び米国市場動向から再考する予定である。

※19:20追記
ダウ平均の5日続落-900ドル安により昨年の大暴落を想起しやすいが、日経平均は昨年12月末の保ち合い水準26,800円を始点に10営業日ほどで2,000円上昇しており、3分の1押しで下げ止まらなったため、次の水準である半値押しの1,000円安・27,800円示現は正常な押し目の範囲と見ている。

※21:30追記
本文に書き忘れたため追記。ダウ平均のrsi(9)は24.85%と30%割れとなっており、RSI(14)についても36.38%と反発が見込める水準まで低下している。なお、S&P500は38-50と売られ過ぎ圏には至っていないが、底堅いと見るべきか?

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