2021-06-28

今後の日経平均予想(6/28)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  29048.02 -18.16
  TOPIX     1965.67 +3.02
  出来高      8.7億株 
  売買代金   1.96兆円 
  
・RSI (9) 日経平均 42.20
           TOPIX    47.08  
・RSI(14) 日経平均 51.31
          TOPIX    50.76

・騰落レシオ   104.16




【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均

週末・金曜のダウ平均は237ドル高・34,433ドルとなり、ポリンジャーバンド基準線を越えて引けた。

もっとも、237ドル高の内訳としては複数の個別銘柄の急伸が寄与しており、実態は指数の伸びほど強くはないと見ている。



ただ、指数取引ではダウ平均が一つの銘柄として取引されていることから、目先(今夜)は週末の勢いが持続し、ボリンジャーバンド+1σタッチに向かうと思われるが、MACDがゼロラインタッチを達成していることから、ダウ平均の上昇はボリンジャーバンド+1σタッチ、またはその手前に留まると見ている。

なお、その後は直近上昇の反動から、ポリンジャーバンド-1σへの反落に移ると予想している。




 ナスダック総合指数

週末・金曜のナスダック総合指数は、前日終値を挟んだもみ合いとなり、日足チャートでは、前日のギャップアップでの十字足に並ぶコマ足となり、「宵の明星」または「アイランドリバーサル」が形成されやすいことに警戒が必要である。

また、出来高が大きさから、高値での利益確定が行われた可能性がある点も警戒材料と見ている。


なお、今週の米国市場は水曜にADP雇用統計、金曜に米雇用統計が控えていることから、今夜については強含みとなっても、その後は様子見姿勢による利益確定売りが出やすいと見ている。

雇用統計通過後の筆者見通しについては一昨日(土曜)に記したとおり、弱含み継続と見ている。



東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 

(本日は前週末時点の残高報告を受け、先週末の建玉残の一部修正を行っています) 


 ゴールドマンは1.310枚買い越し、建玉は225売り・TOPIX買いとなっている。

Cスイスは小幅買い越し、建玉は-7,500枚売り越しとまずまずの売り越し幅となっている。

ソシエテは±ゼロ枚。前日夜間売り越し・本日日中の買い越しとなっており、建玉は約6,000枚買い越しと、売り買いどちらにも転換できるボリュームとなっている。

野村は小幅売り越しとなっている。


ABNアムロは、先物小幅売り越し、オプションも29000コールを利確、プット買いも入れるなど、やや利益確定モードとなっており、このあたりはもみ合い想定だろう。



日経平均の予想コメント 


本日の日経平均は、週末の米国株高により寄り付きは29,112円と高く始まったものの、先物にまとまった売りが出たことで寄り天・下押しとなった以降は29,000円を割り込んでのもみ合いとなった。

昨日記した今週の動きを示唆する「29,000前後で伸び悩むか、75日線・29,072円を超えるか」については、前者寄りではあるが、大引け近くでは買い戻しが入り、日経平均終値は18円安・29,048円と29,000円を取り戻しており、売りも買いも決め手のない様子見ムードとなっている。

日経平均・日足チャートでは、引き続き75日線や2/16高値から引くレジスタンスラインに頭を抑えられており、上値の重さを印象づけている。


先物手口においても、全般的に小口の商いとなっており、上下ともに動きがたい空気感となっている。

なお、今夜の米国市場については上述のとおり堅調な展開を想定しているが、その後は、週末の米雇用統計を見極めようとするする動きから様子見姿勢となり、直近上昇分の利益確定売りが優勢になると見ている。

そのため、日経平均についても明日は高く始まる可能性があるが、本日同様に上値では頭を抑えられる動きになりやすいと見ている。

また、週末の米雇用統計については、メインシナリオと見ている市場予想から大きく離れなかった場合は直近の需給である弱もみ合いの流れを引き継ぐと予想している。

この場合の下値目処の日柄については、東京市場SQ通過の翌週半ばの7/14-16頃が有力と想定している。

値ごろについては、売り仕掛けが入るならば28,000円割れの可能性がある一方、米国市場が大きく崩れるには現状は強すぎであることから、一般的な値ごろとなる28,400円前後も想定され、値ごろまたは日柄のいずれかとオシレーター系指標が売られすぎに達すれば、東京五輪開催ムードを高めるための買いが入ると見ているが、下押しが限定的であれば買いも緩慢と見ている。

※21:05追記
日経平均が前日の29,500円台から3万円超へと躍り出た2/15から数えて本日は
90営業日となり、90日移動平均は29,174円の位置にある。

したがって、日経平均は29,174円が強力な上値抵抗線となっていると見ており、おそらく、明日(または明後日)、ここを超えない範囲で上昇した後に陰線引けとなり、その後、ジグザグ波により7/14-16頃、下値を試した後、再度、29,174円を超えないか、超えても一時的となる上値試し後に大きめの反落が来る、そのようなイメージで見ている。

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