本日の相場概況
本日の日経平均は、ダウ平均が-345ドル安(-1.11%安)、ナスダック総合指数が-2.11%安の大幅安となった流れを受けて一時-600円を超える下落となった。
ただ、後場の日銀ETF買いの思惑に加えて、売り方による週末リスク回避の買い戻しにより大きく値を戻して引けた。
なお、東証一部の概況は以下のとおり。
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日経平均 28864.32 -65.79 TOPIX 1896.18 +11.44 出来高 14.3億株 売買代金 3.17兆円 ・RSI (9) 日経平均 35.06 TOPIX 42.42 ・RSI(14) 日経平均 43.45 TOPIX 43.35 ・騰落レシオ 107.13
※依然として、RSIや騰落レシオからは下げ止まり感は見当たらない。
日経平均 28864.32 -65.79
TOPIX 1896.18 +11.44
出来高 14.3億株
売買代金 3.17兆円
・RSI (9) 日経平均 35.06
TOPIX 42.42
・RSI(14) 日経平均 43.45
TOPIX 43.35
・騰落レシオ 107.13
※依然として、RSIや騰落レシオからは下げ止まり感は見当たらない。
日米市場の現況と今後の予想
(米国市場)
昨夜のダウ平均は、昨日、『上値の重さが感じられることから半値戻しを維持できない場合は、全値戻しから倍返しの下げとなる可能性がある』と記したとおり、下図の60分足チャートに盛るとおり、直近上昇分の倍返しの下げとなり、31,000ドルを割り込んで引けた。
ただ、60分足MACDは直近の最安値圏から上昇を始めており、目先はMACDのゼロライン付近まで、価格的には31,200ドル~31,400ドル程度まで戻りそうな勢いがある。
ダウ日足チャートにおいても、75日線で下げ止まりを見せており、いったんは自律反発に向かいやすい頃合いとなっている。
なお、昨夜、-2%を超える大幅安となったナスダック総合指数についてはボリンジャーバンド-2σを割り込んでいることから、いったんは-2σまでの戻りとなりやすいものの、その後は-2σのバンドウォークの下落となる可能性があると見ている。
昨夜のダウ平均は、昨日、『上値の重さが感じられることから半値戻しを維持できない場合は、全値戻しから倍返しの下げとなる可能性がある』と記したとおり、下図の60分足チャートに盛るとおり、直近上昇分の倍返しの下げとなり、31,000ドルを割り込んで引けた。
ただ、60分足MACDは直近の最安値圏から上昇を始めており、目先はMACDのゼロライン付近まで、価格的には31,200ドル~31,400ドル程度まで戻りそうな勢いがある。
ダウ日足チャートにおいても、75日線で下げ止まりを見せており、いったんは自律反発に向かいやすい頃合いとなっている。
なお、昨夜、-2%を超える大幅安となったナスダック総合指数についてはボリンジャーバンド-2σを割り込んでいることから、いったんは-2σまでの戻りとなりやすいものの、その後は-2σのバンドウォークの下落となる可能性があると見ている。
(東京市場・日経平均)
日経平均については、先物手口とABNアムロのオプション手口から見ていく。
先物・オプション手口集計・考察
今後の日経平均予想
本日の日経平均の値動きについては、冒頭に記したとおり一時-600円を超える下落となったが、後場は買い戻し先行となり、-65円安・28,864円の小幅下落にとどまった。
なお、昨日の筆者波動カウントに以下のとおり記した。
"目先は28,459円安値を目指す動きと見ているが、ここを割り込んだ場合は29,400円、29,300円と100円刻みに下方修正が必要となる"
この予想どおり、下値は29,300円で下げ止まり、高値は28,870円と560円幅の上昇となった。
また、安値目途については、これも昨日記した "前夜の先物高値から1,000円安は十分にあり得ると見ていた" のデジャブとなる昨日のナイト高値29,300円の1,000円安・28,300円が本日の安値となった。
なお、本日の安値局面においては、5波動及びMACDの低下とダイバージェンスが成立していた。