2021-07-06

今後の日経平均予想(7/6)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  28643.21 +45.02
  TOPIX     1954.50 +5.51
  出来高     7.9億株 
  売買代金  1.69兆円  

  
・RSI (9) 日経平均 36.48
           TOPIX    53.48  
・RSI(14) 日経平均 39.27
          TOPIX    45.23

・騰落レシオ   101.44




【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均


先週末の段階ではボリンジャーバンドは+1σを超える上伸となったが、目先的には+2σ到達は難しいのではないか?と見ている。




ダウ平均だけを見れば、MACDにも余裕があり上値余地が残っていると思われるものの、S&P500やナスダック総合指数の上値余地が乏しくなっていることから、いったんは下押しの可能性が高いと見ている。


S&P500については、32.4ポイント高(0.75%高)の7日続伸となり、7日連続での史上最高値更新となったものの、週末・金曜の出来高は細く、売り方の買戻しによる上昇の可能性が高いと見ている。



また、7日連続での史上最高値更新のうち、直近5営業日については出来高が漸減していることからも、実需買いの低下の中、売り方による買い戻しが指数を引き上げたものと見ている。


これらのことから、目先、ダウ平均は総じて弱めの推移になると予想しているが、依然として上昇トレンドは崩れていないことから、しばらくは天井圏のもみ合いに終始する可能性が高く、34,500ドル~34,900ドルをレンジとした方向感の乏しい値動になるのではないかと予想している。




 ナスダック総合指数


ナスダック総合指数についても、週末・金曜は指数こそ0.81%高とダウ平均の約2倍の上昇率となったものの、S&P500同様に出来高は明らかに細くなっている。


また、75日線との乖離率も直近の天井圏形成と同程度まで広がっており、RSI(9)は92.29%、RSI(14)は82.31%と買われすぎ圏に達していることから、目先的にはいったんの下押しを入れる局面と見ている。

ただ、ダウ平均同様に短期上昇トレンドを崩すには至らず、目先は14,000ポイントを下限としたもみ合い継続の中で、次の方向感をさぐっていくものと見ている。




東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 



 ・ゴールドマン
 引き続き小口の取引となっており、総取引枚数は売り買いともに各2,000枚と少なく、様子見となっている。

・Cスイス
  1,637枚買い越しと、大きめの買戻しを入れており、売り建玉は-1.25万枚と若干ながら売り縮小となっている。

・ソシエテ
小口買い越しながら、1万枚程度の先物クロスを入れており、目先、上下ブレを予感させる。建玉は5,000枚買い越しと薄い。

・野村
 -920枚と小口の売り越し。売り買いの総数も各2,000枚~3,000枚と前日より1,000枚減少となっており、参加者は乏しい。

・ABNアムロ
 先物は73枚買い越しながら、総取引枚数は売り買いともに4.1万枚と売り買い交錯、オプションについては売り買い交錯ながら、やや下優位?

 なお、ソシエテ同様に大口の先物クロスを入れている。





日経平均の予想コメント 


米国市場休場の中、昨夜の欧州市場の動きに注目していた。

欧州の主要指数であるドイツDAX指数について、昨日の記事にて「下げたとしても(三角保ち合いの)下限レンジ付近までで、以降は明晩の米国市場待ちとなる公算が大きい」と予想したとおり、寄り付き直後に同下限レンジ・15,530ポイント(前日比0.9%安)まで下落したものの、その後は持ち直し0.08%高での大引けとなった。


足元の時間帯では三角保ち合いの中間地点となっており、引き続きレンジ上限・下限を行き来か?

また、英FTSEは0.58%高の堅調、仏CAC40は寄り付きでの急落から 0.08%高に持ち直すなど、総じて堅調な値動きとなった。

これら欧州市場の底堅い動きを受けて、本日の日経平均は寄り高スタートとなったが、前日終値まで売られた後、+150円高まで切り返す値荒い展開となった。

ただ、売り買いともに手がかり材料不足感は否めず、今夜の米国市場動向を見極めようとの動きから、上伸後は直近の利益を確定する動きが優勢となり、日経平均終値は45円高・28,643円の小幅高にとどまった。

日経平均・日足チャートは、引き続き5-25-75日の主要移動平均線をすべて下回っていることには変わりないものの、ストキャスティックス(スロー)が売られ過ぎ圏での底練りとなっていることに加え、冒頭の相場概況に記しているとおり、RSI(9)も30%台に乗せていることから、あと一段の下落となれば、いったんの反発が予想される。


ただ、MACDがゼロラインから下での推移となっており、反発は短期的なものにとどまると見ている。

また、日経平均については、直近の動きからもわかるとおり、かなり明確に下値を切り下げる動きとなっていることから、今後も、もみ合いながらも緩やかな下降トレンドを描く可能性が高いと見ている。

なお、今夜(または明晩)のダウ平均は下押しとなっても100~200ドル安程度に収まると見ており、この予想どおりとなれば、日経平均の目先の下値は28,400円~28,500円(ザラバ28,400円割れ?)が目処となり、週末SQに向けて28,700円~28,800円をうかがう展開になると見ている。

(一方、今夜または明晩のダウ平均がもみ合いまたは小幅高となった場合、日経平均は週末SQまでは28,700円~28,800円のもみ合いの可能性が生じる

ただ、SQ通過後は再度売られ、来週央を目処に28,300円~28,400円または28,100円~28,300円を試すと見ている。

なお、筆者予想どおり来週央に28,300円~28,400円付近までの下押しとなった場合にはRSI(14)が売られ過ぎ圏の20%台に到達することが想定されることから、一転、買い戻しの動きとなり、月末付近までは強地合が続くと予想している。

しかしながら、月末近くか、または28,800円~29,000円接近では反発終了となる可能性があると見ている


※23:30追記
現時刻、ダウ平均は-280ドル安と筆者予想の100~200ドル安(5日線手前で下げ止まる想定)に対し、深押しとなっている。

仮に5日線を割り込んだ場合には、1日程度5日線でもみ合うか、または翌日も続落となり、想定していた価格帯水準が繰り下がる可能性が生じる。

この場合、週末SQに向けた反発が小反発にとどまり、翌週の下落へとつながると見られる。…いずれにしても、大引け値と日中足を見てからの判断となる

スポンサーリンク