【本日の相場概況】
※RSIは高精度で天底を示唆
日経平均 28964.08 -54.25 TOPIX 1946.56 -17.01 出来高 15.1億株 売買代金 3.53兆円 ・RSI (9) 日経平均 47.77 TOPIX 38.40 ・RSI(14) 日経平均 53.02 TOPIX 54.41
・騰落レシオ 107.79
※売買代金3.5兆円の大商いとなっており、米MSQを前に海外勢が利益確定売りを行った?
日経平均 28964.08 -54.25
TOPIX 1946.56 -17.01
出来高 15.1億株
売買代金 3.53兆円
・RSI (9) 日経平均 47.77
TOPIX 38.40
・RSI(14) 日経平均 53.02
TOPIX 54.41
・騰落レシオ 107.79
※売買代金3.5兆円の大商いとなっており、米MSQを前に海外勢が利益確定売りを行った?
【日米市場の現況と今後の予想】
ダウ平均
昨夜のダウ平均は-210ドル安・33,823ドルの4日続落となった。
昨日、「目先的には、もう一段の下落でいったん反転のタイミングとなっている一方、-2σ・33,811ドルまで押した場合には、バンドウォークに入りやすいい点は注意が必要」と記した。
昨日の終値は-2σタッチではあるが、長めの下ヒゲのローソク足となっていることから、下優位の展開が続くことが予想されるものの、超目先はいったんの反発となっても良い環境となっている。
ただ、これまでも記しているように、主要3指数の中で、ダウが極端に弱い状態が続いているため、今晩の米国MSQにおいてはリスク回避の面からダウ先物売り-ナスダック・S&P500売りのポジションとなっている可能性がある。
この推測どおりであるなら、売り方はMSQ通過後も利益を伸ばすためにさらに売りを積み、値頃感から入っているであろう個人の買いがロスカット水準に至るまで売り続けることが想定される。
なお、ダウ日足の移動平均は、25日線を明瞭に割り込み、足元では75日線タッチとなっている。
仮に、75日線を割れた場合は33,200ドル、32,117ドルの節目程度の調整が予想される。
なお、昨夜終値でのRSI(9)が3.25%、RSI(14)が26.01%と短期的な売られすぎ水準に達していることから、目先はいつ反発となってもおかしくないが、MSQ通過後のナスダック・S&P500が反動安に見舞われた場合、ダウが素直に買われると見るのも危ういと思われる。
S&P500
5日線と25日線に挟まれており、MACDは既に下降を始めており、ゼロラインを割り込んできた場合、下落幅が大きくなる可能性があると見ている。
昨日、「目先的には、もう一段の下落でいったん反転のタイミングとなっている一方、-2σ・33,811ドルまで押した場合には、バンドウォークに入りやすいい点は注意が必要」と記した。
昨日の終値は-2σタッチではあるが、長めの下ヒゲのローソク足となっていることから、下優位の展開が続くことが予想されるものの、超目先はいったんの反発となっても良い環境となっている。
ただ、これまでも記しているように、主要3指数の中で、ダウが極端に弱い状態が続いているため、今晩の米国MSQにおいてはリスク回避の面からダウ先物売り-ナスダック・S&P500売りのポジションとなっている可能性がある。
この推測どおりであるなら、売り方はMSQ通過後も利益を伸ばすためにさらに売りを積み、値頃感から入っているであろう個人の買いがロスカット水準に至るまで売り続けることが想定される。
なお、ダウ日足の移動平均は、25日線を明瞭に割り込み、足元では75日線タッチとなっている。
ナスダック総合指数
ナスダック総合指数についてはトリプルトップ形成懸念が生じている。
(まとめ)
これらのとおり、米国主要3指数については目先、良い印象が乏しいというのが素直な感想である。
東京市場・日経平均
先物・オプション手口集計・考察
ゴールドマンは1.768枚を買い越しながら、基本的には両建てとなっており、225売りに対し、TOPIXをやや優位としている。(投資金額としては中立か?)
Cスイスは-1,344を売り買い越し、売り建玉を伸ばしている。
数週間前までは買い筆頭であったソシエテは、引き続き利益確定売りとなっており、建玉は7,000枚台まで縮小となった。
野村は1,731枚を買い戻している。
ABNアムロは、先物売り越しながら、オプションはコール29500に大口の買いを入れている。
ただ、この買いはショートコール29250に対するヘッジ買いであり、総合的には売り買い交錯の様子見またはもみ合い想定か?
ゴールドマンは1.768枚を買い越しながら、基本的には両建てとなっており、225売りに対し、TOPIXをやや優位としている。(投資金額としては中立か?)
Cスイスは-1,344を売り買い越し、売り建玉を伸ばしている。
数週間前までは買い筆頭であったソシエテは、引き続き利益確定売りとなっており、建玉は7,000枚台まで縮小となった。
野村は1,731枚を買い戻している。
ABNアムロは、先物売り越しながら、オプションはコール29500に大口の買いを入れている。
ただ、この買いはショートコール29250に対するヘッジ買いであり、総合的には売り買い交錯の様子見またはもみ合い想定か?
日経平均の予想コメント
本日の日経平均は、昨夜のダウ平均が+210ドル安と東京時間のダウ先物を下回る安値となったが、時間外の日経平均はナスダックの上昇に連られての上昇となって東京市場に返ってきた。