本日の相場概況
メガバンクを中心に配当権利落ち銘柄の下落によりTOPIXに勢いがないものの、TOPIX・RSI(9)は30%台に下落している。
日経平均 29388.87 +210.07 TOPIX 1957.64 +3.64 出来高 12.4億株 売買代金 2.71兆円
・RSI (9) 日経平均 42.99 TOPIX 35.74
・RSI(14) 日経平均 45.69 TOPIX 51.30
・騰落レシオ 120.46
日経平均 29388.87 +210.07
TOPIX 1957.64 +3.64
出来高 12.4億株
売買代金 2.71兆円
・RSI (9) 日経平均 42.99
TOPIX 35.74
・RSI(14) 日経平均 45.69
TOPIX 51.30
・騰落レシオ 120.46
日米市場の現況と今後の予想
(米国市場)
昨夜の米国市場は、ナスダック総合指数が1.58%の大幅買い戻しとなったが、ダウ平均は-85ドル安(-0.26%安)と冴えない展開となった。
おそらく、週末の米雇用統計の発表及びグッドフライデー休場を前に直近下落していたナスダックを買い戻したのではないか? と見ている。
ダウ平均のボリンジャーバンドでは、引き続き+1σの攻防となっており、チャートに引いた節目ラインが目先のレンジと見ている。
ただ、ダウ平均60分足チャートでは3月4日の押し目からの上昇に対する日柄調整が進行中と見られ、直近上昇の38.2%押しまでのダメ押しがあれば反発しやすいと見ている。
下図・ナスダック総合指数の日足チャートの節目ラインは昨日筆者が引いたものであるが、昨夜のナスダックは上値を筆者想定の節目で頭を抑えられている。
目先は、下向きの25日線と上向きの75日線の拮抗により、もみ合いになると見ており、25日線は徐々に上向きに転化すると予想している。
なお、可能性は低いと見ているが、下方のサポートラインを割れた場合は出直しのもみ合い、または二番底模索の可能性がある。
ダウ・ナスダックともに本格的な稼働は週末の米雇用統計及びグッドフライデー休場明けになると見ている。
昨夜の米国市場は、ナスダック総合指数が1.58%の大幅買い戻しとなったが、ダウ平均は-85ドル安(-0.26%安)と冴えない展開となった。
おそらく、週末の米雇用統計の発表及びグッドフライデー休場を前に直近下落していたナスダックを買い戻したのではないか? と見ている。
ダウ平均のボリンジャーバンドでは、引き続き+1σの攻防となっており、チャートに引いた節目ラインが目先のレンジと見ている。
ただ、ダウ平均60分足チャートでは3月4日の押し目からの上昇に対する日柄調整が進行中と見られ、直近上昇の38.2%押しまでのダメ押しがあれば反発しやすいと見ている。
下図・ナスダック総合指数の日足チャートの節目ラインは昨日筆者が引いたものであるが、昨夜のナスダックは上値を筆者想定の節目で頭を抑えられている。
目先は、下向きの25日線と上向きの75日線の拮抗により、もみ合いになると見ており、25日線は徐々に上向きに転化すると予想している。
なお、可能性は低いと見ているが、下方のサポートラインを割れた場合は出直しのもみ合い、または二番底模索の可能性がある。
ダウ・ナスダックともに本格的な稼働は週末の米雇用統計及びグッドフライデー休場明けになると見ている。
(東京市場・日経平均)
日経平均については、先物手口とABNアムロのオプション手口から見ていく。
先物・オプション手口集計・考察
注目のゴールドマンは大きめの売り越しとなっているが、直近で超大口の買い越しとなっており、週末の米株式市場休場を控えた順当な売りと見ている。
Cスイスは売り買い交錯により様子見姿勢を継続している。
買い筆頭のソシエテはやや大きめの売り越しとなっているが、週末意識の利益確定売りと見ており、明日及び来週の手口を注視している。
また、野村が引き続き大口買い戻しを継続しており、米投資家絡みの手口ではないか?と見てしまう。
ABNアムロは、先物売り越し、オプションはコール売りと週末を意識した直近の反対売買?
28500のファープット買いはヘッジか?
注目のゴールドマンは大きめの売り越しとなっているが、直近で超大口の買い越しとなっており、週末の米株式市場休場を控えた順当な売りと見ている。
Cスイスは売り買い交錯により様子見姿勢を継続している。
買い筆頭のソシエテはやや大きめの売り越しとなっているが、週末意識の利益確定売りと見ており、明日及び来週の手口を注視している。
また、野村が引き続き大口買い戻しを継続しており、米投資家絡みの手口ではないか?と見てしまう。
ABNアムロは、先物売り越し、オプションはコール売りと週末を意識した直近の反対売買?
28500のファープット買いはヘッジか?
今後の予想
本日の日経平均は、一時400円を超える上昇となったが、直近上昇の大きさから昼休みに先物に大口の売りが入り、急速に値が萎んだ。
ただ、25日線を維持していることに加え、210円高と買い優勢で引けており、足元は買い優勢の動きの中にいると見ている。
また、本日の高値となった29,600円は直近で二度頭を抑えられた位置にあることから、利益確定売りとしては順当な位置であると見ている。
なお、3/18高値以降では本日で二回目の29,600円チャレンジとなったことから、三度目のチャレンジでは29,600円をブレイクすると見ている。
TOPIXについては前日比3.64ポイント高となったものの、依然として5日線と25日線に挟まれた位置にあり、もみ合いとなりやすい。
ただ、5日線はわずかに上向きとなっており、せり上がってくる25日線に合わせて5日線がパラレルに上昇していくことも考えられる。
仮に、明日及び来週初めにTOPIXが下落したとしても、約13ポイント下方の25日線にサポートされ、押し目からの反発を狙えると見ている。
ここのところ、金融株が売られており、25日線を割り込んでいる銘柄も散見される。
3月は松の配当権利落ちに加え、一昨日?の三菱UFJ証券に次いで、本日は、みずほFGが米アルケゴスで100億円規模の損失があったと報道されており、一連の騒動による損失懸念が根強いと思われる。
ただ、これら金融株の下落はTOPIX・RSI(9)の低下を超えるものとなっており、そろそろ売り一巡からの反発が想定され、TOPIXの5日線超えの主導が近いと予想している。
なお、日経平均については29,600円ブレイクとなれば、3万円到達は早いと見ている。
日経平均の上離れについては、直近でやや下向きの25日線が上向くことが必須となり、来週にかけて、足元の水準を維持した場合、早ければ来週央~週末が上放れの日柄と想定される。※20:10追記一方、足元でやや下向きの25日線の陽転が早期実現しなかった場合には、上値の重さを嫌気した売り仕掛けが出てくる可能性があると見ている。
足元で9983・ファーストリテが直近の窓を埋めることができず、5日線上での冴えない動きとなっており、仮に同銘柄が5日線を割り込んだ場合には、その懸念が高まるかもしれない。…ファーストリテの動きに警戒したい。
本日の日経平均は、一時400円を超える上昇となったが、直近上昇の大きさから昼休みに先物に大口の売りが入り、急速に値が萎んだ。
ただ、25日線を維持していることに加え、210円高と買い優勢で引けており、足元は買い優勢の動きの中にいると見ている。
また、本日の高値となった29,600円は直近で二度頭を抑えられた位置にあることから、利益確定売りとしては順当な位置であると見ている。
なお、3/18高値以降では本日で二回目の29,600円チャレンジとなったことから、三度目のチャレンジでは29,600円をブレイクすると見ている。
TOPIXについては前日比3.64ポイント高となったものの、依然として5日線と25日線に挟まれた位置にあり、もみ合いとなりやすい。
ただ、5日線はわずかに上向きとなっており、せり上がってくる25日線に合わせて5日線がパラレルに上昇していくことも考えられる。
仮に、明日及び来週初めにTOPIXが下落したとしても、約13ポイント下方の25日線にサポートされ、押し目からの反発を狙えると見ている。
ここのところ、金融株が売られており、25日線を割り込んでいる銘柄も散見される。
3月は松の配当権利落ちに加え、一昨日?の三菱UFJ証券に次いで、本日は、みずほFGが米アルケゴスで100億円規模の損失があったと報道されており、一連の騒動による損失懸念が根強いと思われる。
ただ、これら金融株の下落はTOPIX・RSI(9)の低下を超えるものとなっており、そろそろ売り一巡からの反発が想定され、TOPIXの5日線超えの主導が近いと予想している。
なお、日経平均については29,600円ブレイクとなれば、3万円到達は早いと見ている。
日経平均の上離れについては、直近でやや下向きの25日線が上向くことが必須となり、来週にかけて、足元の水準を維持した場合、早ければ来週央~週末が上放れの日柄と想定される。
※20:10追記
一方、足元でやや下向きの25日線の陽転が早期実現しなかった場合には、上値の重さを嫌気した売り仕掛けが出てくる可能性があると見ている。
足元で9983・ファーストリテが直近の窓を埋めることができず、5日線上での冴えない動きとなっており、仮に同銘柄が5日線を割り込んだ場合には、その懸念が高まるかもしれない。…ファーストリテの動きに警戒したい。