2021-07-12

今後の日経平均予想(7/12)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  28569.02 +628.60
  TOPIX    1953.33 +40.95
  出来高    10.3億株 
  売買代金 2.38兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 42.99
           TOPIX    51.56  
・RSI(14) 日経平均 42.81
          TOPIX    48.18

・騰落レシオ   91.86




【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均


週末・金曜のダウ平均は448ドルの大幅高となったが、MACDは(価格が直近高値を上抜いたにもかかわらず)直近の高値を上抜いていないことから、依然として4営業日前からの短期下落トレンドは継続中と見ており、MACDのゼロライン割れ近くへの弱含みが続くと予想している。


また、25日線と75日線の乖離が縮まってきている点も、利益確定売りを生みやすい需給にあると見ている。

したがって、今夜のダウ平均については、土曜にアップしたダウ平均週間予想に記したとおり弱含み想定しており、現時刻18:00現在においても筆者予想どおり-130ドル安で推移しており、やや大きめの下押しとなる可能性があると見ている。




 ナスダック総合指数


週末・金曜のナスダック総合指数は、ダウ平均の上昇に連れて0.98%の続伸となった。

ただ、ここのところ強い動きが続いていただけに、直近高値を上抜くことができず、MACDも陰転の兆しを継続している。


今週のナスダックについては、ダウ平均同様に弱含むと見ているが、直近安値または25日線では下げ止まると予想している。



東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 

(本日は前週末時点の残高報告を受け、先週末の建玉残の一部修正を行っています) 


 ※本日より、総取引枚数(全日)を記載しています。

 ・ゴールドマン
 週末金曜の-4,593枚の大口売り越しに続き、本日も-881枚の売り越しとなっており、建玉は-269枚とニュートラルとなった。引き続き、売り越しに転じるか注視している。

・Cスイス
 1,205枚買い越しも、相場追従型の買いと見ており、建玉は-1.6万枚売り越しと変わらず。

・ソシエテ
金曜の-6,038枚の超大口売り越しに対して、3,299枚と約半数を買い戻しているが、やはり相場追従の買戻しと見ている。

なお、本日の残価報告にて週末時点の建て玉が-7,000枚売り越しとなっており、本日の買い越しを入れても建玉は売り転となっている。

なお、ソシエテの総取引枚数は売り買いともに4万枚程度と、平時の3万枚を1万枚上回っていたため、限月別の内訳を確認すると1.5万枚の先物クロスが確認された。(このことから、金曜の先物クロスは解消されていないと思われる)



・野村
 3,448枚の大口買い戻しとなっている。

・ABNアムロ
 先物は大口売り越し、オプションについてはコール買い・プット売りとなっているが。28500コール売りは解消されておらず、いったん下に振ってくることが想定される。

  なお、本日のアムロの取引枚数は8.6万枚~9.3万枚と平時の5-6万枚を上回っており、ソシエテ同様に先物クロスを入れている。



日経平均の予想コメント 


本日の日経平均は、昨日記した「28,500円近くで始まった後も買戻しの流れとなるが、上値追いは続かず、その後は28,500円近辺での膠着」の予想どおりの結果となった。

日経平均終値は628円高・28,569円。

日経平均・日足チャートでは200日線割れの反発からギャップアップ上昇となったが、寄り付き後の上値が伸びておらず、あまり強さは感じられない。


テクニカル的には、7/8に空けた窓・28,480円~28,610円が抵抗帯として強く意識されていると見られるが、本日の売買代金は約2.4兆円と、金曜の3.3兆円からは見劣りするものとなっており、売り方の買い戻しが主体であったことを示唆していると見ている。

明日の見通しについては、今夜のダウが筆者想定どおりに下押しとなれば、日経平均は大きめのギャップダウンスタートになると思われるが、寄り付き安となった後は、直近の上昇モメンタムが強さから買われ、ある程度戻して引けると見ている。

なお、土曜にアップしたダウ平均の週間予想に次のとおり記した。

7/12週のダウ平均は週末の上昇分を利益確定する動きが出やすく、(中略)週初の月・火は続落が相当と見ており、25日線を下抜ける動きとなってもおかしくないと見ている。


したがって、日経平均の週内の見通しについては、従来の筆者予想どおり弱含むと見ている。

下値目処については金曜安値から本日の高値に対する38.2%押し・28,120円付近または半値押しの27,980円付近を想定しており、安値示現後は7月末に向けて25日線または75日線付近までの上昇をメインシナリオと見ている。


なお、半値押しの27,980円は、本日空けた窓埋め27,940円に近いことから有力な下値目処と思われる。

また、ソシエテ・アムロが金曜に建てた超大口先物クロスについては、解消されていないと見られることから、依然として金曜安値の27,500円付近への急落の可能性を残していると見ている。(週内または週明け?)

なお、今夜のダウ平均が筆者予想に反して堅調推移となった場合でも、+100ドル以内の上昇であれば週末安~月末高のシナリオは継続すると予想しているが、仮に100ドルを大きく超えて上昇した場合は、変化日を高値で迎える公算が高くなることから、一転、週末から来週初は急落警戒が必要と見ている。

※20:10追記
先週の記事にて、来週月曜の東京市場については休場と記したが、7/19・海の日が東京五輪開催に伴い7/22に移動となり、10/11・スポーツの日が7/23に移動となることを失念していた。
   
したがって、来週は、7/22(木)・23(金)の東京市場が2営業日休場となる。大勢に影響はないと見ているが、それでも休場明けにギャップが生じることは必至となりそうだ。

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