2021-06-29

今後の日経平均予想(6/29)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  28812.61 -235.41
  TOPIX     1949.48 -16.19
  出来高     10.3億株 
  売買代金   2.34兆円  

  
・RSI (9) 日経平均 40.83
           TOPIX    42.81  
・RSI(14) 日経平均 49.28
          TOPIX    48.16

・騰落レシオ   101.95



【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均


昨夜のダウ平均については、「週末の勢いが持続」すると見ていたが、週末の急伸に対する利益確定売りにより-150ドル安・34,283ドルと三桁の下落となった。

ボリンジャーバンドでは基準線で下げ止まっており、MACDがゼロラインを超えてきているため、引き続きボリンジャーバンド+1σを目指す動きになる可能性が高いと見ている。



ただ、昨夜はS&P500が小幅高となり、VIX指数が低位での推移が続いていることから、週末の米雇用統計通過を契機に、米国主要3指数は反落に向かうと予想しており、ダウ平均の上昇もボリンジャーバンド+1σタッチ、またはその手前に留まると見ている。




 ナスダック総合指数


昨日の記事にて「今夜については強含み」と記したとおり、+140ポイント(0.98%)の大幅高となった。

(余談となるが、ナスダックの上昇に連れて日経平均も上昇すると見ていたが、これは期待外れとなった)

ナスダック総合指数のボリンジャーバンドでは+2σタッチを果たしており、目先的には+2に沿った上昇(ただし小幅上昇)となる可能性が高いと見ている。


MACDが直近高値付近まで上昇余地があることから続伸を想定しているが、ダウ平均同様に週末の米雇用統計が良きにつけ、悪しきにつけ材料出尽くしになると予想している。




東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 



 ゴールドマンは昨日に続き1,171枚の買い越しとなっているものの、建玉は5,000枚台と少ない。

Cスイスは-2,179枚売り越しとなっており、建玉は9,600枚とますまずの売り越しとなっている。

ソシエテは-2,480枚売り越しと、買い越し後にすかさず売りを入れており。目先的な取引に終始していると見られる。

野村は1.094枚の買い越しとなっている。


ABNアムロは、先物買い越し、オプションは29125から上のコールを利確、プット買いと、昨日記したように「日替わり」的な手口となっている。



日経平均の予想コメント 


本日の日経平均は、昨夜のS&P500は小幅高、ナスダック総合指数は大幅高となったものの、ダウ平均が週末の反動安となったことから先物ナイトの売りを引継ぎ、一時は300円を超える大幅安となった。

なお、昨日の追記にて「(本日または明日は)29,174円を超えない範囲で上昇した後に陰線引け」との予想を記したが、ダウ平均が思いのほか弱く、予想とは逆にギャップダウンでの下落となった。

したがって、想定していた本日の上昇(陰線引け)については、前ズレとなって昨日の日経平均によって達成されたか、明日以降への後ズレか、いずれかの可能性がある。

(どちらかと言えば、昨日達成された可能性が高いと見ているが、明日・明後日に向けて戻りを試す可能性も残している)

(4923・エーザイが信用売りを溜めながらも高値で保ち合っており、MACDやストキャは目先反発となりそうなフォーメーションとなっていることから、上放れとなれば急伸が想定され、日経平均の牽引役となる可能性もある



ただ、その場合も、昨日記したように21,800円付近では頭を抑えられると予想している。

ちなみに、日経平均が本年に入り、3万円超の高値をつけて反落した2/16、3/18、4/6の各取引日を起点とした移動平均は91MA、69MA、54MAとなり、下図に見るように直近はこれらの移動平均線に頭を抑えられている。


移動平均線は、起点から本日までの平均コストを意味しており、同線の下よりも上での推移が多いことから、これらを上回る価格ではヤレヤレ売りが出やすいことになる。

したがって、日経平均が30.714円をつけた2/16から30,208円をつけた4/6を起点として算出される54MA・28,800円~91MA・29,200円付近では今後も上値の重い展開が想定され、先物勢による売り仕掛けの対象値幅になりやすいと見ている。

日経平均の今後の展開としては、本日、大きめの下落となったことから明日は(ダウ平均の上昇を伴って)反発に向かうと見ているが、上述のとおり上値の重い価格帯であるだけに高寄り後は下げやすく、日足は陰線となる可能性が高いと見ている。

なお、明日の値幅予想としては、直近下落幅の半値戻しとなる28,950円~29,000円が高値目途となり、終値は高値から50円~100円を減じた価格と予想している。

その後も、日経平均は7月中旬に向けて下落していくとの予想には変わりなく、2日~3日単位でのジグザグ波による上下動を繰り返しながら下値をさぐっていく展開になると見ている。

なお、筆者想定どおり下落した場合の反転時期は7月中旬を想定している。

この日柄は、チャート推移及び東京五輪開幕の一週間前に当たることから、かねてより有力と見ている日柄であり、7月末までの2週間程度が反発(あや戻し)期間と予想している。

※20:50追記
明晩のADP雇用統計は前月の97.8万人増に対し、市場予想は55.0万人と前月比では減少が予想されているようである。これはおそらく、前月の米雇用統計が55.9万人増であったことから修正が入っているものと思われるが、やや弱気に見過ぎているように感じる。

個人的には、明晩のADPで米国株上昇、週末の米雇用統計でやや失速、または出尽くしのシナリオを想定している。また、来週・月曜の米国市場は休場となるため、投資家心理からも利益確定売りが出やすく、週明けの東京市場は仕掛けが入りやすいと見ている。 そのため、仮に下方向に振って来た場合、東京市場の足元の需給からは動いた方向に弾みがつく可能性があると予想している。

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