2021-05-26

今後の日経平均予想(5/26)

本日の相場概況


本日の日経平均は、昨夜のダウ平均が安く返ってきた流れを受けてギャップダウンで始まったものの、すかさず切り返す動きとなり
、筆者予想どおりジリ高(小幅高)の展開となった。

本日の日経平均終値は88円高・28,642円

東証一部の概況は以下のとおり。


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日経平均  28642.19 +88.21
TOPIX     1920.67 +1.15
出来高     10.9億株 
売買代金  2.41兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 74.49
           TOPIX   83.87  
・RSI(14) 日経平均 42.66 
          TOPIX    48.56

・騰落レシオ   86.00


※RSI(9)買われ過ぎも騰落レシオは低い。



日米市場の現況と今後の予想


(米国市場)

昨夜のダウ平均は-81ドルの小幅安となり続伸することができなかった。

ただ、直近の上昇幅の大きさから利益確定売りが優勢となったものと見ており、昨日記した「もたつく動きとなった場合でも下押しは限定的で、いったん下げた後の戻しの勢いで窓入りし、2日~3日程度で窓埋めを果たす」との予想に変更はない。



ナスダック総合指数についても「三角保ち合いの頂点に向かって煮詰まる」と記したとおり、保ち合い継続の動きとなっている。

ただ、上値抵抗線となっている25日線が上向きに転化しつつあり、かなりの確率で上離れの可能性が高まっており、上放れは近づいており時間の問題と見ている。







(東京市場・日経平均)


経平均については、先物手口とABNアムロのオプション手口から見ていく。 

先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 



注目のゴールドマンは引き続き売り越しとなり、建玉は600枚買い越しと、ポジションゼロに近い状態となっている。

Cスイスは小幅買い越により売り越し幅を縮小しており、粘り強い相場に売りリスクを感じているように見える。

買い筆頭のソシエテは1,376枚買い越しと、5/7以来、2週間半ぶりに見る4桁の買い越しとなっており、本日を転機として買いが続くか注目している。

同じく買い方として存在感を高めているバークレイズが3,144枚の大口買い越しとなっており、この点も注目である。

野村は-2,615枚の売り越し。


ABNアムロは、先物売り買い交錯、オプションについては売り買い交錯ながら、足元のコール28500を始め、
昨日に続いてショートコール29000を大幅に買い戻しており、上優位と見ている?




今後の予想 


本日の日経平均は、冒頭に記したとおり、昨夜のダウ平均が安く返ってきた流れを受けてギャップダウンで始まり、28,400円割れを試す展開となったが、すかさず先物にまとまった買いが入って切り返す強い動きとなった。

この強い買いは、筆者が記しているとおり日経平均を押し上げを画策している筋による『需給悪化させない』といった意思と行動の表れであり、日経平均の短期的な上昇を示唆していると感じる。

この朝の買いにより、日経平均は前日終値を保つことができ、本日の日経平均終値は88円高・28,642円と、筆者予想どおりジリ高(小幅高)で終えた。

なお、上値が重いのは、後述するTOPIXの75日線に加え、明日のMSCIのリバランスへの警戒が要因と思われる。

定点観測している日経平均CFD60分足では、今朝の下落は75MAできれいに下げ渋っており、需給上も買い方が守るべき価格帯であったことが伺われる。


また、昨日記したように、下向きだった200MAが横ばいから上向きに変わりつつあり、価格や75MAとの同調性が高まっており、25MA-75MA-200MAのパーフェクトオーダー示現による60分足チャートの好転が近づいている。


ただ、日経平均の動きとしては、25日線に迫るものの上値が重かった。

これは、米国金利安により金融株が弱含みとなったため、TOPIXの伸びが弱く、日経平均の25日線とTOPIXの75日線が同じ位置関係となったことに加え、明日のMSCIリバランスによる売り圧力への警戒が要因と見ている。


ただ、TOPIXについては、今朝の下押しを25日線タッチで反発しており、ローソク足もしっかりとした陽線であり、75日線上抜きは近いと見ている。




なお、日経平均については、引き続き、25日線付近でもたつくことはあっても、昨日も記したとおり、あっさり上抜くと見ている。 


その後の見通しについては、今週の日曜(5/23)の記事に掲載した予想チャートを再掲する。 

目先の目標価格は29,300円となり、ここを上抜くことができれば(途中にはいくつかの難問もあるが)、状況次第では足元の波動での3万円近くまで上昇する可能性があると見ている。

どちらの価格が6月の最終目的地となるかは、日柄と値ごろ、そして日米の6月MSQの思惑が交錯することから現時点での判断は難しく、やはり日を追って丹念に絞り込んでいく事のみである

一方、空売り比率が途中に30%台の1日を挟み11営業日のほぼ連続で40%台となっていることから、仮に本日守り切った29,400円を下回る勢いとなった場合には下振れに警戒となる。

(半面、空売り比率の記録的高騰により、筆者想定どおり日経平均が上を目指した場合、思わぬ高値に至る可能性がある)

なお、29,300円予想は、RSIやチャートテクニカルからの予想となり、3万円予想は日足MACDからの予想であるが、これはシンプルなイメージであり、表中に記した以外にもバリエーションが多数あることから、そのような状況となった場合には、状況に即して最適解と思われる想定を記していくこととしている。

また、直近の急落同様に、(筆者の想定どおりに進展するとしたら)、今回の上昇についても、かなり速い動き(急伸 → もみ合い → 急伸の繰り返し)が想定され、もみ合いを挟むことによって、テクニカルを超える上昇が続く可能性がある

※19:50追記
下図のとおりアムロとソシエテが巨額の先物自己クロスを入れている。(左は先物ミニのためラージ換算では10分の1となるが) TOPIX先物と合わせてアムロは2.5万枚、ソシエテは2万枚ほどになる。


しかも「立ち合い」取引でのクロスであり、本日の寄り後の急伸とその後のもみ合いと合わせて考えれば、寄り付きで巨額買い、その後のもみ合いで空り建てと推測する。

明日は、寄り付きまたは昼休み、引け近くなど、いずれかの時間帯にて反対売買が行われると見ている。

筆者の推測どおり、寄り付きの急伸が当該2社によるものとすれば、建玉からは売り建ての買戻しが想定され、本日の寄付き同様の価格インパクトとなる可能性がある。

すなわち、買戻し開始時点から300円高・29,000円乗せの可能性があると見ている。 あくまで推測の話であり、逆目となることもあり得るが…。

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