2021-04-27

今後の日経平均予想(4/27)


本日の相場概況


本日の日経平均は、直近上昇の勢いから高く始まったものの、現物寄り付き後に、ダウ平均の小幅下落に付き合う形で先物にまとまった売りが出たことから、約150円の急落となった。

その後も、高値更新ができなかったことから利益確定売りが優勢となり、-134円安、29,000円を割れての大引けとなった。

東証一部の概況は以下のとおり。


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日経平均  28991.89 -134.34
TOPIX   1903.55 -14.60
出来高   11.5億株 
売買代金  2.44兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 36.49
           TOPIX    32.75  
・RSI(14) 日経平均 37.61
          TOPIX   31.37

・騰落レシオ   86.37




※RSIや騰落レシオは売られすぎ圏に入りつつあるが、GW休場を前に反発する動きは限定的か?



日米市場の現況と今後の予想


(米国市場)


ダウ平均は、昨日記した筆者想定レンジ「33,950ドル~34,120ドル」の予想どおり、高値34,148ドルを上ヒゲでつけた後、33,941ドルまで反落後、-61ドル安・33,981ドルと小安く引けた。

昨夜のダウが筆者想定レンジ下限で引けたことから、目先は弱含む可能性があると見ている。



なお、昨日の記事にて「週末に向けて弱含む可能性がある」と予想した流れにあり、目先は弱気の展開で進む可能性が高まっている。


また、昨夜のナスダック総合指数が最高値近くまで上昇しており、かねて記していたWトップ達成からの下落懸念が現実化する気配があることも、ダウ平均の弱気懸念の根拠と見ている。

ただ、ダウ平均のボリンジャーバンドは上向きを維持しており、ナスダックについても、調整は明確に新高値を取った後と見ており、目先、上値はまだ残っている可能性があると見ている。





(東京市場・日経平均)


経平均については、先物手口とABNアムロのオプション手口から見ていく。

先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 


注目のゴールドマンは-1,355枚を売り越し、買い建玉の1万枚割れとなったものの、相場追従の売りの範囲内であり、明確な売りトレンドには至っていないと見ている。

Cスイスは690枚の小幅買い越しと、引き続き様子見姿勢の継続となっている。

買い筆頭のソシエテは12,965枚の超大口での買い越しとなっており、そのほとんどを立会外で取得している。

なお、売り方は野村となっており、GW休場の思惑と重なって波乱に満ちた展開が想定される。

また、ソシエテはこのTOPIX先物買いの一方で、引き続き先物ミニ6月限の売り越しを継続しており、一筋縄ではいかない不気味な印象がある。


なお、野村はこの立会外での先物売りを含み、12,,444枚を売り越しており、立会外で売り越し、立ち合いでは小幅買い越しとなっている。


ABNアムロは、先物買い越し、オプションは売り優勢の弱気の手口となっている。





今後の予想 


冒頭に記したとおり、本日の日経平均はダウ平均の小幅下落を嫌気し、上昇継続とはならなかった。

もっとも、日々観測している日経平均CFD60分足チャートにおいても、やや下向きの200MAタッチでの出尽くしの下落となっており、ここでの一服は妥当な値動きと見ている。



また、4/23安値28,400円から本日の先物高値・29,280円まで3営業日で約900円の上昇となっており、価格的にもいったん利益確定売りが入ることは妥当な局面と見ている。

なお、本日、4/23安値から引く下値サポートラインを一時割り込んでいることも、「小回り3日」の日柄到来ともに、下値を試す次の日柄入りは自然な成り行きと思える。

(ただ、GW休場を間近に控えての流れであることと、ソシエテ・野村の間での超大口クロスが気味の悪さを加速している)

現時点では60分75MAが上向きであることから、押し目買いの機運が生まれてくると思われるが、25MAが下向きに転じつつあることから、週内の動向次第によっては4/23安値28,400円を試す動きも想定されることに留意したい。

上位チャートとなる240分足においても、200MA・75MAはやや下向きながらも、25MAは上向きとなっている。

足元の時間帯は下振れとなって25MAを割っているが、この先、25MAを価格が早期に回復してくることができれば、25MAの上向きは維持され、25MA-75MAの保ち合いから戻りを試す雰囲気が生まれる



日経平均・日足チャートにおいても、本日は安く引け、引き続き日足・75日線に頭を抑えられてはいるが、75日線は上向きを維持しており、下値は5日線がサポートとなっている。

(明日、5日線・28,967円を上回って引けるかどうかが焦点の一つとなるが、後述する「GWトレード」の仕掛けの可能性があり、目先的なチャートテクニカルは役に立たない可能性がある)



筆者の相場観としては、今週の日経平均の予想レンジを28,900円~29,400円と見ており、(昨日も記したとおり)、昨日の28,896円安値でひとまず週の安値をつけたか、2点底をつけるかのどちらかと見ており足元の時間帯での下振れを明日まで引きずった場合には、明日、さらに一段安を仕掛けてくる可能性があり、28,700円~28,800円まで売り込んでくる可能性があると見ている。

なお、5月相場については不調と予想しており、この予想どおりとなるならば、本日のソシエテ-野村のクロスについては、まずソシエテが利益を得た後に、野村が利を手にする順になると思われ、GW明けはギャッジアップでの反発、その後に急落となる「GWトレード」が展開されるのではないかと推測している。

これはテクニカルではなく、東京市場休場時の経験則からの相場観であるため、裏を突く逆展開となる可能性もある。

ただ、米国株は目先まだ上があると思われる点と、日経平均・TOPIXのオシレーター系指標が売られ過ぎ圏に入っていること、明日、日経平均が下落基調で始まった場合は、目先の飛び石連休やGW休場を前に手控えムードが高まると思われることから、本日の下落基調が「GWトレード」の始まりと考えている。

なお、本日の上述クロスの巨額さから、5/1からの土日を含めた5連休は大きなリスク要因。売り買い何れにしても休日取り引き可能なCFDを推奨

※21:15追記

上図は、21:15現在のダウ平均60分足。

200MAは緩やかな上昇基調となっているが、直近で33,800ドル~34,200ドルのレンジとなっており、東京市場休場中は、このレンジを繰り返すのではないか?と見ている。 そうなれば、明日から明後日は下限、その後は上限への動きになると想定。

ただ、日足ベースでは団子天井となっており、MACDはゼロライン近くに低下していることから、いったんフェイクの上げを示現すると予想しており、東京市場休場明けがその時期にあたると予想している

※21:50追記
ダウ33,800ドル、日経平均3/24・25、4/21窓埋めの28,660円が重要な節目?  なお、4/29(木)早朝のパウエルFRB議長の定例会見を受けた米国市場に警戒。  

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