【本日の相場概況】
※RSIは高精度で天底を示唆
日経平均 28010.93 -953.15 TOPIX 1899.45 -47.11 出来高 13.0億株 売買代金 2.94兆円
・RSI (9) 日経平均 27.67 TOPIX 20.45 ・RSI(14) 日経平均 34.71 TOPIX 45.70
・騰落レシオ 95.89
※RSIはだいぶ低下したものの、ダウ平均との比較ではまだ下げ切っておらず、また、TOPIX(14)が中立よりやや下程度。
日経平均 28010.93 -953.15
TOPIX 1899.45 -47.11
出来高 13.0億株
売買代金 2.94兆円
・RSI (9) 日経平均 27.67
TOPIX 20.45
・RSI(14) 日経平均 34.71
TOPIX 45.70
・騰落レシオ 95.89
※RSIはだいぶ低下したものの、ダウ平均との比較ではまだ下げ切っておらず、また、TOPIX(14)が中立よりやや下程度。
【日米市場の現況と今後の予想】
ダウ平均
先週末のダウ平均は、-533ドル安・33,290ドルで週を終え、ボリンジャーバンドでは-2σを割り込む下落となっており、目先的には行き過ぎの感がある。
ただ、MSQ通過後のナスダック・S&P500が反動安に見舞われており、ダウが素直に反動高に移行すると見るのは少し早いと見ている。
ダウ平均・日足チャートにおいても、25日線を下放れた価格は加速度を増して75日線を下抜いていることから、目先は戻り歩調となっても、その後はもう一段の下落が想定される。
(75日線割れとなった後は、いったん戻りを試すと思われるが、75日線がレジスタンスとなり、再度下落に向かう展開をメインシナリオと見ている)
今夜のダウ平均については、日本・アジア株安・欧州株安を受けて、どの程度の値幅が出てくるかに着目しているが、ダウは先行して下げており、RSI(9)も一桁台と売られ過ぎを示唆しているため、おそらく反発基調で推移すると見ているが、大きな値幅にはならないだろう。
目先の価格目処としては、上値目途は-2σの推定値・33,500ドル~33,600ドルと見ており、その後は再度売られ33,000ドル割れを試す展開に向かうと見ており、週の終値は32,600ドル~33,000ドルと予想している。
ダウ平均・日足チャートにおいても、25日線を下放れた価格は加速度を増して75日線を下抜いていることから、目先は戻り歩調となっても、その後はもう一段の下落が想定される。
(75日線割れとなった後は、いったん戻りを試すと思われるが、75日線がレジスタンスとなり、再度下落に向かう展開をメインシナリオと見ている)
今夜のダウ平均については、日本・アジア株安・欧州株安を受けて、どの程度の値幅が出てくるかに着目しているが、ダウは先行して下げており、RSI(9)も一桁台と売られ過ぎを示唆しているため、おそらく反発基調で推移すると見ているが、大きな値幅にはならないだろう。
S&P500
S&P500については、直近、ダウ平均の下押しを尻目にMSQを材料に底堅く推移してきた反動安から弱含みの週になると予想している。
なお、米国MSQ後は通例においても需給の歪みが生じて数日間の下押しとなることが多く、今回は「波乱のSQ」となったことで、需給の歪みはより大きいことが想定され、下押し幅も広まると見ている。
今週の下値目処としては、75日線4,100ポイント手前までの下落後、いったん戻すも再度売られて75日線を試すと予想している。
この場合には、チャートに図示した起点から直近上昇幅に対する50%押しの4,061ポイントまたは62.8%押しの4,014ポイントが月末の下値目処として想定される。
S&P500については、直近、ダウ平均の下押しを尻目にMSQを材料に底堅く推移してきた反動安から弱含みの週になると予想している。
なお、米国MSQ後は通例においても需給の歪みが生じて数日間の下押しとなることが多く、今回は「波乱のSQ」となったことで、需給の歪みはより大きいことが想定され、下押し幅も広まると見ている。
今週の下値目処としては、75日線4,100ポイント手前までの下落後、いったん戻すも再度売られて75日線を試すと予想している。
この場合には、チャートに図示した起点から直近上昇幅に対する50%押しの4,061ポイントまたは62.8%押しの4,014ポイントが月末の下値目処として想定される。
東京市場・日経平均
先物・オプション手口集計・考察
(本日は前週末時点の残高報告を受け、先週末の建玉残の一部修正を行っています)
ゴールドマンは-1,231枚を売り越し、建玉は2,000枚買いとほぼ中立。ただし、225売り・TOPIX買いとなっている。
Cスイスは-1,626枚を売り越し、売り建玉を拡大している。
少し前まで買い筆頭だったソシエテは-6,694枚の大口売り越しとなっており、建玉は僅かながら売り越しとなった点は注目である。
なお、本日もアムロとともに巨額の先物クロスを繰り出している。(詳細後述)
野村は-839枚売り越しと小幅な手口となっている。
ABNアムロは、先物を大口買い越し、オプションもコール買い・プット売りと上志向ながら、先物クロスの存在があることから、足の短い資金の可能性がある。
(本日は前週末時点の残高報告を受け、先週末の建玉残の一部修正を行っています)
ゴールドマンは-1,231枚を売り越し、建玉は2,000枚買いとほぼ中立。ただし、225売り・TOPIX買いとなっている。
Cスイスは-1,626枚を売り越し、売り建玉を拡大している。
少し前まで買い筆頭だったソシエテは-6,694枚の大口売り越しとなっており、建玉は僅かながら売り越しとなった点は注目である。
なお、本日もアムロとともに巨額の先物クロスを繰り出している。(詳細後述)
野村は-839枚売り越しと小幅な手口となっている。
ABNアムロは、先物を大口買い越し、オプションもコール買い・プット売りと上志向ながら、先物クロスの存在があることから、足の短い資金の可能性がある。