【本日の相場概況】
※RSIは高精度で天底を示唆
日経平均 29291.01 -150.29 TOPIX 1975.86 +0.38 出来高 10.2億株 売買代金 2.42兆円
・RSI (9) 日経平均 60.56 TOPIX 74.94 ・RSI(14) 日経平均 66.25 TOPIX 60.86
・騰落レシオ 112.49
※明日、東証一部の騰落銘柄数が同数であれば騰落レシオは119%に上昇する。
日経平均 29291.01 -150.29
TOPIX 1975.86 +0.38
出来高 10.2億株
売買代金 2.42兆円
・RSI (9) 日経平均 60.56
TOPIX 74.94
・RSI(14) 日経平均 66.25
TOPIX 60.86
・騰落レシオ 112.49
※明日、東証一部の騰落銘柄数が同数であれば騰落レシオは119%に上昇する。
【日米市場の現況と今後の予想】
ダウ平均
昨夜のダウ平均は-94ドル安・34,299ドルとポリンジャーバンド基準線・34,342ドルを割る動きとなった。
昨夜時点での基準線割れは僅か40ドル程度であるが、昨日の記事にて「目先、再度の基準線割れとなった場合には失望感が広がる」と記したとおり、今夜以降の市場で基準線を取り戻すことができなかった場合には、34,000ドル割れに向かうことが想定される。
なお、直近のダウ平均は8営業日連続で高値切り下げ・安値切り下げの陰線を並べているため、下方向へのトレンド継続となりやすい。
加えて、基準線がやや下向きに転化していること、MACDがゼロラインより下での推移を始めていることから、目先反発となっても上値は+1σ程度と推測され、弱い展開が継続すると予想している。
ただ、足元ではダウ平均のRSI(9)が29.23%と30%割れとなっていることから、目先的には、いったんの反発となってもおかしくない。
なお、ダウ平均の日足チャートでは、5日線が25日線を下抜くミニデットクロスの兆しが生じていることから、25日線割れとなれば投資家の弱気マインドを引き出しそうである。
また、S&P500がダウ平均とは対照的に堅調な値動きとなっており、両指数間での高値日のズレが生じる可能性が高まっており、これも懸念材料になり得ると見ている。
(おそらくS&P500は週末のMSQ通過後は下押しになると見ており、ダウ平均はS&P500の影響を受けて下押しが加速する可能性がある)
なお、S&P500についても直近は堅調な動きとなっているが、値幅が出ていない膠着に近い形状のため、25日線の上向き角度は緩く、MACDもシグナル線との絡み合いとなっているなど、下押しとなった場合、値幅が出やすい需給環境となっている。
今夜はFOMC終了後のパウエル議長会見やドットチャートの公表があるが、海外のヘッジファンド等は諜報・分析活動により既に内容を承知しており、事前に組み立てたシナリオどおりに展開していくのだろう。
(イベントドリブンで踊らされるのは常に個人投資家であり、大口にとっては予定調和に過ぎない)
通例であれば、今夜から週末MSQまではダウ堅調と予想している。
注) パウエル議長会見は筆者が見ているサイトでは27:30と書かれており、米国市場引け後となるため、予定稿で動くか、東京市場が消化するのか? 東京市場が消化となれば、海外勢による意図的なミスリードもあり得る。
東京市場・日経平均
昨夜のダウ平均は-94ドル安・34,299ドルとポリンジャーバンド基準線・34,342ドルを割る動きとなった。
昨夜時点での基準線割れは僅か40ドル程度であるが、昨日の記事にて「目先、再度の基準線割れとなった場合には失望感が広がる」と記したとおり、今夜以降の市場で基準線を取り戻すことができなかった場合には、34,000ドル割れに向かうことが想定される。
なお、直近のダウ平均は8営業日連続で高値切り下げ・安値切り下げの陰線を並べているため、下方向へのトレンド継続となりやすい。
加えて、基準線がやや下向きに転化していること、MACDがゼロラインより下での推移を始めていることから、目先反発となっても上値は+1σ程度と推測され、弱い展開が継続すると予想している。
ただ、足元ではダウ平均のRSI(9)が29.23%と30%割れとなっていることから、目先的には、いったんの反発となってもおかしくない。
なお、ダウ平均の日足チャートでは、5日線が25日線を下抜くミニデットクロスの兆しが生じていることから、25日線割れとなれば投資家の弱気マインドを引き出しそうである。
また、S&P500がダウ平均とは対照的に堅調な値動きとなっており、両指数間での高値日のズレが生じる可能性が高まっており、これも懸念材料になり得ると見ている。
(おそらくS&P500は週末のMSQ通過後は下押しになると見ており、ダウ平均はS&P500の影響を受けて下押しが加速する可能性がある)
今夜はFOMC終了後のパウエル議長会見やドットチャートの公表があるが、海外のヘッジファンド等は諜報・分析活動により既に内容を承知しており、事前に組み立てたシナリオどおりに展開していくのだろう。
(イベントドリブンで踊らされるのは常に個人投資家であり、大口にとっては予定調和に過ぎない)
通例であれば、今夜から週末MSQまではダウ堅調と予想している。
注) パウエル議長会見は筆者が見ているサイトでは27:30と書かれており、米国市場引け後となるため、予定稿で動くか、東京市場が消化するのか? 東京市場が消化となれば、海外勢による意図的なミスリードもあり得る。
先物・オプション手口集計・考察