2021-07-20

今後の日経平均予想(7/20)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  27388.16 -264.58
  TOPIX     1888.89 -18.24
  出来高     10.8億株 
  売買代金  2.39兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 30.67
           TOPIX    34.69  
・RSI(14) 日経平均 28.07
          TOPIX    37.01

・騰落レシオ   78.92




【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均


昨日の記事にて「直近の下触れ値・34,200ドルあたりを試す」「
目先的には同バンド-1σ・34,000ドルでの価格維持力は強い」と記したとおり、昨夜のダウ平均は寄り付き後に34,200ドルを試して割れたことから一気に下落し、安値は33,738ドルまであったが下ヒゲで戻し、終値は33,962ドルと、34,000ドルを意識して引けた。


ただ、筆者予想どおりボリンジャーバンド-1σで下げ渋ることとなったが、筆者想定では2日~4日かけて下げる値幅を1日で下げたため、需給の乱れが生じていると思われる。

したがって、1-2日戻した後の再度の下値試しが想定され、その際に-1σを維持できるかが焦点と見ている。



 ナスダック総合指数


ナスダック総合指数についても、昨日の記事にて「MACDもゼロラインから下での推移と見ている。(-100程度まで低下か?)」と記したとおり、昨夜の下落によりゼロラインを割った。


ダウ平均同様に、目先は売り方の買い戻しにより戻る場面もあろうが、ほどなくMACD-100に向けて下落すると予想している。

ちなみに、-MACD-100は、概ねボリンジャーバンド-2σ・14,000P付近と思われる。






東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 


 ・ゴールドマン

差し引き68枚買い越しと、日経平均の大幅安には特段の興味はない模様。取引枚数も7,000枚弱の閑散となっている。

・Cスイス
-239枚売り越しと、GS同様に静観の構えとなっている。取引枚数は3,300-3,600枚と積極的な参加は控えられている模様。

・ソシエテ
-2,437枚の大口売り越しとなっている。特に、大きく下げた夜間は静観、本日日中に売りを出している点が注目される。取引枚数も5万枚近く、先物クロスも2万枚程度入れている。

・野村
 2,608枚買い戻しなっており、2営業日連座区での買戻し。

・ABNアムロ
 先物は2,486枚売り越しながら、オプションはややコール買い優勢。大口ショートプット27000を入れており、目先、27,000円割れの可能性は少ないと見ている?

なお、本日のアムロの先物取引枚数は売り買い・各15万枚と厚く、目測で8~9万枚の先物クロスが観測されている。




日経平均の予想コメント 


昨日の記事にて「火・水-もみ合い(小幅高 or 小幅安=100円前後)」と記したとおり、ダウ平均の-725ドル大幅安にもかかわらず、日経平均の下げ幅は限定的で、一時は前日比-70円安まで下げ幅を縮めた。

ただ、上述のとおり、筆者想定ではダウ平均は2日~4日かけて下げる値幅を1日で下げたため、日経平均終値は-264円安・27,388円と、想定よりも下振れとなったが、ダウ平均の下落幅(下落率)の半分程度と買い優勢の予想は的中している

ダウの下げ幅に対して日経平均の下げ幅が限定的であった理由は、これも昨日記した「休場前に大きく下落すれば買いたい向きが多い」日経平均の足元需給要因からの動きと見ており、けっして額面どおりに『強い』わけではないと見ていることはかねて記しているとおりである。

また、日経平均・日足チャートではMACD・ストキャスティックスともに、売られ過ぎ圏に達しているものの、もう一段の低下余地を残しており、微妙な位置にあると言える。


ストキャスティックスについては、「%D(3)」が「%K(5,3)」の下落に追いついておらず、乖離を広げていることからも来週の休場明けに動いた方向に弾みが付きやすく、仮に海外先物勢が仕掛けてくるとしたら下の可能性が高いと見ている。

また、騰落レシオは78.92、RSIは9日・14日ともに28%~37%と引き続き「売られ過ぎ圏の入口」に到達したばかりであり、依然としてオシレーター指標は低下余地を残していると見ている。

今後のシナリオとしては、まずは、休場明けにギャプダウンスタートとなり下値を確認後、切り返しての反発が考えられる。

この場合の下値目処は昨夜の時間外安値27,084円が基準になると見ているが、仮に27,000円を割れた場合には、(可能性は少ないが)超短期的に26,800円、26,400円あたりまでの急落となってもおかしくないと見ている。

一方で、直近の下げ幅は1,400円と大きく、MACDの形状から、いったんの反発後、再度下値を試す展開も考えられる。

この場合は、休場明けに想定とは逆にギャプアップスタートとなり、そのまま上昇するシナリオが想定される。

休場明けの日経平均の上下が何によって決まるかと言えば、それは海外先物勢の胸先三寸であるため、現時点ではどちらの想定にも理があり(ストキャも30%以下まで低下しており、次に想定される反発も月末までの短期的なものと見ていることを合わせると)、足元の水準にていったん上を目指すとシナリオにも相応の価値があると見ている。

(実際に、出来高薄の中、アムロとソシエテの2社が相場を動かしている感がある)

なお、仮に27,000円付近及び27,000円以下まで下落した場合の反発目処は安値から,800円~1,000円と見ており、足元の水準で反発した場合には28,200円~28,400円が7月末の高値となる可能性があると予想している。

明日の日経平均は27,500円~27,600円のもみ合いを予想しているが、焦点としては値動きとともに、どの程度の規模の先物クロスが入るかに注目している。


※21:30追記
上図は日経平均MACDの予想イメージとなる。 目先、反発となってもシグナル線に頭を抑えられて下降すると見ており、直近の下値サポートラインを突き抜ける下落となった場合は、これまで
の下値サポートラインがレジスタンスラインに変わるか、または下降するシグナル線に頭を抑えられると予想しており、目先反発は短命に終わる可能性があると見ている。

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