2021-08-19

今後の日経平均予想(8/19)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  27281.17 -304.74
  TOPIX    1897.19 -26.78
  出来高    10.7億株 
  売買代金 2.38兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 34.64
           TOPIX    38.62  
・RSI(14) 日経平均 41.02
          TOPIX    42.28

・騰落レシオ   84.16




【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均


昨日の記事にて「ストキャスティックスの性格上、25%近くまで急低下する可能性があり・・・」と記したとおり、昨夜のダウ平均は-382ドルの大幅安となり、ストキャスティックスは50%を割り込んだ。


なお、「その際(ストキャスティックス25%到達の際に)にMACDがどこまで低下しているかが鍵になる」とも記したが、足元ではゼロラインを割り込んでおり、仮にストキャスティックス25%まで低下した場合には、MACD はゼロラインから下での推移が予想される。

また、一昨日、ダウ35,000ドルを「岩盤」と記したが、昨日の終値は34,960ドルと、わずかながら35,000ドルを割れており、仮に岩盤の35,000ドルを割り込んだ場合には、下図に示す位置まで下落する可能性が生じる。

(一昨日の35,120ドルで下げ止まらなかったことから、35,000ドルを明確に割り込む可能性がある


なお、ダウ平均のRSI(14)は46.4%と下げ余地を残している。

目先的には、ここから一段・二段の下げとなった場合、急ピッチな下落に対するテクニカルリバウンドが生じやすいが、買い戻し一巡では再度下押しに動く可能性が高いと予想している。




 ナスダック総合指数


昨日のナスダック総合指数は、想定していた「ポリンジャーバンド基準線での攻防」をあっさりと割り込み0.89%の大幅安となった。

今足元では同バンド-1σで下げ渋っているものの、
MACDはゼロラインを割り込んでいるため、目先は同バンド-1σ・MACDゼロラインでの攻防が予想されるものの、ダウ平均の下げが中盤あたりであるみとから、ナスダックについても厳しい展開が予想される。

なお、ナスダック総合指数のRSI(9)は昨夜の下落によって17.47%の売られ過ぎとなっているが、上述のとおりダウ平均・日足のRSI(9)は依然として売られすぎ圏入りしていないため、RSI(9)の一桁台突入も想定される。



東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 

・ゴールドマン

 差し引き6枚の買い越し、総取引枚数も売り買いともに2,000枚~3,000枚と様子姿勢となっている。

・Cスイス

昨日、3,250枚の大口買い越しにより、直近の売り越し分の大半を買い戻したCスイスの動向が注目された本日であったが、761枚買い越し(買戻し)の利益確定となった。建玉は-2.1万枚の売り越しと買戻し余力がある。

・ソシエテ
761枚買い越しではあるが、建玉は1,600枚余とほぼニュートラルな手口となっている。

・バークレイズ
 1,225枚売り越しと利益確定売りを進めているが、建玉は3.6万枚の買い越し。JPモルガンに次ぐ買い筆頭。

・野村
 1,426枚の比較的もとまった買戻しとなっている。

・ABNアムロ
 先物は-803枚の売り越し、オプション,もコール売り・プット買いが目立っており、連日の下目線となっている。
 
上記以外の先物参加者は次のとおり。
引き続きJPモルガンの買いが目立っているが、大勢としては売り越しが多数。





日経平均の予想コメント 


昨夜の追記にて、(本日は想定以上に戻しているものの)目先的な下値の可能性はあると見ている」と記したとおり、本日の日経平均はダウ平均の終盤の大幅安により寄り付きでは-260円ほど下げ、戻りを試したが、再度売られ、-304円安・27,281円の大引けとなった。

また、昨日記した「日経平均・日足チャートでは、本日の反発は昨日の陰線の範囲内であり、自律反発の域を出ていない」との見方も的中した。

本日の大引け時点での日足チャートでは、MACDは下降継続、ストキャスティックスは売られ過ぎ圏での底練りと、筆者想定どおりの展開となっている。


今後の見通しとしては、週内については27,000円~27,100円が下値目処と見ているか、来週以降については、日曜にアップした「短中期日経平均予想」に記した保ち合いレンジ下限・27,000円(~26,800円)が下値目処となる可能性がある。

(日本時間夕刻からの欧州株の下落により、日経先物が27,000円割れとなっており、米国市場の結果次第では、明日にも27,000円割れが示現する可能性がある)


また、日曜にアップした「短中期日経平均予想」に記した「勢い次第では26,200円程度へのオーバーシュートはあり得る」と記した予想についても、ダウ平均が35,000ドルを割れてきたことで達成の可能性が生じている。

なお、6/15-の例では日経平均・日足チャートにおけるギャップダウンによるダメ押しの下げが入ってところで、MACD・価格はいったん反発に向かっており、今回も小異はあっても似たように展開になると見ている。

(左図は昨日掲載したMACD予想のアップデート版となる)

ただし、自律反発後はシグナル線に頭を抑えられてMACDが再低下となり、価格も目先の安値を割り込むことになると予想している。

この予想や他の指標を織り交ぜ、毎日曜に作成・公開している「日経平均予想イメージ図(下図は部分)」は以下のとおりとなり、ここまでのところは概ね筆者想定どおりに進行している。


目先予想としては、引き続き目先の安値は週末~週初(2~3日後ろズレすることはあり得る)に訪れ、自律反発の終点は8/27~31、次のボトムは9/3頃(9/3-6?)と予想しており、9月のボトムで上述の26,200円~26,400円示現の可能性があると予想している。

※「ダウ平均予想」記したとおり、ダウが短期下落トレンド入りしていることから、日経平均は思わぬ安値を叩く可能性がある点に注意したい。

なお、足元のオシレーター系指標は冒頭に記しているとおり、騰落レシオは84.16%、RSIは9日が30%台中盤、14日が40%前半と、売られすぎ圏入りが近づいている。

※20:30追記
仮に、明日の日経平均が足元の27,000円前後まで下げた場合の想定騰落レシオは74%、RSIは9日が25%程度、14日が44%程度と、目先的には反発が期待できるところとなる。ただ、(あくまで感覚的な感想であるが) 下げのダイナミズムといった点ではやや日柄が不足しているように感じる。明日以降、2~3日程度の安値もみ合い(ジリ安)または価格のさらなる調整が必要か?

※21:30追記
現時刻のダウ先物は-315ドル安で推移している。仮に今夜のダウ平均が下げ幅を大幅に縮める結果にならない限り、明晩・週末のダウ平均は処分売りが出てくるのではないか?と懸念しており、これが目先的な日経平均の反発を阻害する要因になりやすいと感じる。

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