本日の相場概況
本日の日経平均は、昨夜の米国株高を受けて上伸して始まったものの、戻り待ちの売りに押された。
ただ、押したところで買い戻しが入り、28,500円台でのもみ合いとなった。
日曜にアップした「週間予想」に記したとおり、日経平均は需給上、週央または週末までは積極的な上値追いができず『ジリ高』となる可能性があると予想したとおりの展開である。
日経平均終値は189円高・28,553円。
東証一部の概況は以下のとおり。
----日経平均 28553.98 +189.37TOPIX 1919.52 +6.48出来高 9.9億株 売買代金 2.20兆円
・RSI (9) 日経平均 56.66 TOPIX 65.57 ・RSI(14) 日経平均 47.48 TOPIX 54.06
・騰落レシオ 89.21
日経平均 28553.98 +189.37
TOPIX 1919.52 +6.48
出来高 9.9億株
売買代金 2.20兆円
・RSI (9) 日経平均 56.66
TOPIX 65.57
・RSI(14) 日経平均 47.48
TOPIX 54.06
・騰落レシオ 89.21
日米市場の現況と今後の予想
(米国市場)
先週土曜及び昨日に、ダウ平均は「目先、25日線を上抜く可能性が高い」「意外に早く25日線を上放れるかもしれない」と記したとおり、昨夜は+186ドルの大幅高となり、25日線を上抜いてきた。
予想としては、MACDは昨夜の大引け段階でゼロラインを上回ってきていることから、続伸にて空けた窓に入り込む可能性が高いと見ている。
仮に、もたつく動きとなった場合でも下押しは限定的で、いったん下げた後の戻しの勢いで窓入りし、2日~3日程度で窓埋めを果たすと予想している。
(なお、最高値更新については今回の波動では微妙と見ているが、経過次第では更新もあり得るため、もう少し推移を見てから判断したい)
ナスダック総合指数についても「三角保ち合いの頂点に向かって煮詰まる」と記したとおり、昨日は1.41%の大幅高となったものの、レジスタンスラインとなっている下向きの25日線を抜ききれず、保ち合いの範囲に収まっている。
昨夜の勢いのまま保ち合いを上放れる可能性もあるが、昨日の上昇幅が大きかっただけに、昨日の半値押し程度の反落後に再度上放れ挑戦となる可能性もある。
いずれにしても、かなりの確率で上離れの可能性が高まっており、上放れは近づいており時間の問題と見ている。
(東京市場・日経平均)
日経平均については、先物手口とABNアムロのオプション手口から見ていく。
先物・オプション手口集計・考察
注目のゴールドマンは-1,137枚売り越しと、引き続き利益確定売りを継続している。
ただ、建玉は225売り・TOPIX買いと両建て戦略であり、TOPIX先物の買い比重が高く、必ずしも下落優位とは見ていないと思われる。
Cスイスは差し引き31枚の買い越しと、-5,691枚の売り越し玉を留保しており、目先の弱気姿勢を継続している。
買い筆頭のソシエテは-1,733枚の売り越しとなっており、引き続き利益確定売り姿勢となっている。
ただ、平時は売り買いともに各5万枚水準のディーリング商いを行っているが、ここのところは3万枚程度で推移しており、本日は売り買い各2.5万枚の低水準となっており、取引自体にあまり積極的ではなく、高いところは売っておこうとの姿勢に見える。
なお、バークレイズが2,743枚の大口買い越しにより、買い建玉を3.2万枚に乗せているほか、表にはないが、三菱UFJモルガンが1,120枚買い越しにより、買い建玉を4.3万枚に拡大している。
野村は-329枚の様子見手口となっている。
ABNアムロは、先物売り越し、オプションはコール28750の買いを積んでおり、ショートコール29000の買い戻しも出ており、買いに傾いているように見える?
注目のゴールドマンは-1,137枚売り越しと、引き続き利益確定売りを継続している。
ただ、建玉は225売り・TOPIX買いと両建て戦略であり、TOPIX先物の買い比重が高く、必ずしも下落優位とは見ていないと思われる。
Cスイスは差し引き31枚の買い越しと、-5,691枚の売り越し玉を留保しており、目先の弱気姿勢を継続している。
買い筆頭のソシエテは-1,733枚の売り越しとなっており、引き続き利益確定売り姿勢となっている。
ただ、平時は売り買いともに各5万枚水準のディーリング商いを行っているが、ここのところは3万枚程度で推移しており、本日は売り買い各2.5万枚の低水準となっており、取引自体にあまり積極的ではなく、高いところは売っておこうとの姿勢に見える。
なお、バークレイズが2,743枚の大口買い越しにより、買い建玉を3.2万枚に乗せているほか、表にはないが、三菱UFJモルガンが1,120枚買い越しにより、買い建玉を4.3万枚に拡大している。
野村は-329枚の様子見手口となっている。
ABNアムロは、先物売り越し、オプションはコール28750の買いを積んでおり、ショートコール29000の買い戻しも出ており、買いに傾いているように見える?
今後の予想
本日の日経平均は、冒頭に記したとおり、昨夜の米国株高を受けて上伸して始まったものの、戻り待ちの売りに押されたものの、押したところでは買い戻しが入り、28,500円台(前日比+150円高付近)でのもみ合いとなった。
(なお、大引け近くの上昇は上海株の上値追いに助けられた)
ただ、このもみ合いについては、日曜にアップした週末予想どおりの展開であり、特に違和感はない。
日経平均・日足チャートでは、引き続き5/13安値からの戻りを試す時間帯が続いていることを示唆している。
なお、直近安値27,385円をつけた5/13の記事にて『いつ反転してもおかしくないと推測しており、弾みがつけぱ、意外にすんなり戻していく可能性がある』と記した筆者予想どおりの展開となっている。(5/13安値~1,200円上昇)
足元のもたつきについては、60分足チャート(需給)がかなり傷んだため、回復に手間取っているものである。
具体的には200MAの下向き加減が強く、価格との乖離が進んでいたが、ようやく横ばいから回復に移りつつある段階となっており、200MAが上向きに転化できれば価格との乖離が縮まるとともに、上昇確度を強めている75MAの支援により価格の上昇が勢いづくと見ている。
なお、今後、25日線・28,760円付近で頭を抑えられるとの予想が多いように見受けられるが、筆者は、もたつくことはあっても通過点として25日線をあっさり上抜くと見ていることは日々記しているとおりである。
その理由として、ダウ平均とS&P500では、S&P500をベンチマークとして多く使われているのと同様に、日経平均とTOPIXについても同様にTOPIXが日本株のベンチマークとして使われている例が多いことにある。
先物手口の残高欄を見てもわかるように、ソシエテはTOPIX先物を、野村(を通じて発注している海外勢?)もTOPIX先物の取引に終始している。
したがって、移動平均線については、日経平均よりもTOPIXが需給の実勢を現していると筆者は見ており、TOPIXの25日線は既に本日、25日線を上抜いている。
上図のとおり、TOPIXは足元で25日線を捉えており、今朝の急伸後に上値を抑えられたのは25日線の上に位置する75日線に頭を抑えられた可能性が高い。
ただ、その75日線は本日の終値から11ポイント上方と射程水準に入っており、傾きも、やや上向きとなっていることから、比較的速やかに乗り越えることができると見ている。
なお、TOPIXが75日線を上抜き上昇基調を強めたときに、日経平均は25日線に近づくことになるが、TOPIX主体の投資家は何の躊躇もなく買い進むと想定される。
そのため、日経平均は、TOPIXが75日線を越える28,650円~28,700円付近の達成後は、25日線・28,760円を比較的あっさりと乗り越える可能性が高いと見ている。
(ただ、明日・明後日については、ダウ平均次第となり、もみ合いまたはジリ高継続の可能性がある)
なお、その後の予想については、先々週(5/16)の「週間予想」以来記しているとおり、29,300円付近では目標達成感や6月SQの思惑が入りやすいため、警戒が必要と見ている。
ただ、この点についても、29,000円超に至るプロセス次第では修正が必要となるため、日々の細やかな観測が必要となる。
※20:40追記日経平均終値でのRSI (9)は56.6%と中位にあるが、仮にこのペースで上昇が続いた場合、来週央にはRSI (9)は100%に達すると試算される。
ただ、 その場合でもRSI (14)は60%台にとどまることや、RSIの天井張り付き特性を考慮すれば、(急騰等が生じた場合を除き)、日経平均は日柄的にもう少し上を目指す可能性があり、再来週前半、つまりSQ週前半まで上昇を続ける可能性が生じる。
いずれにせよ、総楽観が生じたときが天井となるだろう。
(なお、大引け近くの上昇は上海株の上値追いに助けられた)
ただ、このもみ合いについては、日曜にアップした週末予想どおりの展開であり、特に違和感はない。
日経平均・日足チャートでは、引き続き5/13安値からの戻りを試す時間帯が続いていることを示唆している。
なお、今後、25日線・28,760円付近で頭を抑えられるとの予想が多いように見受けられるが、筆者は、もたつくことはあっても通過点として25日線をあっさり上抜くと見ていることは日々記しているとおりである。
その理由として、ダウ平均とS&P500では、S&P500をベンチマークとして多く使われているのと同様に、日経平均とTOPIXについても同様にTOPIXが日本株のベンチマークとして使われている例が多いことにある。
先物手口の残高欄を見てもわかるように、ソシエテはTOPIX先物を、野村(を通じて発注している海外勢?)もTOPIX先物の取引に終始している。
したがって、移動平均線については、日経平均よりもTOPIXが需給の実勢を現していると筆者は見ており、TOPIXの25日線は既に本日、25日線を上抜いている。
上図のとおり、TOPIXは足元で25日線を捉えており、今朝の急伸後に上値を抑えられたのは25日線の上に位置する75日線に頭を抑えられた可能性が高い。
ただ、その75日線は本日の終値から11ポイント上方と射程水準に入っており、傾きも、やや上向きとなっていることから、比較的速やかに乗り越えることができると見ている。
なお、TOPIXが75日線を上抜き上昇基調を強めたときに、日経平均は25日線に近づくことになるが、TOPIX主体の投資家は何の躊躇もなく買い進むと想定される。
そのため、日経平均は、TOPIXが75日線を越える28,650円~28,700円付近の達成後は、25日線・28,760円を比較的あっさりと乗り越える可能性が高いと見ている。
(ただ、明日・明後日については、ダウ平均次第となり、もみ合いまたはジリ高継続の可能性がある)
なお、その後の予想については、先々週(5/16)の「週間予想」以来記しているとおり、29,300円付近では目標達成感や6月SQの思惑が入りやすいため、警戒が必要と見ている。
ただ、この点についても、29,000円超に至るプロセス次第では修正が必要となるため、日々の細やかな観測が必要となる。
※20:40追記
日経平均終値でのRSI (9)は56.6%と中位にあるが、仮にこのペースで上昇が続いた場合、来週央にはRSI (9)は100%に達すると試算される。
ただ、 その場合でもRSI (14)は60%台にとどまることや、RSIの天井張り付き特性を考慮すれば、(急騰等が生じた場合を除き)、日経平均は日柄的にもう少し上を目指す可能性があり、再来週前半、つまりSQ週前半まで上昇を続ける可能性が生じる。
いずれにせよ、総楽観が生じたときが天井となるだろう。