2021-04-28

今後の日経平均予想(4/28)


本日の相場概況


本日の日経平均は、時間外にて先物に買い戻しが入って引けたことから、寄り付きにて先物に利益確定売りが入り、前日終値を割ったものの、連休を前にした売り方の買い戻しが優勢となり、後場は前日終値比100円高~150円高・29,080円~29,140円での推移となった。


ただ、引け際のまとまった利益確定売りで上げ幅が急速に縮み、終値は62円高・29,053円にとどまった。

良くも悪くも、米国市場のFOMC待ちによる手がかり難から、直近レンジ内での値幅取りの継続となった。


なお、東証一部の概況は以下のとおり。

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 日経平均  29053.97 +62.08
 TOPIX    1909.06 +5.51
 出来高    12.3億株 
 売買代金  2.70兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 37.57
           TOPIX    32.06  
・RSI(14) 日経平均 39.16
          TOPIX    36.74

・騰落レシオ   89.83


※RSI、騰落レシオともに低位であり、ジリ高の環境であり、また押せば買われる展開と見ている。



日米市場の現況と今後の予想


(米国市場)


昨夜のダウ平均は明朝のパウエルFRB議長定例会見を前に様子見ムードが広がり、ダウは前日比ほぼ変わらず、S&P500・ナスダック総合指数は小幅安となった。

ただ、FRBがテーパリングの時期を示唆するのではないかとの思惑から米10年債金利は上昇となった。

ダウ平均は、ボリンジャーバンド+1σを維持しており、かなり強めの膠着となっている。



また、昨夜の米10年債金利上昇にも反応しておらず、今夜のパウエル議長発言が注目される。

ただ、会見時刻は  27:30  と米国市場の大引け一時間半前であることから、消化不良のまま引ける可能性があり、ファーストインパクトと明晩の米国市場とで反応が異なる可能性がある。


ナスダック総合指数については、引き続き最高値更新を前にしての足踏みとなった。

おそらく、直近上昇の半値押しまたは3分の2押し後に最高値を更新すると見ている。



ただし、最高値更新後は、しばらく冴えない動きになると見ている。





(東京市場・日経平均)

経平均については、先物手口とABNアムロのオプション手口から見ていく。

先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 




注目のゴールドマンは-1,742枚売り越しと、引き続き利益確定売りを継続しており、買い建て玉8,000枚割れとなっている。

Cスイスは2,041枚を買い戻し、売り建て玉の縮小を図っており、足元では売り3,000枚を切っており、今後、買い転換に向かうのか注目される。

昨日、12,000枚の買い手口となった買い筆頭のソシエテは-2,026枚売り越しと、GWを前にポジション調整の売りとなっている。

明後日の30日(金)も、おそらくポジション調整の売りを出してくると思われるが、どの程度の売り越しとなるか注目している。

なお、ソシエテ相対の売り手口を入れた野村は475枚の小口買戻しのポジション調整となっている。ソシエテ同様に、明後日の動向が注目される。


ABNアムロは、先物売り越し、オプションは両建てながら、コール買いのボリュームが少なく、やや売りに傾いている。

ただ、明後日の模様眺めからの弱含みを睨んだ目先の手口と思われる。





今後の予想 


本日の日経平均は、昨夜の時間外にて先物が28,830円まで下落後に240円高・29,070円まで上昇した反動から、寄り付き後に再度28,800円台まで下落したものの、昨夜の高値での売り方の買い戻しにより強含む展開となった。

ただ、引け際のまとまった利益確定売りで上げ幅が急速に縮み、終値は62円高・29,053円にとどまった。明日の東京市場の休場を前に当然の様子見である。


定期観測している日経平均CFD60分足は、18:00現在、200MAに頭を抑えながらも、直近の下値を結ぶサポート線に支えられ、保ち合い形状となっている。



200MAはゆるやかな下向きとなっているが25MAには4/23・28,400円からの上昇モメンタムが残っているから保ち合い色が色濃くなっているものと思われる。

なお、足元の時間帯は、25MAが75MAの下に位置するやや弱い形状となっているが、75MAは直近の下降から上向きに転じつつあり、両移動平均線のモメンタムは拮抗していると見られる。

したがって、足元は28,900円~29,250円レンジ内のトレンドレスとなっており、目先は、引き続きレンジ内の往来により方向感を見出していくものと思われ、仮に、このまま価格が29,000円~29,100円で推移するか、または下げても28,800円台で下値固く推移した場合には、徐々に買い方優位に転換していくと見られる。

なお、今週の下値目処は28,900円と予想していたとおり、直近の下押し局面でも28,800円中盤で切り返している。

また、昨夜の米10年債金利上昇にもかかわらず、米国市場に動揺が見られなかったことから、目先の日経平均の反落は、昨夜及び本日の先物安値28,800円台で終えたか、仮に下げても28,800円を割り込む可能性は薄れたと見ている。

これは、ドル円が先週の円高局面と比べて1円を超える円安・ドル高で推移しており、仮にこのまま週を終えた場合、ドル円週足は先週の長めの陰線に対する「かぶせ陽線」となり、直近の円高局面終了の合図となる可能性が生じるためである。

なお、日経平均・日足チャートでは、本日、5日線をわずかに下回ったものの、25日線・75日線ともに横ばいから僅かながら上向きに転じる気配が仄見えており、目先的には保ち合いから、いったん上を狙う可能性が高いと見ている。

RSIや騰落レシオが低位であることから、外部環境に大きな変化がない限りジリ高となり、仮に下振れとなっても持ち直しは早いと見ている。


目先の節目としては、下図の3/24・25、4/21に空けた下窓28,660円~上窓28,840円が強い支持帯として機能しており、ここを明確に下回らない限りは買いが優勢になると予想している。



ただ、東京市場のGW休場中においても、日経平均CFDやCME日経平均が動いており、米国市場動向によっては28,800円を割れて28,400円~28,600円に突入する可能性は残していると見ていが、仮にそのようになったとしても、GW休場明けまでには戻してくると予想している。

引き続き、GW期間の日経平均の予想レンジは28,800円~29,400円と想定しており(明後日・30日はレンジ下限への弱含みか?)、GW明けについては勢いづけば29,400円~29,600円高値があり得ると予想している。

なお、再来週のSQ週の週央またはSQ通過後は警戒が必要との見方は変えていない。

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