2021-08-16

今後の日経平均予想(8/16)


【本日の相場概況】

   ※RSIは高精度で天底を示唆

  日経平均  27523.19 -453.96
  TOPIX     1924.98 -31.41
  出来高      10.3億株 
  売買代金  2.32兆円 

  
・RSI (9) 日経平均 39.52
           TOPIX    41.24
・RSI(14) 日経平均 44.75  
          TOPIX    49.83

・騰落レシオ   87.19




【日米市場の現況と今後の予想


 ダウ平均


ダウ平均のMACDについては、過去3ヶ月の高値位置まで上昇しており、ストキャスティックスは100%に近い買われ過ぎの位置で陰転の兆しを発しており、目先、一服場面が近いことを示唆していると見ている。

なお、S&P500のMACDについては、引き続き横ばい継続となっており、日柄調整をこなしていると見える一方、ストキャスティックスについては過去の買われ過ぎからの陰転ポイントに差しかかっており、一服場面が近いと見るのが妥当と思われる。


また、S&500のRSI(9)は週末時点で81.05%と買われ過ぎ圏の80%を超えており、三営業後には90%に達することが想定されることから、目先的にも過熱感が漂い始めている。

(ただ、RSI(14)は60%台であることから、深押しせずに目先、過熱感を冷ました後に再上昇のシナリオは残る)


なお、週末の米国市場でダウ平均の上昇率に劣後していたS&P500の日足チャートでは、ストキャスティックスが買われ過ぎ圏の入口となる75%でもたつきを見せており、MACDについても、もみ合いから抜け出せないところである

したがって、今週のダウ平均・S&P500は、ともに反落が相当と見ており、今週のダウ平均の週間予想レンジについては上値目処が35,600ドル~35,700ドル、下値目処は25日線・35,000ドル付近と予想している。





 ナスダック総合指数


引き続きMACDに下方転換の兆しが現れていることから、いったんはゼロラインまで下降し、ゼロラインでのもみ合いに移ると予想しており、価格については、ポリンジャーバンド基準線での攻防に移る可能性があると見ている。


また、ダウ平均とナスダック総合指数との間に高値日のズレが生じていることは、米国市場の変調を示唆していると見ている。

また、週末のローソク足は十字足となっていることから、昨日も記したとおり、月曜休場前の週末とあって利益確定売りが優勢となる可能性があると見ている。




東京市場・日経平均


先物・オプション手口集計・考察

  データの集計方法の詳細 → こちら
  先物・オプション手口集計(先行更新) → こちら 

(本日は前週末時点の残高報告を受け、先週末の建玉残の一部修正を行っています) 

・ゴールドマン
 -1,946枚売り越しと、連日のまとまった売りとなっている。

・Cスイス

-4,818枚の超大口売り越しとなっており、本日の下げを主導したと見られる。8/5-6の買い越し計4,000枚(日経平均27,500円~27,700円)以降の反発で約4,000枚売り越しており、直近合計は売り越しに転じている。

・ソシエテ
-1,063枚売り越しとながら、相場追従の範囲内と見られるが、建玉はわずかに売り越しに転じており、明日以降の手口が注目される。

・バークレイズ
 -250枚の小口売りと強気を崩していない。JPモルガンと並ぶ買い筆頭。

・野村
 -1,910枚の大口売り越しとなっており、Cスイスとともに売り主導となっている。

・ABNアムロ
 先物は479枚の買い越し、オプションは強気?



 
上記以外の先物参加者は次のとおり。
買い筆頭のJPモルガンの-1,808枚売り越しに見るように、リスク回避売りが目立っている。




日経平均の予想コメント 


昨日の記事にて、(金曜・先物ナイトの安値引けは)「下降する25日線・27925円を下回ることを意識した下落誘導であると思われる」と記したとおり、本日の日経平均はギャップダウンスタートとなり、一時は前日終値比-550円安まで売られた。

また、同じく昨日記した「直近での7/30安値からのリバウンドは8/12に終了した可能性が高い」感触が高まっている。

本日の日経平均終値は-453.96円安・27,523円。

これにより、日経平均・日足チャートでは25日線を大きく下放れ、8月初旬に下値固く推移した27,500円水準を試しに来ている。


なお、MACDはシグナル線を下抜くデットクロスの初動にあることから、もみ合いとなるか、またはデットクロスを明確にしてくるかのいずれかが考えられる。

ただ、ストキャスティックスは、本日の下落幅が大きかったため、40%付近まで低下していることから、目先的な下げ幅は限られていると見られ、昨日アップした「週間予想」に記した27.300円処(正確には7/28安値・27,272円)でいったんは下げ止まる公算が高いと見ている。

今後の筆者予想としては、昨日アップした「今後の日経平均予想イメージ(部分)」を予想しており、本日の値動きを反映したものは左図のとおりとなる。

具体的には、8/19(木)~8/23(月)のいずれかで、いったん反発すると予想しており、仮に明日も続落で200円程度の値幅が出れば、明後日(またはその翌日)が目先転換となる可能性がある。

一方、明日及び明後日がもみ合い、または小反発となった場合には、週末~週初にかけてボトムの可能性があると見ている。

ただ、(イメージ図に示したとおり) 反発は値幅・日柄ともに限定的となる可能性があり、あや戻し後は引き続き9月初めに向けて再下落に転じると予想している。

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