2021-08-18

今後の日経平均予想(8/18)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  27585.91 +161.44
  TOPIX    1923.97 +8.34
  出来高    9.4億株 
  売買代金   2.18兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 50.07
           TOPIX    51.49
・RSI(14) 日経平均 50.08
          TOPIX    51.22 

・騰落レシオ   93.20




【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均


一昨日及び昨日の記事にて「一服場面が近いことを示唆している」「25日線との乖離も直近でスピード調整の開始位置まで広がっている」と記したとおり、昨夜のダウ平均は-282ドル安・35,343ドルの大幅安となった。

日足チャートにおいても、MACDに陰転の兆しがあることに加え、ストキャスティックスは100%から75%に急低下しており、目先、調整局面が続くことを示唆している。

通例では、ストキャスティックスの性格上、25%近くまで急低下する可能性があり、その際にMACDがどこまで低下しているかが鍵になる。


ボリンジャーバンドでは+1σを割り込み、基準線近くまで下落したものの、基準線タッチには至らず下ヒゲで返っている。

ただ、陰線引けとなっているだけに上値は重く、目先のもみ合いを経て、基準線を試す展開になりやすいと見ている。

なお、基準線は35,000ドル付近に位置しており、昨夜の安値は35,120ドルであったことから、再度、下押しの際に35,120ドルで下げ止まるならば、目先の安値となる可能性がある





 ナスダック総合指数


一昨日・昨日の記事にて「ポリンジャーバンド基準線での攻防に移る可能性がある」と記したとおり、昨夜のナスダック総合指数は、基準線を割り込んだものの、大引けでは基準線に接近してトの引きを終えた。

今夜のナスダックが基準線を捉えることができるかが目先の焦点と見ているが、MACDはゼロラインタッチを果たしたことから、目先はゼロラインの攻防となり、同バンド基準線を挟んだもみ合いを予想している。

なお、ナスダック総合指数のRSI(9)は昨夜の下落によって20.53%の売られ過ぎ圏入りしているため、もみ合い後は、上値は重いものの早期に自律反発に移行すると見ている。







東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 


 ・ゴールドマン

 差し引き-32枚の売り越しと様子姿勢となっている。

・Cスイス

3,250枚の大口買い越しにより、直近の売り越し分の大半を買い戻した模様。

・ソシエテ
888枚買い越しにより、わずかながら建玉を買い越しに。明日以降の手口が注目される。

・バークレイズ
 差し引き-23枚売り越しと様子見姿勢となっており、少なくとも本日を買いの急所とは見ていない模様。JPモルガンと並ぶ買い筆頭。

・野村
 -597枚の小口売り越しとなっている。

・ABNアムロ
 先物は-1,473枚の売り越し、オプションは売り買い交錯も、プットショートの手口が目立っており、下値については限定的と見ている?



 
上記以外の先物参加者は次のとおり。
JPモルガン、三菱UFJモルガンと買い方の買いが目立っている。




日経平均の予想コメント 


昨日の記事にて「日柄的に明日・明後日ボトムの可能性は低くなったと思われ、(明日については中段保ち合いとなり」と記したとおり、本日の日経平均は前日夜間での深押しの反動から買い戻し優勢となり、6営業日ぶりの反発となった。

(・・・「中段保ち合い」と言うにはやや戻りが大きかったが、引き続き、下落トレンドは進行中と見ている)

 なお、「ダウ平均予想」に記したとおり、昨夜のダウ平均が35,120ドルで反発となったことから、超目先的には反発(あや戻し)の可能性が生じているものの、下値懸念は引き続き継続していると見ている。


そのため、日経平均についても昨夜、ダウが35,120ドルを示現した際の27,241円で目先の安値をつけた感触はあるものの、再度、 週末~週初にかけてボトム形成に向かう可能性を残していると見ている。

日経平均・日足チャートでは、本日の反発は昨日の陰線の範囲内であり、自律反発の域を出ていない。


また、ストキャスティックスについては14%前後と売られ過ぎ圏にはあるが、ストキャスティックスは、その性格上、上下ともに張り付きやすい指標であり、筆者想定においても足元では底練りを想定している。

なお、MACDについては、直近上昇の半値押しに達していないため、目先的にもあと一段・二段の下落余地が残っていると見ており、今後は6/15以降の動きと同ど動きとなる可能性が高いと見ている。

(今回のチャートに6/15以降のチャートを並列させると、左表のとおりとなる)

MACDのピークからの陰転とともに価格が下落し、ギャップダウンによるダメ押しの下げが入ってところで、MACD・価格はいったん反発するものの、シグナル線に頭を抑えられてMACDが再低下となり、価格も目先の安値を割り込むことになると予想している。

なお、MACDは直近低下幅の半値戻しでピークを打ち、倍返しの低下で反発しており、今回も同様の動きを予想している。

具体的な日柄予測については、毎日曜にアップしている「短中期日経平均予想」に
記しているとおり、目先の安値は週末~週初、自律反発の終点は8/27~31、次のボトムは9/3頃と予想している。

(ただ、本日の反発幅が想定よりも大きかったため、明日または週内の日経平均は足元の水準でのもみ合いが予想され、今後の日柄については、もみ合い分の1日~4日ほど後ズレする可能性がある)

いずれにしても、足元の日経平均は中期的な安値圏にあるものの、非常事態宣言の続出や、さらなる外出規制を求める声が強いことから、目先的にはGDPを引き下げる方向に動きやすいことが予想されることに加え、首相候補者不在による総選挙への不安が重くのしかかっている。

そのため、売られ過ぎでは買われるが、上値を追って買い上げる主体が不在のため、当面は6週線27,800円~28,000円を上限とする下向きのレンジ相場が続くと予想している。


※19:50追記
書き忘れたが、昨日ナイトの27,241円は、筆者が第1下値目途として挙げていた7/30安値・27.272円を達成しており反転上昇の資格を有しているものの、時間外であること(先物・オプション勢の参加者が限られている=十分に仕込まれていない)や、日柄不足の点から、現時点においては目先的な下値の可能性はあると見ている…。

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