【本日の相場概況】
※RSIは高精度で天底を示唆
日経平均 29058.11 +111.97 TOPIX 1958.70 +16.37 出来高 10.9億株 売買代金 2.61兆円 ・RSI (9) 日経平均 73.18 TOPIX 59.31 ・RSI(14) 日経平均 65.84 TOPIX 60.90
・騰落レシオ 101.49
日経平均 29058.11 +111.97
TOPIX 1958.70 +16.37
出来高 10.9億株
売買代金 2.61兆円
・RSI (9) 日経平均 73.18
TOPIX 59.31
・RSI(14) 日経平均 65.84
TOPIX 60.90
・騰落レシオ 101.49
【日米市場の現況と今後の予想】
ダウ平均
昨夜のダウ平均は、序盤は125ドル高付近まで上昇したものの、筆者予想のとおり、その後は戻り待ちの売りに押され上げ幅を縮める展開となった。
終わりは前日比+25ドル高と、筆者予想の小幅安とはならなかったが概ね予想の範囲となった。
ただ、下図・60分足チャートで見るように、焦点となっている5/11に空けた窓下端を割り込んでいないことから売り圧力に抗した強めの展開のように感じられるが、おそらく、米雇用統計を前にした売り方の買い戻し(ポジション調整)と見ている。
今夜のADP雇用統計・明晩の米雇用統計への警戒から、米金利は強含みで推移すると見ていたが、逆に低下方向に動いている点に違和感を感じた。
したがって、下抜くことができずにいた25日線から、いったん上方向に跳ねる可能性を感じており、明晩の雇用統計がそのきっかけになるのではないか?と見ている。
ダウ平均日足チャートでは、引き続き5日線にサポートされる形で3本の移動平均線が上向きに推移するパーフェクトオーダーを形成しているものの、ローソク足は寄り付き・引け値が同水準の十字足が続いており、いったん下振れの可能性があると見ている。
ただ、目先、下振れがあったとしても目先は25日線・34,300ドル付近で下値固く推移することが想定される。
また、ストキャスティックススー(スロー)も直近上昇幅に対して、あと少しで半値押しを達成することから、今夜または明晩の雇用統計で下振れが生じれば、そこが転換点となり、再上昇に向かう可能性があると見ている。
東京市場・日経平均
ダウ平均日足チャートでは、引き続き5日線にサポートされる形で3本の移動平均線が上向きに推移するパーフェクトオーダーを形成しているものの、ローソク足は寄り付き・引け値が同水準の十字足が続いており、いったん下振れの可能性があると見ている。
先物・オプション手口集計・考察
ゴールドマンは小幅買い越しも、225先物売り・TOPIX買いと下優位(225下落)のポジションとなっている。
Cスイスは相場追従の買いと見られるまとまった買い戻しにより、ポジションはいよいよニュートラルに近づいている。
買い筆頭のソシエテも相場追従の買いと見られるまとまった買いにより、買い建玉を拡大しているが、本日も巨額先物クロスを繰り出しており、目先の波乱を感じる。(後述)
野村は555枚の小口買戻しとなっており、現水準にはあまり興味がないようだ。
ABNアムロは、先物売り越し、オプションについても小口ながらショートコール29000を積み増し、加えてプットにはかなり大口の買いを入れている。
また、ソシエテ同様に本日も巨額先物クロスを繰り出している点に注目している。
ゴールドマンは小幅買い越しも、225先物売り・TOPIX買いと下優位(225下落)のポジションとなっている。
Cスイスは相場追従の買いと見られるまとまった買い戻しにより、ポジションはいよいよニュートラルに近づいている。
買い筆頭のソシエテも相場追従の買いと見られるまとまった買いにより、買い建玉を拡大しているが、本日も巨額先物クロスを繰り出しており、目先の波乱を感じる。(後述)
野村は555枚の小口買戻しとなっており、現水準にはあまり興味がないようだ。
ABNアムロは、先物売り越し、オプションについても小口ながらショートコール29000を積み増し、加えてプットにはかなり大口の買いを入れている。
また、ソシエテ同様に本日も巨額先物クロスを繰り出している点に注目している。
日経平均の予想コメント
本日の日経平均は上述したとおり、昨夜の米国市場で米10年債金利が低下したことから反発するのではないか?と見ていたところ、寄り付き後に300円幅の急伸となり、29,100円台に乗せた。
昨日の段階においては、再度の深押しを想定していたが、今朝の急伸によって、5/28以降継続していた直近600円上昇に対する調整波動は終了したか、あと一息で終了する可能性がより高まった。
理由としては、日柄面及びTOPIXが直近の上値抵抗線を明瞭に上抜いてきたことが挙げられる。
ただ、日経平均は依然として上値抵抗線で押しとどめられており、25日線と75日線に挟まれた状態となっていることから、不安定な相場展開が予想され、ストキャスティクスも、いったん押し戻されるのではないか?と見ており、明晩の米雇用統計が波乱に一役買う可能性があると見ている。(仮に波乱が生じなかった場合でも、25日線・28,650円付近への下押しとなるか、5日線・28,960円付近を挟むもみ合いによって時間の調整をこなすなど、高値追いにはまだ若干の時間を要すると見ている)
また、120分足チャートにおいても、200MAが依然として緩やかな下向きとなっていることから、少なくとも横ばいに変化するまでの時間帯はもみ合いが続く可能性があり、足元の価格での、いわゆる「29,000円固め」と称される展開が想定される。
なお、(可能性は低いと思うが) 目先波乱が生じず、通常の押し目程度であれば、120分・25MA・28,900円または同75MA・28,820円ではサポートされる可能性が高いと見ている。
ただし、SQ週は「魔物が棲む」とも言われており、仮に米雇用統計のポジティブサプライズ → インフレ懸念再燃の想定の下に、本日の日経平均を持ち上げた疑念は解消されておらず(実際、東京時間のダウ先物はほとんど反応していない)、依然として28,400円~28,500円への下振れは想定の一つとして残しておく必要があると見ている。
本日の先物手口においても、ソシエテとアムロが巨額先物自己クロスを繰り出しており、かなり危険な香りが漂っている。
ちなみに、アムロは本日もオプションでコールショート・ロングプットを建てており、ソシエテとしても基本は買い建玉の高値売却を目論んでいると思われ、総悲観 → 楽観への転換が目先のメインシナリオと筆者は予想している。
この場合の下値目途としては、かねて記しているとおり、5/13安値から直近高値までの上昇幅に対する38.2%押し・28,500円、下落の勢いがあった場合には50%押し・28,280円付近、直近高値29,194円から1,000円を減じた28,194円などが想定される。(上図参照)
なお、米国株は6/18・MSQに向けて上昇波動を強めていくと見ており、日経平均についても、上述した先物・オプションの下向きポジションの利益確定が済めば、すかさず買い転換すると見ている。
おそらく、東京時間で安値圏でのヨコヨコの後、時間外にスッと上げていくと予想している。
なお、日経平均の高値目処は、6/11・東京市場MSQで29,300円~29,500円、翌週の米国MSQで29,700円~29,900円と見ており、筆者の想定どおりに進むならば、週末~来週初めにかけて波乱の展開を予想している。
注目の米ADP雇用統計は、市場予想65万人増に対し、97万8000人増の上振れとなり、米10年債金利も上昇となった。
しかし、本来なら週初から警戒感が出てもおかしくなかったダウが、本日夕刻から急激に売られる展開となったのは「仕掛け」の為せる業であると感じる。
なお、先刻、ダウ先物が34,243ドル安値をつけ、筆者予想の目先安値34,300ドル(チャートに付記した価格は34,335ドル)を達成した。現物市場でここを割った場合、50%押し・34,171ドル、61.8%押し・34,010ドルが次の節目価格となり、筆者想定どおり「仕掛け」であるなら達成される可能性は高いと見ている。
もっとも、この価格まで来るのは明晩ないし来週と思われるが…。
※22:00追記なお、日経平均については、仮に28,400円を割れた翌営業日に再度28,400円を上回ることができなかった場合は、目先、戻りの目途は29,100円止まりになる可能性がある。
※22:50追記明日の日経平均の焦点は、ソシエテ・アムロが寄付きで先物クロスの買いを売り、ザラバで売り乗せしてくるか? 先物寄付き(8:45)がナイト引け値より低く寄り付いた場合は、この手法で来ている可能性が高く、ダウの下げ幅が増幅される可能性がある。 ただ、手口からはクロス買いの売りかどうかの判断はできず、売り越しているかどうかの確認となる。
注目の米ADP雇用統計は、市場予想65万人増に対し、97万8000人増の上振れとなり、米10年債金利も上昇となった。
しかし、本来なら週初から警戒感が出てもおかしくなかったダウが、本日夕刻から急激に売られる展開となったのは「仕掛け」の為せる業であると感じる。
なお、先刻、ダウ先物が34,243ドル安値をつけ、筆者予想の目先安値34,300ドル(チャートに付記した価格は34,335ドル)を達成した。現物市場でここを割った場合、50%押し・34,171ドル、61.8%押し・34,010ドルが次の節目価格となり、筆者想定どおり「仕掛け」であるなら達成される可能性は高いと見ている。