2021-03-25

今後の日経平均予想(3/25)

本日の相場概況


本日の日経平均は、昨夜のダウ平均が一時350ドル高となったものの、後場に急落したことに加え、ナスダック総合指数の大幅安により、寄り付き直後はもたつく展開となったが、
前日終値を割り込ませるような売り手はなく、昨日大幅安となったメガバンクを始めとするバリュー株に買い戻しの資金が入っていることが確認されると、徐々に買い優勢となり、+324円・28,729円の大幅高で引けた。


なお、昨日、「週末~来週初めに向けて反発を試す」「目先の高値は28,980円付近(勢いづけば半値戻し・29,200円付近)」と記したとおりの展開に近づいている。

東証一部の概況は以下のとおり。

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 日経平均  28,729.88 +324.36
 TOPIX     1,955.55   +26.97
 出来高    12.4億株 
 売買代金  2.70兆円 
  
・RSI (9)  日経平均 31.35 *
        TOPIX    51.31

・RSI(14)  日経平均 48.20
          TOPIX    62.80 

・騰落レシオ 117.37 *





日米市場の現況と今後の予想


(米国市場)


昨夜のダウ平均は朝方から買われ、一時+350ドル程度高となったものの、懸念していたナスダック総合指数が大きく反落したことから、中盤以降は利益確定売りが優勢となり、当日の上げ幅を失い、-3ドル安と前日比ほぼ変わらずで引けた。

ボリンジャーバンドでは+1σ乗せに失敗したことからの失望売りとなっているが、基調としては依然として上昇トレンド中の押し目を示唆している。

目先は、下げても基準線と+1σの中間地点を維持できれば、再度+1σ超えを目指すと見ている。



一方、ナスダック総合指数は、昨日の記事にて「弱い」と記したとおり、-2.01%の大幅安となった。

日足・移動平均線チャートでは、直近で25日線と5日線に挟まれた三角保ち合いを形成していたが、昨夜、保ち合いを僅かに下放れており、続落が懸念される。

ただ、足元の13,000ポイントは下値支持線となっており、直近上昇の半値押しの水準であることから、粘り強く三角保ち合いに復帰する可能性があると見ている。



したがって、米国市場についてはナスダック総合指数の反発待ちになっていると見ており、ダウ平均は上げたがっていると見えることから、ナスダックがここから大きく崩れなければ、ダウは32,800ドル付近まで上昇し、次の動きを待つと想定している。



(東京市場・日経平均)


経平均については、先物手口とABNアムロのオプション手口から見ていく。

先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 


注目のゴールドマンは750枚買いと買い越しに転じたものの、あまり力は入っておらず、実質的な様子見となっている。

Cスイスは-71枚の小幅売り越しと、引き続き様子見が続いている。

また、買い筆頭のソシエテも-364枚売り越しと、ニュートラルを維持している。買い建玉9万枚近くの余裕から、無理して買い増す局面とは見ていない?

なお、野村が3,791枚の大口買い越しとなっており、本日の上昇を主導したと見られる。


ABNアムロは、先物売り越し、オプションは、全体的には中立ながら29,125円から上のコールをショートしており、上値に対しては弱気の手口となっている。






今後の予想 


冒頭に記したとおり、本日はダウ平均の終盤の下落やナスダック安にもかかわらず、日経平均は+324円の大幅高となり、昨日の記事にて「週末~来週初めに向けて反発を試す」「目先の高値は28,980円付近(勢いづけば半値戻し・29,200円付近)」と記したとおりの展開に近づいている。

日足チャートでは、昨日の75日線タッチが押し目となり、自律反発を試しているところである。

上方には急速に下降をはじめる25日線が位置しており、今後、三角保ち合いを形成する可能性があると見ている。



25日線は、本日現在昨日までの4営業日で1,800円下落に対する29,451円にあるが、来週半ばには29,150円付近まで低下してくると試算されることからも、上述の29,000円~29,200円の上値目途が想定される。

なお、日経平均の自律反発の根拠として挙げている9983・ファーストリテは、本日は前日の陰線内の動きとなったが、価格的にほど良い水準まで下落していることに加え、本日にはMACDに陽転の兆しが仄見えており、明日以降、日経平均の自律反発を牽引していくと見ている。



日経平均の今後の見通しについては、引き続き週末~来週初めの配当権利取り日に向けて反発を試すパターンをメインシナリオと見ている。(サブシナリオは昨日の記事参照)

明日は、昨日までの4営業日で-1,800円近く下落している反動から、売り方の利益確定の買戻しとリバウンド狙いの買い、加えて配当権利取りの資金が入りやすく、米国市場が極端に弱く返ってこない限り、堅調な展開を予想している。

ただ、足元の反発は直近の売られ過ぎに対する自律反発であると見ており、上述の29,000円~29,200円では、いったん動きが鈍ると予想しており、日柄的には、かねて記しているとおり配当権利落ち日が転換日になる可能性があると見ている。

(配当権利落ち日を境に下落するというより、2-4日程度のもみ合いが生じ、その後、下落していくと見ている)

ただ、本日の東京市場ではファナックやキーエンス等のハイテク株に出直りの気配があることに加え、ファーストリテも立ち直りの兆しがあることに加え、ナスダック総合指数についても、そろそろ反発が見込める日柄となってきている。

これらのことから、配当権利落ち後に日経平均が軟調な展開に入ることをメインシナリオとしつつも、サブシナリオとして、配当権利落ち後に各指数が下値固く推移した場合、または今夜以降の米国市場が大幅上昇となった場合には、ハイテク株を始めとする日経平均寄与度の高いが銘柄群が指数を牽引しする可能性を考慮する必要が生じている。

この場合には2/16高値30,714円から直近安値の半値戻しである29,500円前後まで上値目途が引き上がるが、現時点ではサブシナリオの一つである。

※21:15追記
左図は日経平均CFD60分チャート。

75MA(橙色のライン)に頭を抑えられている。
75MAはやや下向きながら横ばいに近づいている。経験的に、レジスタンスは3回目のアタックで突き抜けることが多い。 

下は上向きの25MA(緑色のライン)がサポートしている。 なお、240分チャートで25MAが同位置でレジスタンスとなっており、こちらは下向きの傾斜が強いため、上抜くためには、もう少し行ったり来たりが必要かもしれない。

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