2021-03-22

今後の日経平均予想(3/22)

本日の相場概況


本日の日経平均は、週末のダウ平均安に加えて、NT倍率の改善方向に大きく傾き-717円の大幅安となった。日経平均の終値は29,174円。

なお、東証一部の概況は以下のとおり。


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日経平均  29174.15 -617.90
TOPIX   1990.18 -22.03
出来高   13.8億株 
売買代金  3.03兆円 
  
・RSI (9)  日経平均 53.26
        TOPIX    81.10 *

・RSI(14)  日経平均 46.67
          TOPIX    75.88 *

・騰落レシオ 126.20 *




日米市場の現況と今後の予想


(米国市場)


今晩以降の米国市場については目先は安値もみ合いを経て自律反発に向かうと見ている。

※詳細は一昨日の記事参照


(東京市場・日経平均)


経平均については、主要各社の先物手口とABNアムロのオプション手口から見ていく。

先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 
(本日は週に1回の残高報告に基づき、先週末の建玉残の一部修正を行っている)


・週間先物手口

まず、本日公表のあった先週末時点での「取引参加者別建玉残高一覧」を元に先週の週間手口をまとめた。

なお、先週の日経平均は週間で+73円高と小動きであった。


バークレイズを除いては概ね買い越しであり、この買いが指数を底堅くしていたと思えるが、中でも野村の超大口買いが目を引く。


・本日の先物手口



注目のゴールドマンは-1,706枚売り越しと、先週末の大口買いから一転して売り越しとなった。これで建玉は3,125枚とほぼニュートラルとなっており、明日以降、売り買いどちらに振ってくるか注目される。

Cスイスは-503枚売り越しと、小口の取引を継続しており、実質的な様子見となっている。

なお、買い筆頭のソシエテは2,554枚買い越しと押し目買いに動いている。ただ、ソシエテはTOPIX先物を2,296枚買い越しと、九割近くの買いがTOPIX先物で占められており、日経平均については僅か268枚である。



ABNアムロは、先物売り越し、オプションはコール売りながら、29,000円より下のプットを売ってきており、上値は重いながらも下値は限定的と見ている手口となっている。




今後の予想 


冒頭に記したとおり、本日の東京市場はNT倍率の改善方向に大きく動いており、日経平均は600円を超える大幅安ながらも、TOPIXは下落幅も限定的となっており、筆者想定どおりの展開となっている。

なお、本日夕刻の欧州市場が下落して始まったため、日経平均もさらに下押しとなり、本稿を記している18:20現在、日経平均CFDは16:52に28,910円安値をつけており、日経平均については引き続き上値の重い展開が想定される。

日足ベースの下値目途は下図に記した節目を想定している。




60分足ベースでは、本日は直近上昇の3分の2押しの29,144円で下げ止まっているものの、今晩の欧州・米国株次第では29,114円を割ることが想定される。

その場合には、29,000円については本日の夜間市場であっさりと割れていることから、次の節目となる28,750円が目先の下値目途と見込まれる。



なお、TOPIXについては本日は僅か0.28%の下落にとどまっており、この傾向は今しばらく続くと見ており、目先、日経平均の下落に連れ安についても下値目途は1.970ポイント、1,945ポイント付近と見ている。




なお、TOPIXのRSIについては9日が81,1%、14日が75%と若干の低下を見せており、目先は上述の節目付近では下げ止まりから反発に入ると見ている。

一方、騰落レシオは126%と買われ過ぎ圏に入っており、過去の標準例からは、おそらく140%付近ではテクニカル調整に入ると見ている。

また、騰落レシオは東証一部の上場銘柄全体の指数であり、その意味では「TOPIX・騰落レシオ」であり、強いTOPIXも買われ過ぎの反動からは逃れられないと予想しており、次の高値更新からの上値は重いと見ている。

なお、日経平均指数の反落は10月の23,000円を起点とする4~5連騰・1,000円高を繰り返した狂気のような上昇の反動であり、直近下落幅の大きさからリバウンドも相応に大きなものが想定されるが、その後、しばらくは厳しい値動きが続くと予想している。

※21:00追記
9983ファーストリテの信用取り組みは、前日の大幅買い長から一気に売り長に変化しており、本日の売り需要の高さがうかがえる。

一方、株価は3/2高値110,500円から本日86,890円と約22%下げていることに加え、本日終値から3,000円程度下方の83,000円~84,000円は昨年11月以降にもみ合った価格の節目となっていることから、ファーストリテがあと一段・二段の下落となれば値幅を伴う自律反発が近いと思われる。

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