2021-08-17

今後の日経平均予想(8/17)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  27424.47 -98.72
  TOPIX     1915.63 -9.35
  出来高      9.5億株 
  売買代金   2.06兆円 
  
・RSI (9) 日経平均 40.87
           TOPIX    41.03
・RSI(14) 日経平均 40.64  
          TOPIX    44.00

・騰落レシオ   89.57




【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均

昨夜のダウ平均は、寄り付きはアジア・欧州株安により下振れたものの、徐々に買い優勢となり、+110ドル高・35,625ドルと上昇して引けた。

ただ、MACDについては、過去3ヶ月の高値位置まで上昇しており、ストキャスティックスは100%に近い買われ過ぎの位置でのもみ合いとなっており、引き続き、目先、一服場面が近いことを示唆していると見ている。

また、25日線との乖離も直近でスピード調整の開始位置まで広がっている。


なお、S&P500のMACD・ストキャスティックスについてもダウ平均と同様の位置にある。


また、S&500のRSI(9)は昨夜時点で74.28%であるが、今晩以降については、前日比変わらずであっても90%台に上昇するため、目先的な過熱感は否めないであろう。



 ナスダック総合指数

先週土曜の「週間予想」にて「ポリンジャーバンド基準線での攻防に移る可能性がある」と記したとおり、週明けのナスダック総合指数は、寄りつき後に基準線を割れた後に、下ヒゲで返り、基準線と+1σの中間で取引を終えた。

なお大引けは-0.2%安となった。



引き続き、ポリンジャーバンド基準線での攻防に移る可能性があると見ており、MACDはゼロラインまで下降した後に、もみ合いに移ると予想している。

なお、ナスダック総合指数のRSI(9)は足元で50%台、今夜以降は30%~40%での推移が予想されることから、ダウ平均に比べて大きく下げる余地は少ないと予想している。





東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 


・ゴールドマン
 前日・前々日の-1,946枚・-1307枚売り越しに対し、本日は買い越しも1,032枚と約3分の1。

・Cスイス

本日、799枚買い越しも、GS同様に未だ道半ば?

・ソシエテ
761枚買い越しにより、直近の売り越しについてはほぼ買い戻しており、建玉をニュートラルに戻しており、明日以降の手口が注目される。

・バークレイズ
 -1,250枚のリスク回避売りにより建玉を3.7万枚に縮小している。JPモルガンと並ぶ買い筆頭。

・野村
 1,426枚の利益確定の買戻しとなっている。

・ABNアムロ
 先物は-807枚の売り越し、オプションも大量のコール買いを解消しており、リスク回避に動いている。

 
上記以外の先物参加者は次のとおり。
全般的にリスク回避売りが目立っているものの、買い筆頭のJPモルガンは1,831枚の買い越しとなっている。




日経平均の予想コメント 


昨日の記事にて、7/30安値からのリバウンドは8/12に終了した可能性が高く、目先、軟調な展開になりやすいと記したとおり、本日の日経平均はダウ平均の110ドル上昇にもかかわらず、先物ナイトの終値を維持できず、寄り天から-200円下落となった。

日経平均・日足チャートでは、5日線・25日線・75線の下方パーフェクトオーダーが完成しつつあり、目先、一段・二段の下落となってもおかしくないと見ている。


なお、ストキャスティックスは売られ過ぎ圏の25%に達したものの、MACDは陰転初動にあるため、依然として下げ余地を残していると思われる。

また、TOPIXの戻りが鈍くなっており、海外勢の先物の主流がTOPIXであることを考慮すれば、足元の水準から大きく戻していくことは考えづらく、戻りはあっても短期的な下落トレンドを覆すには至らず、もうしばらく下値模索が続くと予想している。

先物手口においても、本日はまちまちとなっているが、直近の売り越し分を買い戻しておらず、値ごろ感が出るまで(ショートに相応の利益が乗るまで)は売り乗せが続きやすいと見ている。

なお、今後の予想については、本日の日中値幅が約330円と比較的大きかったことから、日柄的に明日・明後日ボトムの可能性は低くなったと思われ、(明日については中段保ち合いとなり) 週末~週初にかけて目先のボトム形成の可能性があると思われる。

値ごろ的には、同様の理由や、目先ダウ平均の下げ余地が残っていると見ていることから、昨日記した27.300円処(正確には7/28安値・27,272円)を割れた場合には、もう一段の下落(27,000-27,100?)も考慮する必要があると見ている。(下図)


なお、かねて記しているとおり、目先的には今週末~来週初にリバウンド開始となったとしても、MACDはデットクロスの初動にあることから、自律反発に過ぎず、売り方の買い戻し一巡後は、9月初めに向けて再下落に転じると予想している。

なお、筆者想定どおり、来週想定の自律反発を挟み再下落となった場合には9月初めに27,000円割れ(26,500付近?)示現の可能性が高いと見ている。


※21:10追記
現時刻のダウ先物は35,400ドル。今回の一撃で来るかどうかはわからないが、ダウ平均35,000ドルまで、あと400ドルに迫っている。

目先的には35,200ドル付近、(日経平均は心理的な節目27,000円)でいったん下げ止まると見ているが、35,000ドルはかなり岩盤と思われるだけに下げ止まりのターゲットになりやすいだけに、仮にダウが35,000ドルまで来た場合の日経平均は、現時刻の日経平均27,280-400=26,880(26,800)の想定もあり得ると見ている。 

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